鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

左腕は曲げる

 

1708文字

 

1本目

 

私には、完全に思考停止して惰性で球を撞いていることがあります。

 

「思考停止で撞くことなんて一切全く無い」という真面目なプレイヤーもいると思いますが、大半の方は多かれ少なかれなんも考えず転がしている時間ってのはあるんじゃないでしょうか。

 

私の問題は、やはり程度です。惰性で撞いている時間が長すぎるということ。

 

コロナ禍以降のここ4年、どうやら私はずっと惰性で球を撞いていたようだと、ある日ふと気づきました。

 

「やる気がない」だの「モチベーションが低い」だのブログで散々書いていた通りなんですが、ここ4年の私はかなりのヤサグレモードです。おかげで、全く真面目に球を撞いていなかった。何も頭を使っていなかった。



その事実に気づいた日は初対面の方と相撞き中なのに絶不調という状態で、立て直すために久しぶりに頭を使って球を撞きました。そうして気づいたのです。知らぬうちにフォームが変わっていることに。

 

コロナ前の私は左腕を伸ばして構えていました。これは間違いないです。

 

そして今は、左腕を大きく曲げるフォームになっています。

 

変えたつもりはないです。なんも考えずに惰性で撞いていたせいで、変わってしまったんだと思います。

 

変えたつもりがないのに変わっていたし、変わっていたことに気づいてもいなかった。なんも考えずに球撞いてたから。

 

この日頭を使って撞いて初めて「そういや最近、左腕を曲げた方がしっくり来ていたような気がする」と気づいたのです。

 

コロナを境にガラッと変わった私のビリヤードライフ。ブレイクに関しては良い方に転がったと感じていますが、プレイに関しては本当にただの惰性。

 

さすがにちょっと反省して、真面目に取り組もうと今は思っています。今は。



2本目

 

1本目のネタを書いてから少し時間が経ちまして、知らぬ間に左腕を曲げるようになっていた原因が分かった気がしました。

 

私、平撞きブレイクをする時は左腕を曲げているんです。ブレイク練習ばっかしてて、一方のプレイは惰性でしか撞いておらず、そのせいで知らず知らずのうちにブレイクフォームに引っ張られてしまっていたのかなと思っています。

 

今はブレイクよりもプレイの方が大きく左腕を曲げています。比較するとブレイクの方が伸ばしている。

 

こうなりますとですね。気を抜くとブレイクに引っ張られてプレイの時まで伸ばしてしまってフォームが崩れる。



ブレイクに引っ張られすぎぃ!!



もっとしっかり頭を回して球を撞けって話ですな。




3本目

 

きっけー氏のマイテーブルは購入から5年ほど経ったのでしょうかね。ちょくちょく使わせてもらっているわけですが、苦手意識はなく撞きやすいテーブルだと思っていました。6割というマスワリ率を叩き出したテーブルでもあるので、得意と言っても良いのかもしれない。

 

そんなテーブルを難しいと思うようになってしまっていた今日この頃でした。入らんし出ない。何も思うようにできない。

 

  • ラシャの張替えから時間が経って、ポケットの球受けが悪くなったからかな?
  • 冬場の低湿度により、ボールが走りすぎるからかな?
  • どうもタップに違和感がある。交換したほうが良いんだろうか?

 

こんなことを考えていたんです。

 

ところがあるフォームがしっくり来ていた日には、なーんも気にならん。入るし出る。

 

推測した内容はどれも間違いではないんだと思います。良い球が撞けない原因の10%ずつくらいは占めている。けども、主原因は「フォームがおかしいがゆえの不調」でした。そこさえしっかりしていれば、多少のコンディション差には対応できる。



また別のテーブル(不慣れなテーブル)でも、全く同じ経験をしました。

 

3回足を運んだ店。3回ともロクな球が撞けず「どうやらこの店のコンディションが苦手なようだ」と考えました。

 

  • 球受けが悪い
  • ボールにワックスがききすぎていて滑りまくる
  • テーブルが少し低い
  • やはりタップに違和感が、、、、

 

こんなことを考えていたんですけど、これまたフォームがしっくり来ていた日にはなんも気にならんww

 

上の話と全く同じです。どの推測も間違ってはいないのだけれど、主原因ではない。主原因はフォームが安定していなかったこと。誤認していてはいけませんな。