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1本目
「◯◯さんにタップ交換をしてもらったので、お礼に食事をごちそうした」という話を聞いたことがキッカケになっての1ネタです。
「タップ交換は無料のサービスなのが当たり前」「タップ交換するのに金を払うだなんてあり得ない」などと主張する人達をディスるネタを度々書いております私。
「タップ交換は無料で当然!」と主張する人に賛同することはできません。けれども、そういう人達の存在自体は分かりやすいし、行動原理も推測しやすい。似たような人が世間のどこにでもゴロゴロと転がっているし、言っていることとやってることが一貫しているから。
一方で「タップ交換に金を払いたくない」と言いながら、「✕✕さんにタップ交換をしてもらったので、お礼に食事をごちそうした」「お酒をあげた」「場代を代わりに払った」などなど言う人達には違和感を覚えてしまいます。言ってることとやってることが矛盾していると感じます。
だって対価を払ってるじゃん。なんなら、工賃を払ってタップ交換してもらう時以上の出費をしている。
タップ交換に金を払いたくないとしながら、工賃以上の対価を払う人達がいる。謎です。
調査の結果、彼らは
- 「✕✕さんにタップ交換をしてもらった」という話の種を得る。
- ✕✕さんとコミュニケーションを取る。親睦を深める。
こういったところに価値を見出しているらしい。
お店に行って工賃を支払ってタップ交換してもらうというだけのビジネスライクなやり取りでは不満。
タップ交換を通じて、相手と交流できるのであれば喜んで対価を支払う。そう考える人達がいるらしい。
「示された工賃を払わされる」のではなく「自ら望んで気持ちを示す」ということに価値を見出しているようだ。「工賃ではなく、感謝の気持ちである」と彼らは考えている様子。
時代にそぐわないなぁと感じます。お寺さんの「お気持ち」と似た臭いがする。
私はこの点に関しては現代っ子でありドライなので、事務的なやり取りで終えられる方がずっと楽です^^;
前に話に出した、電車賃と時間をかけて遠路はるばるブレイクのスピードを測ってもらいに行く人と似たような話です。
「んなもん、Break Speedをダウンロードすりゃ良いだけでしょ」としか思えないのですが、当人は「スピード測定を通じて、人と交流することがメインの目的」と考えているのでしょうね。スピード測定は二の次だからこそ、「自分1人で測ってても面白くない」「有料アプリに金かけたくない」などと考えるのでしょう。
これらの件で私が何を言いたいかといえば「本音を言ってくれ」なんですよねww
たぶん、彼らも自分で自分のことがよく分かってないから、首尾一貫していないと感じさせる言い回しになってしまうんだろうなぁ。
人のこと言えないからここらへんで。
2本目
「やってみないと分からない」と思うことは多いですよね。
あれやこれやと机上でシミュレーションしたところで、実際にやってみないことには分からない。完璧だと思っていたことが全く機能しないこともあるし、逆に不安だらけだったけどやってみたら上手く行くこともありますよね。
この「やってみないと分からない」というセリフは、「事前に万全の準備はした」という前提あってこそ口にできることだと思います。準備万端だけれども、最後の最後は「やってみないと分からない」ということ。
けれども、ろくな準備もせずに「やってみなけりゃ分からない」「やってみれば分かる」と言い出す人っていませんか?
今回のネタは、とあるビリヤードイベント運営員の愚痴が元になっています。
運営員が集まって打ち合わせをした時、行動目録に目を通しもせず、「やってみなけりゃ分からない」「自分はやりながら覚えるタイプ」などと言い出した人がいたんですって。いるいるネタですねww
読め
参加者がルールやフォーマットをろくに把握していないのだって充分な嫌悪の対象だってのに、運営員が「やりながら覚える」とか最悪じゃないですか。けど、そういう人ってどこにでもいる。
周りに迷惑をかけているという自覚がないのでしょうなぁ。
「自分はこういうタイプ」じゃないんだよ。個性じゃなくて、ただの欠点だぞ。