(写真はあくまでも参考であり、この店での出来事ではありません。念のため)
赤矢印の向きで延々とセンターショット練習をしている人がいて、隣の台(22番台)の人が「邪魔」「逆向きにやってくれ」と思う。よくある出来事ではないでしょうか。
もし両隣に人がいるんだったら「逆からやってくれ」とは言えず、「周りを見ながら練習してくれ」になりますが、片方が空いてるんだったら「空いてる方でやってくれ」「わざわざ人がいる方でやらないでくれ」ってなりますよね。
この話には異論は出ないんじゃないでしょうか?どうでしょうか。
さて。ある日のこと。
黄色矢印の向きで延々とドリルを練習をしている人がいました。隣の台(22番台)は空いており、逆隣(写真に写っていない後ろの台)にも人はいない。周りに人がいないので自由に練習ができる状況だったはずです。
が、21番台(写真の一番奥にある台)の人が「逆向きにやってくれ」とクレームを入れていたのを目撃してしまいました。曰く「ずっとこちらを見られているようで、気が散る」とのこと。
物理的には全く邪魔にはなっていない。ただ、目線がずっと自分の方に向いているのが気になるということらしい。
こういう例となると「集中力なさすぎ」「自意識過剰すぎ」という意見が多くなるんじゃないでしょうかね。いかがでしょうか。
私はそのクレームを入れた人の気持ちは分かるんですよ。私もたまにずーーーーっとこっちを向いて固定配置の練習をしている人がいると気になってしまう。1球2球というならもちろん気になりませんが、10分も20分もずーーっと続けられると気になってしまいます。
練習をしているだけであり、私のことなんて見ていないとは分かっていても気になってしまうのです。
特に、ミスを多発させてしまうブレイク練習をしている時はその気持ちが顕著に現れる。「恥ずかしいから見ないでくれ」「被害妄想が膨らんでしまう」「集中できない」と思ってしまう。「逆向きにやってくれ」と言った人の気持ちは分かる。
しかしながら、私は口には出さないです。「気になってしまうのは事実だが、気にしてしまう自分が悪い」と考えるので、とてもじゃないが「逆向きにやってくれ」なんて要望は出せません。
というわけで、気になってしまうのは分かるが、口に出して人を動かそうとするのは分からんです。
立場を変えまして、私が延々と固定配置の練習をする側だったとしたら。
私は気遣います。誰もいない方向があるなら、そっちを向いて練習しますね。
ですが、困るのがブレイクです。「延々と固定配置の練習をする」の私にとっての代表例はブレイクなわけです。ブレイクも延々と同じ方向に向かって撞き続けることになるわけですが、目線よりなにより音を気にしてしまいます。「正面方向にいる人達はうるさいだろうな」と考えてしまう。
もし逆方向に誰もいないのであれば逆方向に撞きたい。ヘッドスポットにラックを立ててフット側からブレイクしたい。
けど、これは何軒かのオーナーさんや店長さんに尋ねてみましたが、逆向きブレイクはご遠慮願いたいとのこと。
なので「うるさくして申し訳ない」と思いながら練習を続けるしかないのですな、、、(練習しないという選択肢はない)
マンガ喫茶で練習している時、たまに逆向きにブレイクをしていることがあるのはそういう理由だったりします。
若干気になるのは「万が一、一般のお客さんが『そっちからブレイクするのか』と真似をしてしまったらどうしよう」ということなんですが、まぁその心配はいらないかな。ほとんどの一般のお客さんは、周りのプレイヤーから見て学ぶということがないですからね、、、
もし間違って真似をしようとする人がいたら、その時は一言言えばいいだけの話だな。