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昨年、「相撞き風景を配信しよう」と提案したのは私の方でした。理由は「配信して『人に見られている』という意識を持てれば、球撞きに集中できそうだから」でした。
— 鈴木さんちの鈴木? (@billiblo) 2024年2月15日
が、いざやってみれば集中なんぞ全くできず、いつも通りのおざなり球になる。
私の集中スイッチはいずこ。
「配信すればやる気出るかもー」ってブログで書いたと思うんですけど、全然出ませんでした😂
とはいえ、まだ3回くらいしかやっていないので、そのうち気持ちが整ってきてやる気が出るかもしれません。1年くらいはとりあえず続けてみたいところ。
私は「モチベーションアップのため」というプレイヤー鈴木としての都合で配信してもらうことにしたわけですが、きっけー氏は完全にYouTuberとしての都合で配信しているようです(撮影機器のチェックなど)
「なんのために配信してんの?」と何人かから尋ねられましたし、「配信する人ってのはこういう心理なんでしょ」という決めつけをされたりもしました(主に「目立ちたがりやだ」という決めつけですね 汗)
が、理由なんてのは人によりけりでありましょう。決めつけて来る人なんてのは、この間書いた通りの「事実かどうかはどうでもよく、自分が納得できればそれでいい」という考え方なんでしょうな。
という愚痴は置いといて、先日の配信では相撞き終了後にまだ時間があったので、きっけー氏は視聴者さん方とお喋りをし、私はブレイク練習をする姿を延々とダダ流しにするという謎配信が行われたのですが、自分の撞き姿を後から見返すのが楽でとても良かったですw
私は「バッテリーがなくなる」とか「データ容量が圧迫される」とかいうしょうもない理由で、カメラを回しっぱなしにして自撮りをすることが滅多に無いです。なので、自分のブレイク練習風景を長々と観察できる機会が無い。配信のアーカイブを見直すというのはいい機会でした。
そのブレイク練習の中で一発、こんなブレイクをしました。
見づらいんで切り抜いてみた pic.twitter.com/Azvx0GCaI1
— 鈴木さんちの鈴木? (@billiblo) 2024年2月15日
手球場外っぷりは無視してくださいw お題は、このブレイクを「手打ちブレイク」と言うのかどうかです。私自身の答えはNOです。
「手打ちブレイク」のイメージが人によりけり違いすぎると感じ、モヤモヤすることがあるので度々疑問を綴っております。
私の手打ちブレイクの定義は
- ストロークイメージはプレイと変えない。プレイの延長線上のストローク。
- スタンスを調整したり、プレイに比べて懐を広げたりするのは可。
こんな感じです。フォーム(静の部分)をブレイク用に変えるのはありだが、ストローク(動の部分)に変化を加えたらそれは手打ちでは無いという判断です。
私がなぜ手打ちブレイクの定義でモヤモヤするかというと
- 人それぞれの定義が違いすぎて、会話が噛み合わないことがある。
- 物凄く難しいブレイクを、簡単そうだと思い込んでしまう初級者がいる。
- 初級者に間違った知識を植え付けようとする人がいる。
これらが主な理由です。
まず1。「プレイのフルショットくらい」を手打ちとしてイメージしている人と、「ボーニングのブレイクも手打ち」と考えているような人とが混じって会話をしていると、全く噛み合いません(これは両極端な例です。この中間層がたくさんいる)
続いて2について。
あまり手間をかけずに、そこそこの強さのブレイクをできるようにしたいと考えている初級者は少なくないと思います。
今の自分のブレイクには不満があるが、かといって物凄く強くしたいわけでもない。必要だから強化したいだけで、好きなわけではないのであまり練習に時間はかけたくない。そういう初級者は多いと思います。
そんな初級者が飛びつきがちなのが「手打ちブレイク」です。恐らく「簡単にできそう」「自分でもできそう」というイメージがあるのでしょうね。
そうして飛びついた手打ちブレイクが、本当に簡単に真似できるようなものだったら良いのですが、実際には物凄い練習量が必要なものであることが多いわけで、、、、
この話は明日もうちょっと詳しく書きます。
3。「手打ちでこんなに強く撞けるんやぞ。どやっ!」とやっている中上級者をたまに見かけます。
実際「めちゃくちゃ練習したんだろうな。上手いな」と思うことはあります。ドヤるのは分かる。が、「手打ち」という表現を使うのはやめたまえと思うのです。なぜなら2で書いたような初級者が「簡単にできそう!」と思い込んでしまう可能性があるからです。
言わば、胡散臭い情報商材を売ってる人と買ってしまう人の関係みたいな感じ(^.^;
勘違いを生み出しがちなビリヤード用語にしばしば言及していますが、「手打ちブレイク」もその1つだと感じるのです。
続く