2013文字
1本目
親を始めとした高齢者を見ていて、老後について考えさせられる事が多いです。
うちの親もそうですし、他の方々の話を聞いている時にも高齢者あるあるだと感じるのが「毎日がホリディなのに、週末に活動したがる」というもの。
某床屋さんも度々愚痴っておられます。「毎日が休みなのに、なぜ混み合う週末にくるのか。すいている平日に来てくれればいいのに」って。
私は土日に観光地に行った時に感じますね。「なんで毎日がホリデイだろうに、わざわざ混み合う週末にくるんだよ。混雑緩和に協力してくれ」って。誰も得をしない、ルーズルーズでしかないですもんね。
うちの親も自由に動ける身だというのに、なぜか週末に出かけたがる。理由は単に「社会人時代の習慣が抜けていないだけ」みたいです。
長年「休みは土日」という生活を続けてきたから、いざ毎日がホリデイになってもそのまんま習慣を続けてしまう。そういう高齢者が少なくないもよう。
「必要になったら、その時に改めよう」と思っても、必要になった頃には気力がなくなっていて行動に起こせない。据え置きになってしまう。若い頃に作ったルーティンのままになってしまう人が多いらしい。
というわけで「今のままのルーティンで老後に突入してしまうかもしれない」ということを念頭に、老後を見据えた生活をしようと一時期は考えていたのですけども。。。。
あまりに改めなきゃいけないことが多すぎるし、老後にメリットがあったとしても今のデメリットが大きい。
そんなこんなで今考えているのは「こまめにルーティンの調整をすることをルーティンにしよう」ということです。
くるくると習慣を微調整することを習慣にする。もしそれを癖に出来たら、歳をとってからもそれが習慣づいていて、歳を取ってからも臨機応変に過ごせるってことになる。
そんな理想通りに行くものかい?
と疑問は残りますが、とりあえずあれやこれやと考えております。
身近に老後の反面教師が多すぎなもんで、、、
2本目
「気になったから聞いただけ」っていう質問を多投してくる人、いませんでしょうか。
まずはビリヤードと全然関係のない例から。
「誕生日プレゼント、なにがほしいの?」と聞かれたら、「プレゼントしてくれるのかな?」と期待しますよね。
けど、聞くだけ聞いて何もしてくれない。答えても「へぇ」「そうなんだ」と言うだけ。プレゼントしてくれるわけでもないし、検討すらしないし、誰か他の人へのプレゼントの参考にするわけでもない。「ただ、気になったから聞いただけ」っていう。
「頭に浮かんだ言葉をすぐに口にしてしまう人」とほぼ同じですね。「頭に浮かんだ疑問を、すぐ尋ねてしまう人」です。その質問をすることに意味があるのかどうかとか、質問に答える相手の負担だとかは一切何も考えない。ただ気になったから聞いただけ。
そして聞いてもその後に活かすことはない。すぐに忘れる。その場限りの興味。
某身内なんかがその典型で、その手の質問を顔を合わせれば一日に50回はしてくる。家族の負担は計り知れません。
「なぜなに期の子供がそのまんま大きくなってしまった」なんて言われてます。おそらくは発達障害なんだと思いますが。。。
そんな話を球関係の人達としていたら、結構共感していただけました。「いるいる!」と。
中には「ホームにそういう人がいる」と言った人も。
道具のこと、技術的なこと、私的なこと、ビリヤードの歴史のことなどなど、あれやこれやと「そんなこと聞いてどうするの?」ってことまでやたらと細かく根掘り葉掘り質問してくる。
最初のうちは「答えてあげれば、相手が成長するかもしれない」という期待もあってちゃんと答える。
しかし、何度も何度もそのやり取りを繰り返しても、相手は聞いたことをすぐに忘れる。その場で気になったことをすぐに尋ねて、すぐに忘れる。その場限りの好奇心を満たすために人を利用しているだけ。
幸い、球関係では私の身近にそういう人はいないので助かっています。浮かんでくる顔はあるけど、普段顔を合わせる面々ではないからな。
「質問に答えてもすぐに忘れてしまう」という人は身近にいますけど、彼らの場合、原因は「その場限りの好奇心だから」ではなく、「ビリヤードへの熱量が低いから」ですのでまた別の話ですね。。。
悪い印象を持ってしまうかどうかは、やはり程度次第ですね。「質問をする頻度」とか「質問内容」とか「ちゃんと覚えてその後に活かすか」とか色んなことが関係してきて、ある程度以上の条件が揃えば「答え甲斐がある」「質問にはちゃんと答えてあげるのが筋」という話になると思います。
けど条件が悪すぎると「人に質問をするということは、相手に負担をかけているということである。それを意識しなさい」という話になってしまいますね。
皆様も後者にならないようにお気をつけください。
って、そう言われて気をつけられる人はそもそも後者になる心配の無いような人でしょうけども。