鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

上の人を遠ざける

 

1677文字

 

1本目

 

私、歳上と親しくするのが困難です。

 

たとえ相手が「歳上だからって気遣わなくて良い」「タメだと思ってくれて良い」と本気で思っていたとしても、私は無理。壁を作ってしまう。

 

たとえ歳上だろうが人間性に難のある人は思いっきり見下す私ですが、人柄の良い歳上となると「目上である」「自分よりも上の存在である」という意識が強く働いてしまって、どうしても一定以上に近づくのを拒んでしまう。

 

相手の方が私と親しくなることを望んでくれても、私の方が拒絶してしまう。

 

人柄良く、物腰柔らかで、それでいて抜けているところがあるような親しみやすい歳上の方であっても、一定の距離を取ってしまう。

 

「親しき仲にも礼儀あり」をしっかり守れているというならば良い話でしょうが、礼儀を気にしすぎて親しくもなれない。

 

  1. 親友
  2. 友人
  3. 知人

 

親しい方から順にこういう枠があったとして、歳上はどこまで行っても友人枠以上に入らない。知人にしかならない。

 

失礼な話ですよね。相手は私と友達だと思ってくれているのに、こっちは相手のことを知人だと思っているってんだから。どうしても「自分なんかが友人だと思うのはおこがましい」という気持ちになってしまう。

 

漫画の世界に出てくる、根暗で卑屈な陰キャを地で行く私です。。。。



これが「歳上」だけじゃなくて、趣味の世界での上級者に対しても同じなのです。

 

歳上の上級者だったら特にですが、歳下であっても私よりも遥かに上手い相手となると「自分よりも上位の存在である」「自分なんかが親しくしていただくのは申し訳ない」という気持ちが前面に出てしまう。相手が親しくしてくれようとしても、私は一歩下がってしまう。



この性格のせいで自分の人生損をしている場面があると感じるし、人に迷惑をかけてしまうこともある。

 

直したいんですけど、なぜ自分がこうも小物なのか原因が良く分からないし、どうすれば直せるのかも分からん。




2本目



ある日、複数の友人のボーンヘッドっぷりに足を引っ張られる場面がありまして、「なんで自分の周りはこんなのばっかなんだ」とかボヤきたくなったのですが、ふと我に返りました。「自分のせいなのかもしれない」と。

 

非常に情けない話(と言いつつ共感が欲しい話でもある)ですが、自分よりもあまりに優れている相手とだと、自分が負い目を感じたり話についていけなくなったりするので、付き合いづらい。

 

逆に、あまりに劣る人とも付き合いづらい。自分より大きく劣る人を見下して蔑んで喜ぶような人もいるのでしょうが、私にはそういう趣味はないし、あまりに劣る人を見るとイライラしちゃうので無理^^;

 

付き合いやすいのは自分と近いレベルの人です。「ちょっと上〜同じくらい〜ちょっと下」くらいの人。

 

自分と近しいレベルの人を選んで友達付き合いをし、そうして選んだ友人に足を引っ張られるってことは、結局は「自分がそういうレベル」ってことなんですよね。

 

ミスをされたくないんだったら「もっと高いレベルの人と付き合えば良い」という話になる。それを避けているのは自分だ。



私はなぜ高いレベルの人と付き合わないのだろうか。

 

仕事の面だと、あまりに意識の高い人達が相手だと「自分が惨めに感じる」ってのはあると思います。「自分が情けなく感じる」とか「馬鹿にされている気になってしまう」とか「恥をかきたくない」とか、そういう気持ちがある気がする。

 

一方で趣味の場だと、別に自分が下手であることで惨めに感じることはないです。「下手な自分が許せない!」と思うほどの熱量もないのでw 

 

で、1本目の話の続きなんですけど、なぜ私が歳上やハイレベルな上級者と距離を置こうとしてしまうのか、原因がさっぱり分かりません。

 

繰り返しになりますが、仕事とは話が違う。趣味の場では腕前で劣ったとしても別に惨めな気持ちになったりはしない。ひがんだりもしない。

 

じゃぁなんでハイレベルな人を相手にATフィールドを展開するの?



耳障りのいい建前は色々浮かぶんですけど、たぶんそれらは本音じゃない。何かしら自己中心的な本音が何かあるはず。でも、それが良く分からないんだよなぁ。