鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

フォームが狂っとる

 

2130文字

 

1本目

 

「ストロークもフォームの一部である」と考えている人もいると思うのですが、私は言葉の表現として「フォーム」と「ストローク」は別物としてとらえています。が、今回は逐一「フォームやストローク」「フォームとストローク」などと書くのが面倒なので、便宜上まとめて「フォーム」と書かせていただきます



「コンディションに対応できていない」っていうと「他店の撞き慣れていない台で撞いている」というシチュエーションが頭に浮かんできやすいと思うんですけど、ホームの撞き慣れた台でもコンディションに対応できていないことはありますよね。

 

大雨が降っていて湿気が酷い時とか、ラシャを張り替えたばかりだとか、今までと別種のラシャになったとか、ボールが変わったとか。色々ありますけど、なんにせよ、いつものテーブルであってもコンディションに対応できていないことはあるはず。

 

そういった「撞き慣れている台においてコンディションの変化に対応できていない時」ってのは、基本的にフォームは普段通りでしょう。台のせいでフォームが崩れることはないはず。自分の技術力や体調管理能力の低さのせいで慣れた台でもフォームが崩れることはしょっちゅうありますが、それは台の影響ではない。

 

湿気やらラシャの種類やらなんやらは、フォームが崩れる原因にはならないと考えます。

 

一方で、テーブルの高さの違い、台間の違い、景色の違いなどはフォームが崩れる原因になる。

 

  • フォームは普段通りだが、ラシャやクッションなどの違いに対応できていない
  • フォーム自体が狂っている

 

どちらも同じ「テーブルに対応できていない」という状態ですが、全く別種の話だと思います。

 

どちらにしたって「対応できていない」「対応力がない」「技術力不足」「下手」であることに変わりはなく、言い訳することはできません。けども、事実誤認されるというのはやはりモヤっとするのでありまして、、、、



フォームが崩れていて、フリーボールですらイメージ通りに撞くのが難しいことが私には良くあります。皆様にだってあるはず。ポケットが小さいとかラシャが重いとかは関係なく、「フォームが崩れているせいで、イメージ通りのショットが撞けない」という状態。

 

そういう時に「このテーブル(ポケットやラシャ、クッションなどが)難しいですもんね」などと言われるとモヤモヤっとするのです。「気になってるのはそこじゃないんだよ」って思う(^_^;)

 

「このテーブル難しいですもんね」という、共感するような言い方ですら「そうじゃないんだ」とモヤります。「この程度に対応できないんなんてまだまだだねw」などと馬鹿にされようものなら、なおのこと「見当違いなこと言いやがって。くそが!」ってなるw

 

繰り返しますが、どちらにせよ下手であることに変わりはないのだけれど

 

  • いつも通りのフォームで撞けた上で、対応できていない
  • いつも通りのフォームで撞けていない

 

これは下手の方向性が違う。これを混同したうえに分かったようなことを言われるとモヤモヤする。

 

結局は「よく知りもしない相手の球にコメントするべからず」が結論ですな。


馬鹿にしたいんだったら、あれこれ理由をつけずに「下手だね」とだけ言われた方がいいかも?

そうか。馬鹿にすることが目的なんだったら相手をイラッとさせたら勝ちなんだから、指摘内容が正しいかどうかなんてどうでもいいんだな。なるほど。。。

 

 

2本目

 

フォームが狂っている時には「タップが」「ポケットの受けが」「ボールが、、、」と色んなことが気になるが、調子良く撞けている時には何も気にならない。そんなことを書いた昨日の話の続きです。

 

  1. 調子が良くても対応できない
  2. 調子が良ければ対応できる(悪いと対応できない)
  3. 調子が悪くても対応できる

 

テーブルコンディションをザックリこの3段階に分けてみます。

 

1の例は、たとえば「ボール1.5個分のポケットの台」とかですw そんなん、調子が良くたってイレイチになってしまう。キューが出ない。単純に私の技量を越えて難しいテーブルです。

 

3は「ラックは良く立つし、クッションやラシャに癖もない、ポケットの甘い台」なんかがいい例ですね。

 

2のテーブルに対応できていない時ってのは「調子が悪い」「フォームが崩れている」が主原因ではあるのですが、「コンディションがちょっと難しい」も原因にあるというのは事実。みなさまにも調子の良し悪し次第で感想が大きく変わるテーブルってのがあると思います。

 

これを綴っている時点では1ヶ月ほど調子良く撞けておりまして、難しめのテーブルにも対応できています。が、そうなって改めて思ったのが「甘めのテーブルの方が好きだなぁ」ということでした。

 

私は「調子が良いから難しめのコンディションにも対応できている快感」よりも「調子が悪いから難しめのコンディションに対応できていない不快感」の方が大きいらしい。

 

「調子が悪くても対応できる。調子が良ければバチバチに入れられる」というくらいのコンディションが私は好きなようだ。

 

相撞きの時の話ですけどね。1人練習であれば、調子が良かろうが悪かろうが難しめの方が好みです。

 

(何年も前に違うこと言ってたような覚えもあるので、あくまでも今の気分の話ということで。。。)