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1本目
コロナ禍前に比べれば確実にハードブレイクが成長しているんですけど、しかしC級からB級になれたというくらいの話であって、目指すA級までは程遠く。
最近思っているのは「相撞きの際は、ブレイクの代打を頼みたい」ということです。
過去にも何度かブレイク代打の話をしたことはあって、「ブレイクにばかり意識が行ってしまって、プレイがおろそかになるから」を理由として挙げたような覚えがあります。
今回は理由が異なりまして、「ブレイクが仕上がっていない状態で実戦をこなすのが無駄だと感じるから」です。
多くの皆様も、プレイにせよブレイクにせよ、イメージ刷新のために既存のものを一度壊して新しいことを試すことはあると思います。そういう時期って試合に出たいとは思いませんよね。相撞きもあまりしたくないんじゃないでしょうか。ある程度形になるまでは一人練習をしたいと思うはず。
もし、新しいことを試している最中に断れない相撞きの誘いがあったらモヤモヤっとするんじゃないでしょうか。新しいことが身についてない。かといって後戻りもしたくない。技術も気持ちも半端。
半端な状態で相撞きを続けると、新しいことのイメージは悪くなるし、前のイメージも忘れてしまっていて戻れないし、、、ってなるやつ。
私の場合、ブレイクが一生それです。常に実験中。常に新しいことを試している。実戦は全く想定していない。そんな状態のブレイクで相撞きをすると、自分の中に存在していない「実戦向けブレイク」をすることになる。存在していないのだからできません。
よく「実戦でもハードブレイクすればいいじゃないw」と言われるんですが、典型的な私の事を分かっていない人の発言です。できるもんならしたいの。将来的な目標がそれなの。実戦でもハードブレイクしていける人になりたいの。
けど現状はハードブレイクできないの。下手だから。出来ないからしてないのに「すればいい」と言われるチグハグさ。モヤモヤする。調子が良い日には普通に実戦でもハードブレイクしとるわい。
プレイでも「一人練習なら調子良かったのに、相撞きになったら全然駄目だった」ということは多いです。やりたいことができなくなる。けど、プレイであればやろうとすることはできます。仮にできなくても「球が入らない」「下手な球を撞いてしまう」というだけだから。ただの気持ちの問題だから、気持ち次第でどうにでもなります。
ハードブレイクの場合、やろうとして上手く行かなかった場合、人を殺す可能性があります。物を壊す可能性があります。気持ちの問題だけで済む話ではない。技術が問われます。相当に自信がなければ、やろうとすることすらできません。安易に「やればいい」と言わないでほしい。他人事が過ぎるぞ。
ハードブレイクは半端な状態では相撞きではやろうとすることすら出来ない。なので、練習してもいない実戦向けブレイクをしようとする。そのせいでイメージがごちゃごちゃになり、せっかく「一人練習でなら調子良かった」はずのハードブレイクが、一人練習ですら当たらなくなってしまう。あまりにも無駄。
簡単なのは「一切相撞きをしない」なのですが、さすがにそれは私としても寂しい。
なので「相撞きはするが、ブレイクは代打してもらう」が一番妥当な案だなーと最近は思っています。
そうそう。以前に「平撞きブレイクの練習ばっかしてるから、相撞きは10ボールでお願いしたい」だなんて書いたもんだから、私に気遣って10ボールをやってくださる方がいらっしゃるんですけど、今の気持ちとしては9ボールがいいですw
と言うのも、上記した話は主に平撞きブレイクの話。練習はしておれども全く安定せず、実戦での使用に耐えうるブレイクというものが存在しない。
一方で9ボールのレールブレイクであれば、ハードブレイクが当たらなくても逃げ道があります。レールブレイクならば練習していなくても抑えたブレイクはできます。
9ボールも代打してくれるならそっちのほうが楽ですが、9なら自分でのブレイクもできるので、今は9の方が良いなぁ。
気持ちがクルクル変わって申し訳ない。
2本目
今までに何度かブレイクで40kmを出せてはいる私。MAXでは出てる。過去に10回くらいは出してるのかな?
ただ、その全てが一人練習中です。一人練習中じゃないと、そもそも「当たれば40kmは出る」というような撞き方をできないから。当たる当たらない以前の話として、そもそもそんなマン振りをしに行けていない。
40kmを出せた10回中の8回くらいは目撃者すらいない40kmです。自分でBreak Speedで確認しただけ。2〜3回は目撃者がいるにはいるんですが一人だけw
そんなわけで、当面の目標を「40km出している様子を動画に納めること」としているわけです。
先月にですね。人生で初めて相撞きで40km出せました。凄くあっさり書いてますけど、我がビリヤード人生の一大事ですww
1本目の鬱屈としたネタから2本目では急に「40kmじゃ。やほーい!」という流れになっていて謎ですね。情緒不安定。
Hさん(A級)との相撞き。ガチではなくエンジョイな相撞きだったからこそガンガンに強く撞きに行けたわけですが
- 私にとってブレイクがしやすいテーブルコンディションだった
- 場外するイメージが湧かないくらい調子が良かったし、万が一場外してしまっても問題がない環境だった
- たまたま数日前に閃いたブレイクイメージが上手くハマった
こういうラッキーがあって、ハードブレイクがよく当たる。
最初の内は「今日はよく当たるなー。気持ちいいなー」くらいにしか思っていなかったのですが、ある時ふと「これ、40kmくらい出てない?」と思い、Hさんに「ちょっと測ってもらえませんか」とお願いして測ってもらったのです(HさんもBreak Speedをダウンロードしている)
つづく