鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

なかったことにはしないでほしい

 

1本目

 

かつては賭け球に反対するネタがこのブログの主力でした。

 

時代と共に賭け球文化は衰退してきているように感じます。なくなってはいませんし、賭け球好きだった人は今でも賭け球を続けていますが、新規のプレイヤーが「スポーツが基本」と認識するようにはなってきたと感じます。

 

かつては「何も言わずに始めたら賭け球」なんて言われましたけど、今は「何も言わずに始めたらスポーツ」が主流なようです。

 

賭け球が廃れるのは私にとってとても喜ばしい流れなのですが、しかし賭け球文化自体がなかったかのように扱われることには違和感を覚えてしまいます。



何度かネタにしたことがありますが、元JPAチームメイト(B級)が賭け球について「世界のどこかでは、賭け球なんてものが行われているらしい」と言っていて驚いたことがありました。そのチームメイトは賭け球をやったことがないどころか、見たこともないらしい。さらに言えば、話に聞いたこともほとんどないらしい。彼の周りの誰もやっていないようなのです。

 

とても驚きましたが、その時は驚いただけでした。「そういう時代になってきたか」と驚いただけ。自分との違いに驚いただけ。これは約10年前の出来事です。



時は流れ、つい最近。某YouTuber氏がトップアマやプロの世界での賭け球武勇伝について動画にしたところ「賭け球なんてせいぜい0.5Kや1K程度なんだから、大げさ」という趣旨のコメントがついていました。

 

ジャパンの1点のレートではなく、セットマッチの話である様子。セットマッチ1回の限度が0.5K〜1K程度と考えているもよう。

 

YouTuber氏が「自分の知らないことを無いものとして扱う奴、、、」と愚痴ってましたww

 

そりゃね。一般アマが普段やるとしたら0.5K〜1K程度のものでしょう。けど、そういう話じゃない。ベテラン上級者達の賭け球武勇伝に出てくる額はそんなものではないのです。海外選手の話となったらなおさらでしょう。



似たような話として思い出したのが、こういう会話でした。

 

「バンキングで負けたら6連マスされて、何もせずに終わった」

 

「話盛りすぎww 連マスなんてせいぜい2連マス。6連マスする人なんて見たことないww」

 

これ、実際にB級から言われたことがあります。




なんで話を自分のレベルにまで落とそうとするんや




賭け球の話にしたって、自分が知らない世界の話をされたら「へぇ。昔はそうだったんですね!」とか「そういう人達もいるんですね」という反応が正しい。「そんなわけねーだろw」という反応はやめろ。

 

別に賭け球自慢がしたいわけではないし、「同じ苦しみを味わえ」と老害じみたことが言いたいわけでもない。ただ「なかったことにしないでほしい」とは思うわけです。

 

過去を学べと言う気もないです。繰り返しますが「え?ほんと??」「へぇー!!」「昔はそうだったんですね」という反応でいいんですよ。「そんなはずはないw」はやめろ。

 

「そんな話、聞いたこともない」と思うんだったら、あなたが無知だというだけです。

 



2本目

 

外国人選手同士のギャンブルマッチの噂を耳にしました。

 

片方の選手は確定。もう片方はビアド、アラナス、イグナシオの誰かになるらしいのですが、仲介者曰く「一番オイシイのはイグナシオ」とな。

 

あのレベルの世界だと、イグナシオが「おいしい」と言われてしまうのか。。。。

 

そりゃまぁ、あくまでも比較の話でしょうけどね。ファーゴレートを見てみたら、確かにイグナシオが一番低い。

 

それにしたって「おいしい」か。うーむ。。。^^;