4本立て
1本目
何か月か前に、スポーツジムに通う頻度が週1だと筋力体力は緩やかな後退で、週2で現状維持、週3でやっと緩やかに上向くイメージだと書いた覚えがあります。
年齢も関係するでしょうけども、30代の私のイメージだとそんな感じ。
年齢だけではなく、今現在の筋力体力も関係することでしょう。
それこそボディービルダーなんかが体型を維持しようとしたら、毎日トレーニングしなきゃいけないでしょうからね。
特に深い理由は何も無いのですが、単にキリが良いからという理由で「ベンチプレス100kg!」っていう目標を5年くらい前に掲げた私。
一時期80kgまで行くも、その後怪我やら忙しいやらでトレーニングをサボってたら一気に下がってしまった。70kgまで戻してくるも、そこからは伸び悩んでいる状況です。「今の週2くらいのペースだと、ここが限界なのかなー」とか思っております。
ちょくちょく言ってますが、こういう風に数値に出るってのは分かりやすくて良いですよね。
成長や退化、調子の良し悪しってのがすぐに分かるし、過去との比較もすぐに出来る。
さて。球撞きはどうでしょうか。
A級を目指すきっけー氏は何名かのプロにアドバイスを仰いできたらしいのですが、その時に赤狩山Pには「週3は撞かないと上手くならない」と言われたそうな。
私は赤狩山Pの言葉に賛成なのですが、やる気C級なキッケー氏は、週3も練習したくないらしい。
「赤狩山Pのレベルならそうかもしれないけど」と言うきっけー氏。
筋トレの例と同じく、私くらいのビリヤードの腕前でも週2で現状維持、週3でやっとちょっとずつ前進するかなぁっていうイメージです(もちろん、頻度だけじゃなくて1回あたりの時間も関係してきますけど、それはおいといて、アバウトなイメージとして)
きっけー氏くらいの腕前だとどうだろう。週1で前進出来る?
きっけー氏は「週1でも上手くなっちゃう自分凄い」とか良く言ってますけど、週1でも前進出来てしまう程度の腕前ってことなんじゃないですかね。。。
ってか、本人曰く、週1くらいだと「週1だし、ちゃんと撞こう」という気になれるけど、週に2回も3回も撞くと「どうせまた数日後に撞くし」という気になってダラけちゃうらしい。
センスねぇ。。。w
やる気C級のきっけー氏を、やる気B級にするにはどうすればいいのでしょうか。
2本目
私が球を始めた頃に比べて、クラスが増えたなーとか、クラス観が変わったなー思うことがしばしばあります。
まずビギナー。
私が始めた頃にもビギナーというクラスはありましたけど、対象になるのは本当の本当の初心者。初めて球を撞くとか、数回遊びでやったことがあるとか、その程度のプレイヤーのことを指していました。
今はビギナー枠が確固として存在していて「球歴半年なのでビギナーですぅ」とか「まだC級は名乗れない」だとかいう声を度々耳にします。
「C級を名乗れないってなんだよ」「球を始めたらC級だよ」って思っちゃうのですが、今の人のクラス分けだとC級になるまでにも壁があるんですかねぇ。。。
続きましてSBやらSCやら。
私がB級をやっていた頃は、優勝10万円のBC戦が頻繁に行われていたこともあって、クラス詐称問題が今よりも苛烈だったと思います。
ハウスにしても公式戦にしても、賞品や商品券じゃなくて現金でしたしねぇ。分かりやすく、金が絡んでくる。
SBというクラスは当時からありましたけど、当時は一部の人たちのために仕方なく作られたクラスって感じでしたが、今はあまりにも公然としてません?
一度SBなんていうクラスを誰かが作っちゃったもんだから、逃げ道として利用され始めちゃってんですかねぇ。
聞くところによればSSBなんてのもあるらしいし。
そして、SCなんてのは私の頃にはありませんでした。
そしてSA。
なんか、ずいぶんと価値が下がってますよね。
以前に書きましたが、昔は「2つ以上のタイトルを持っているのがSA」だったそうです。
私のイメージはもう少し低くて「タイトル保持者」です。1個以上。特定のアマチュア公式戦及びオープン戦で優勝した経験がある人っていうイメージ。
けど近年は、ローカルな公式戦でも優勝したらSAとか言われるし、ハウスSAまでSA扱いじゃないですか。
それどころか場合によっては「A級の中でも上手い人」くらいの感じで使う人までいる。
Aクラスプレイヤーの上位1/3くらいは全員SA、みたいな(;・∀・)
クラス観の乱れは一体どこから始まってしまったのでしょうかね。
私が球を始める前にはCクラスも無くてAとBだけな時期があったってな話を遠い昔に聞いたことがありました。
それ以上の詳しい話は聞いたことが無かったんですが、この間小耳に挟みました。
何やら元々はAクラスのAはアマチュアのAで、BクラスのBはビギナーのBだったらしい。
しばしば、Bクラスプレイヤーが自虐で「自分はBクラスですから。ビギナーのB!」とか言ってる場面に出くわしますが、ネタとかじゃなく、昔は本当にそうだったみたい(笑)
プレイヤーとしてちゃんと球を始めたら、全員がAクラス(アマチュアクラス)だったってことでしょうか。
その頃は「Aなんて最高位でもステータスでもなんでもなく、ただのアマチュアってことだった」とのこと。
たまたま偶然、AmateurのイニシャルとBeginnerのイニシャルがABと並んでしまったからCと続けてしまったんでしょうかね。
noviceってことでNクラスにでもしておけば、Cクラスなんて出来なかったのかも?
クラス分けは、分けるなら正確に細かく、それが出来ないなら全員ノーハンデが良いと思っている私。
現状のクラス分けは中途半端もいいとこですから、細かく分けられないくらいだったら、昔ながらのAとBの方が良い気がするなぁ。
3本目
この間1人転がしをしていた時に「今日は調子いいなー」と感じた時に思ったこと。
その時なぜ調子が良いと感じたのか。それは恐らく「気持ちよくインパクトが出来てる」からだったと思います。
ショットタイミングが合っていて、気持ちよく撞けている。撞いていて心地が良い。だから「調子が良い」と感じた。
「球が良く入った」とか「手球がバッチリだった」とか、そういう結果の面じゃなかったわけです。調子が良いと感じた理由が。
そんなもんだから「一人転がし中に調子が良いと感じても、相撞きで調子の良い球が撞けるとは限らんなー」なんて思ったわけです。
たぶん、相撞きや試合前の練習として一人で転がしていた時でしたら実戦的な練習をするので、一人撞き中と相撞き中の「調子の良さ」がある程度連動すると思うんですけど。
相撞きの予定もなく、一人転がしでビリヤードを楽しんでいる最中の「調子が良い」は、勝負の面ではあてにならなそうw
4本目
ひとえにビリヤードプレイヤーといっても趣向は様々なわけでありまして、「自分の趣向こそが正義だ」と主張するのは無駄ですし、他人は変わりませんし、自分も変えられませんし、「色んな人がいるよなー」くらいの感じでやってりゃ良いと思います。
声を大にして持論を主張する人は面倒ですし、他人の否定までし出したら余計に邪魔ですので、そういう人とは共存出来ませんけどね。
趣向が違うってだけであり、持論を押し付けたり他人を否定したりしなければ、共存できるんじゃないかと思うんですけどね。
同じ球屋に共存しようがない趣向の違いってのもあるわけです。
賭け球好きと賭け球嫌いとなったらどうでしょうか。
どちらとも相手に合わせる気が無いとなれば相撞きは出来ませんけども、一緒に撞かなければ良いだけです。同じ球屋で別々に球を撞くことは出来ます。
私も賭ける賭けないで趣向が合わずに、普段全く相撞きしない相手ってのは多いですけど、同じ球屋で球は撞きますし、世間話で盛り上がったりもします。相撞きはしないってだけ。
んが、愛煙家と嫌煙家となったら。
禁煙の球屋であれば愛煙家も分かってて来店するわけですから共存出来ますし、分煙も同じ。
が、喫煙可の店となると、嫌煙家は吸って欲しくないし、愛煙家は別にルール違反をしているわけじゃないんだからって話になるし。
煙草の煙ってのは店に漂うわけですので、同じ店での共存が出来ないわけであります。
禁煙・分煙の店が多数あるのであれば、あえて喫煙可の店に行く嫌煙家は予め覚悟して行くわけですから文句は言えませんけども、現状では禁煙・分煙の店は少ない。嫌煙家も喫煙可の店に行かざるを得ない状況です。
嫌煙家は煙を煙たがり、愛煙家は文句を言ってくる嫌煙家を煙たがり、共存が出来ません。
また、騒がしさってのも同じだと思います。
静かに撞くのが好きって人と、騒がしく撞くのが好きって人がいます。
後者は前者が近くの台で撞いていても悪影響はありません。騒がしく撞きたい人にとって、静かに撞いている他者が邪魔になるわけではない。
が、前者は後者が近くの台にいたら耐えられません。音は店中に響くから。
煙草と同じです。五感にうったえてくるから、許容しようがない。
迷惑をかけるのが「お互い様」だったらまだ我慢できるでしょうが、一方的となったらね。我慢にも限度がありますよね。
同じ球屋内での棲み分けにも限界があるよなー。
煙草繋がりで余談ですが、いつぞや歌舞伎町内の喫茶店におりましたら、夜のお仕事に携わっているであろうお姉さま方が「普通のタバコは良いんだけどさー。アイコスの臭いはマジ無理」「わかるー!」みたいな会話してました。
私も分かるーーー!w
前にも1度ネタにしたと思います。私は電子タバコのことを全く知らないので、どの種類の物があの臭いを出してるのか分からないんですけど、耐えられない臭いを出す電子タバコがある。前も同じ表現をしたと思いますが、掃除してない便所の臭い。。。
普通の煙草は目が乾くとか健康に悪いと気にしてしまうとか、そういう気になり方です。葉巻や甘ったるいフレーバーの煙草じゃなければ、臭い自体が気になるわけじゃないです。むしろ良い香りだと感じる銘柄もあるくらい。
けれど、特定の電子タバコはメンタルを鍛えてどうにかなるものではない迷惑さ。鼻をふさぐわけにもいかないし。
健康面への被害という意味では軽減されているのかもしれませんが、球撞きへの集中を害するという意味では何倍増しにもなっています。
喫煙可の店に行く時はある程度煙草の煙を覚悟して行くのですが、あの電子タバコの臭いには想定外のダメージを与えられるんだよなぁ。