鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

同好の士

 

1987文字

 

1本目

 

とある片田舎で撞いている初級者の女性が「熱量の近い趣味友達を見つけられず、ビリヤードが面白くなくなってきている」と嘆いていました。

 

その初級者さんはビリヤードが好きではあるのだけれど上達意欲は強くなく、「お喋りを楽しみながらのビリヤードをし、その中で少しずつ上手くなれれば」くらいなんだそう。同じような熱量の同性の趣味友達が欲しいのだけれど、近隣には全然いないんだとな。

 

女性プレイヤーがまずほとんどいない。いてもプロだったりトップアマだったりで、熱量が違う。同じくらいの腕前の女性プレイヤーもいるが、上昇志向が強い。腕前も考え方も近い女性プレイヤーの友達は、居住地が離れているために滅多に会えない。

 

普段顔を合わせるのは中上級者の男性や、どんどん上手くなっていってしまう初級者男性ばかり。ただでさえ居心地の悪さを感じるのに、しばしば「上達を目指さずしてどうする!」みたいな言葉も投げかけられる。

 

とにかく日々の球撞きが面白くない。そう嘆いておられました。



続いては某女性ブレイク馬鹿さんの談話です(分かる人にはすぐに分かってしまうw)

 

その女性ブレイク馬鹿さんは私を濃縮したような方でして、ほぼハードブレイクにしか興味がない。プレイにはほぼ興味がない。ブレイクで40kmを出す女性初級者なのであります。

 

「女性初級者にハードブレイク好きがいない」と嘆いておられました。

 

ハードブレイク好きの女性はチラホラ頭に浮かんできますが、確かに上級者ばかりだ。「プレイもハードブレイクも」という人はいるけれど、「ハードブレイク一辺倒」という女性プレイヤーは確かに見かけない。

 

1人だけ思い浮かぶのは、JPAの大会で見かけた(当時)SL4の女性。とても良いハードブレイクをしていました。が、お名前も所属店も存じ上げない。見かけたのはその時の一回きりだ。

 

女性というだけで少ない。女性のハードブレイク好きとなると物凄く少ない。そしてさらにハードブレイク好きの女性初級者となると、ほぼいないに等しくなってしまうようです。



こういうところがマイナーな趣味の欠点だなと思いました。

 

1000人に1人というくらいのレアな嗜好であったとしても、分母が大きければ何十人何百人と存在することになりますので、似たような考えの友達を見つけることができる。

 

けれどもビリヤードはなんせ分母が小さい。レア友達を見つけようと思っても、全県に1人とか、1地方に1人とか、そんなレベルになってしまう可能性がある。



私は私で

 

  • ハードブレイク好き
  • ハードブレイクが好きだけれども、全然上達しない
  • 歴が短いから出来ないのではなく、やり続けているのに出来ない

 

こういう仲間がいなくて寂しいです!!

 

  • ハードブレイク好きが少ない
  • 好きな人はみんなハードブレイクが上手い
  • 「好きだけど下手」という人も、今下手なだけですぐに上手くなってしまう

 

みんなこうなんだ。私みたいに長年全く上達しないハードブレイク好きって、どっかにいないの?!

 

というレア友探しをしていたりしますが、これは自分が上達すればいいだけの話ですな。。。。。



2本目

 

価値観の押し付けをされるのって嫌じゃないですか。

 

自分ではナイスショットをしたと思ったのに、価値観の押し付けをされて「そんな球を撞くな!」とダメ出しされたら不快ですよね。

 

じゃぁもし「あなたのショットは、私の好みに合いません」と言われたら??

 

これは価値観の押し付けではなく、「自分は好きではない」という好みを口にしただけ。これであれば話の筋は通りますが、しかし「わざわざ口にしなくても、、、、」っていう案件ですよね^^;

 

事実を口にしただけとはいえ、口にしなくて良い事実はある。



「そんなショットをするな!」と言われるのと、「あなたのショットは私の好みに合いません」と言われるのと、どっちがショックが大きいでしょうね。

 

ショックの質が違う気がしますね。私だったら、前者だとイラッとして、後者だと呆然としちゃいそう(^.^;



3本目

 

「この選択でいいのかな?」と悩んだまま撞いちゃうとか、不安を抱えたまんま撞いちゃうとか、心を決めずに撞いた結果のチビりミスってあるじゃないですか。

 

そういうミスはアホらしい。撞く前にしっかり心を決めてから撞くべし。

 

しっかり決めてしっかり撞いて成功させられれば、そこから流れに乗れますし。

 

仮にミスをしてしまっても「これが最善だったのだから仕方がない」「他に道はなく、やるしかなかったのだから仕方がない」と割り切ることができる。



以上はアベレージ以上に撞けている時の話だと思います。



調子が悪い時に「しっかり心を決めてから撞いた末のミス」なんてしようものなら、「終わった」「こんだけちゃんと撞いたのに外したってことは、今日はもうどうしようもない」というメンタルになりがち(^_^;)

 

最善を尽くしたのにドソッポに外したりしたら、そりゃね、、、、