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1本目
ある日、ブレイクが苦手だという初級者さんが熱心にブレイク練習をしていました(残念なことにハードブレイクではなくコントロールブレイクでしたがw)
しかし、その時使っていたテーブルは台間が狭くブレイクがしづらい。
初級者さんが「台間が狭くて練習がしづらい」とボヤいたところ、「台間の狭さを言い訳にしているようじゃまだまだ」「対応できてなんぼだよ」などという揚げ足取りをした人がいたのです。
私は「いるわぁ。こういう奴」って思いながら見ていました。
台間の狭さへの対応なんてのは、応用発展の技術です。
撞きやすい台であっても満足できるブレイクができない初級者さん。その自覚があるから一生懸命練習しているのに、そんな初級者さんに対して「台間の狭さに対応しろ」なんていう指摘は見当違い甚だしいと感じます。
他人事として見かけることもあるし、私自身もそういう揚げ足取りを過去に何度もされてきました。
今回の例を見かけた時に「マリーアントワネットみたいだな」と最初は思いました。史実としてはマリーアントワネット本人はそんなこと言っていないらしいですが、「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」という有名なセリフがありますよね。「台間が狭いと感じたのなら、対応すればいいんだよ」という初級者相手のセリフも、それと似た雰囲気を感じたからです。
しばらくして、分かりきったことをわざわざ言うという意味で「どっちかっていうと進次郎構文かもしれん」と思い直しましたw
どっちがシックリ来ますか?ww
いや、ほんと、あの手の揚げ足取りをしてくる人たちってなんなんでしょうね。親しい者同士の冗談でしか口にしないようなセリフを、親しくない相手に言っちゃう人たち。
最近きっけー氏との間でちょっぴり流行っている画像があるんですが、その画像でのセリフがこうです。
「わざと言っているなら人が悪いし、わざとでないなら気遣いがなさすぎます」
どこにでもこういう人っていますよね。。。どっちにしろアウトだっていう、、、
2本目
きっけー氏と相撞きする時は大体9ボールです。9ボールでありながら、私は正面から平撞きブレイクしています。
しばしばネット上にキッケー氏との相撞き風景を動画で載せた時に「なんで9なのに正面から?」と聞かれます。
別にそういうルールでやっているわけではなく
- 平撞きでのハードブレイク練習がしたいから
- レール付近からの平撞きブレイクでは厚みを合わせづらいので、正面から撞きたい
理由はこれだけです。
正面から撞いたら、そりゃぁもう入りません。大当たりした時や厚みがドソッポだった時には入ったりしますが、大抵入らない。
けど別に良いんです。きっけー氏との相撞きなのでブレイクインのことなんて私は全く気にしていないし、きっけー氏も全く気にしていない。きっけー氏はきっけー氏で、私との相撞きで練習をしています。
こういう行為は「舐めている」と考えられがちですよね。それが分かっているから、私は親しい相手にしかやりません。親しい相手じゃないと何言われるか分からないし、たとえ相手が本音から許可を出してくれても私の方が気にしちゃうので(^_^;) 親しい相手にしかやらないしできない。
9のブレイクを正面から撞くなんてのは「勝負に勝つことを最優先にしていない」というのがあからさますぎますが、とはいえ皆々様だって対人で実験的な球を撞くことはありますよね?常に公式戦の決勝を撞いているかのようなガチガチな選択しかしないっていう人はほとんどいないはずだ。
一々「舐めてる」などと指摘してくる人自体が嫌なんですけど、より一層おかしいと感じるのが「嫌なら相撞きするのはやめましょう」と言ってんのに食い下がってくる人です。
ブレイクをどういう風に撞くかとか、撞くテンポだとか、セーフティーの多い少ないとか組み立て方だとか、何かと文句を言ってくる人というのはいる。
相手はこちらのプレイスタイルが不満なようだし、私は文句を言われて不満。見解の不一致ということで「私とあなたは価値観が異なるようなので、一緒に相撞きしても面白くないでしょう。だから相撞きするのはやめましょう」と言うわけです。
ところが相手からの返事は「相撞きするぞ」「俺の価値観に合わせた上で、相撞きだ!」だったりする。そんな輩、皆様の周りにも1人はいません?
友達いないんか
こっちは相手のことを全く求めていないのに、何故か相手は求めてくる。そんなことがあって面倒くさいこと極まりないですわな。
球ブログなので球ネタとして書きましたが、ビリヤード以外でこういう人に悩まされることの方が多いです。「嫌なら離れればいいのに、なんで距離を詰めてくるの?他に一緒にいてくれる人がいないの?」って言いたくなるやつ。