2344文字
2.5本目
昨日の続き
Hさんとの相撞き中、ブレイクの当たりの良さを覚えた私はHさんに速度測定を依頼。
で、測ってみたら40kmをちょっとだけ越えてた。私は「やっぱり出てたんだ」と思い、Hさんは「えっ?」ってなってた。
40km出ていることに私がしばらく気づかなかったのは
- 自分が40kmを出せると思っていない
- 40kmを出せた経験がほとんどないから、40kmの音を聞き慣れていないし、感覚もない
これらが理由だと思います。35kmくらいまでなら自分のブレイクの音として聞き慣れているのですが、それ以上となると自分事としては聞き取れなくなってくるw
一方のHさんが40kmも出ているとは思わなかったのは
- 音も見た目も静か
これが理由だったようです。手球が全く跳ねていないし、音が全然響かない店だったので、とにかく静かな40kmブレイクだった。
Hさん曰く「よく当たっているとは思っていたけど、30kmそこそこくらいだと思っていた」とのこと。
40km出てても音や見た目が静かだとこういう感想になるんだなーと実感してしまいました。
ハードブレイクの含蓄が無い人に強いブレイクだと分かってもらうためには、数値として見せるか、手球を跳ねさせるなどして見た目や音を派手にしないと伝わらないんだろうなぁ。
3本目
ここ10年近く、レールブリッジでのハードブレイク練習はほぼしていません。誇張抜きに、ハードブレイク練習の99.8%が平撞きブレイクです。
それでもコロナ前は相撞きをすることが多く、そのほとんどが9ボール。そのために相撞きの中でレールからのハードブレイクをする機会があったのですが、コロナ後は相撞きをほとんどしなくなったし、しても10ボールであることがほとんど。レールからのハードブレイクを本当にしなくなった。
数ヶ月に1回くらい9ボールでの相撞きをすることがあるのですが、その度に「撞いてないからレールから強く撞きに行けるイメージは湧かないが、けれど撞いていない割には普通に当たるなぁ」と思っています。
ここ10年練習しまくっている平撞きブレイクと、全然撞いていないレールブレイク。安定感は後者の方が上という。
これは「レールブレイクの方が簡単」ということなのか、「私の平撞きブレイクに問題がある」ということなのか、「球歴初期のレールブレイク練習の量を未だに越えられていない」ということなのか、良く分かりません。
前述した通り相撞きで40km出せたんですけど、その時もレールブレイクでした。右サイドからのレールブレイク。右サイドからのレールブレイクが強く撞く上では一番イメージが良いです。一番練習してないのにww
生涯で撞いた頻度をアバウトに表すと
- 左からのレールブレイク 50%
- 平撞きブレイク 40%
- 右からのレールブレイク 10%
こんな感じだと思うんですけど、10%の右サイドブレイクが一番ハードブレイクのイメージが良いという。練習すればするほど下手になる私らしい話です。。。
ただ、強く撞けるイメージはあっても手球大場外のイメージも物凄く大きいのが右サイドブレイク。厚みを取るのが苦手。ミスキューのイメージも強い。
比較的厚みが取りやすく、「当たらないけど大惨事にはならない」というイメージがあるからこそ左サイドから撞くことが多いです。置きに行ってますね。。。
先月40kmを出せたテーブルが、たまたま厚みが物凄く合わせやすく、手球場外のイメージが全く湧かなかったからこそガンガン強く撞きに行けての40kmだったと思います。
そう。たまたまでしかないです。コンディション対応力というものが私には無い。特にブレイク。
久しぶりに9ボールで相撞きをする度に「レールからのブレイクは、レール形状に物凄く影響を受けるなぁ」と感じます。
昔はトッププロの方々もレールの形状やエッジの高さの違いによる対応について語っていたのを耳にしましたけど、近年は全くです。主流が10ボールになったからでもあり、9ボールのブレイクを強く撞かなくなったからでもあるのでしょう。強く撞かないのであればレール形状はそこまで気にならないですからね。
ふと、ビリヤード系YouTuberきっけー氏に「コンディション対応は専門外でしょうけど、レール形状への対応を動画ネタにしてよ」とLINEしました。初級者には結構需要があるんじゃないかなと思いまして。
無茶振りだと思います。私は私自身がレール形状の違いにロクに対応出来ていませんので、語れることがありません。きっけー氏も同じだと思います。
また、上級者であっても万人向けにレールブレイクのコンディション対応について語れる人がいるのかどうか、甚だ疑問であります。
「自分はこういう対応の仕方をしている」と言える人は多いと思いますが、「あなたはこうすべきですよ」まで言えるのだろうか。
というのも、レールブレイクをする際のブリッジを組む位置って人によって結構差がありますよね。
右利きが左サイドから撞くとして、エッジぎりぎりにブリッジを組む人もいれば、人差し指をエッジに引っ掛ける人もいるし、レール中央部に組むような人もいる。
ブリッジを組む位置や組み方によって、レール形状への対応策も変わってくるはず。その全てについて把握していて、的確なアドバイスをできる人っているのだろうか?と考えたら、いなさそう。
ただのイメージですけどね。もしかしたら物凄いうんちくを持った人はいるかもしれないし、ブリッジ位置での差がそこまで無いかもしれない。私は何も知らないので分かりません。
この手のことって全然球談義のお題として上がってこないので人様の意見を見聞きしたことがない。
色んな人の意見を聞いてみたいな。主にブロガーとしての興味ですがw