鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

熱量が高けりゃ戻ってくる

 

2076文字

 

1本目

 

毎日のように撞いていた若かりし頃ですら「前日に掴んだイメージを持続させられない」「翌日にはイメージの大半が消えてしまっている」と思うことが多かった私(たぶん皆様そうだろうけど)

 

撞く頻度も時間も減り、歳も取った今となってはなおさら練習したイメージを持続させられません。

 

3時間の練習を週2回ということが多いんですけど、3時間練習して「何か掴んだ気がする」と思っても、次に撞きに行った時には掴んだ何かを思い出すのに2時間半かかったりする。いや、なんなら3時間かかる。思い出したところで練習終了ですので、一歩も先へ進まん。

 

そして時には思い出せないまんま練習終了時刻になる。進まないどころか後退する。

 

なんかもう、ここまで思い出すのが遅いと、毎日6時間くらい練習しなきゃいけない気になりますが、できたら苦労しないって話ですねぇ。。。



プレイはまだマシな方で、ブレイクは本当に「前回掴んだ何か」を思い出すのが遅い。

 

そんな私が、ある日は珍しく開始1時間くらいで前回掴んだ内容を思い出し、残りの2時間をフルに近い力加減で撞こうと思えば撞きに行ける状態になりました。

 

こんなまどろっこしい言い回しをしているのは

 

  • 手球場外した時の飛距離がやばい
  • うるさい

 

この2つの理由により、あんまり強く撞かなかったからです。

 

普段はせいぜい35km前後でしか撞けていないので、手球場外をしてもたかがしれていますが、40km近くなっての場外は本当に怖い。一度大場外をさせてしまって以降、強く撞きたい気持ちが引っ込んでしまいました(;´∀`)

 

あと、やっぱりうるさいですね。当たり前なんですけど、強いブレイクはうるさい。撞いている本人すらうるさく感じるのだから、周りの人はよりうるさいと感じているはずで、それを気にしてあんまり強く撞けなんだ。。。



もし「出したい時にはいつでも40kmを出せるようにする」という状態になれたとしても、私はここぞという時にしか強くは撞かないつもりです。「出そうと思えばいつでも40kmを出せる」という状態にして、普段は抑えて撞くつもり。

 

けど、今は40kmを目指している発展途上の状態ですので、強く撞きに行かないことには成長できない。けど、うるせぇ!!!

 

どうしたら良いでしょうかね。環境を選ぶのにも限度があるので、本格的に消音仕様のブレイク練習器具がほしくなってます。。。



2本目

 

とあるシリーズ物のゲーム。その最新作の情報を見かけて「全然やらなくなっちゃったなー」と思っていました。

 

やらなくなった原因を考えてみると「一緒にやる友達がいなくなった」が大きいようです。

 

私は

 

  • 本当に好きなこと→1人でもやる
  • そこまでの熱量ではないこと→誰か仲のいい人と一緒ならやる

 

こんな感じです。私はというか、皆々様同じでしょう。

 

私にとってそのゲームは「誰かと一緒ならやる」という程度の熱量であり、一緒にやる人がいなくなったからやらなくなってしまった。

 

なぜ一緒にやる友達がいなくなったかと言えば、そのゲームの友人達が歳月の経過と共に仕事が忙しくなったり結婚したり子供が産まれたりして、ゲームをやっている暇がなくなったから。

 

私は瞬間的に「ビリヤード以外の趣味友は『仕事が忙しくなった』『家庭を持った』などの理由で離れて行ってしまうけど、ビリヤードの友人たちは環境が変わろうとも離れないか、一時的に離れても戻ってくるよなぁ」と思いました。

 

でも、さらに考えてみると「熱量の違いだろうな」と気づきました。

 

「ビリヤード以外の趣味」として私が頭に浮かべていたのは、私の熱量が低〜中程度の趣味。そういう趣味の友達は、私と熱量が同じくらい。熱量が高くないから環境が変わると簡単に離れていってしまう。

 

一方、ビリヤードは私自身の熱量が高いため、熱量の高い友人が多い。だからちょっとやそっとじゃ離れないし、離れても戻ってくる。

 

ビリヤードだって、熱量が低い人は離れたっきり戻ってこない例があるし。

 

ゲームだって、私にはゲームに対しての熱量の高い友人ってのがいませんけども、ゲームガチ勢はそうそう離れないはず。

 

単に熱量の違いなようです。



というわけで今回の反省は「自分基準で考えるべからず」ですw

 

自分の熱量を基準にして「ゲームに比べてビリヤードは」などと一瞬考えてしまいましたが、ゲームとビリヤードとで私自身の熱量が違うし、付き合っている友人たちの熱量も違う。比較をしようがない。

 

私の熱量が同等で、付きあいのある友人たちの熱量も等しく、業界のことを同等に知っていてやっと比較が出来るってもんですね。

 

P.S.

 

一昨日のネタとの兼ね合いで補足。

 

大人になってからは「熱量の近い趣味友」というのを上手く作れるようになりました。

 

一方で子供の頃って人付き合いの幅が狭いし視野も狭かったので、熱量に関係なく「同じ趣味を持った友人」と一括りで考えがち。

 

そのため、同じ熱量だと思っていた趣味友が実は自分に比べて熱量が低く、ある時に離れていってしまってショックを受けるということがちょくちょくあった。

 

一昨日のネタは、そんな嘆き悲しみを綴ったものでしたw