1本目
とある初対面の上級者様と相撞きしていて思ったのは、「基本のフォーム以外で撞こうとしないな」ということでした。
その上級者様は180cm近い身長があると思うのですが、メカニカルブリッジの使用頻度がかなり高い。一切の無理をしようとしないからです。上半身の形を全く崩そうとしない。
体を伸ばして撞くようなことがないし、エクステンションも使わない。通常の体勢で撞けなかったらメカニカルブリッジ。
メカニカルブリッジを使うのがメチャクチャ上手いし、フォームが全く崩れないし。
「なるほど。こういうスタイルもありだなぁ」と感銘を受けました。
私なんかは、めちゃくちゃ無理な体勢で撞きまくる。それがフォームが不安定な原因の1つになっているのかもしれない。
私もメカニカルブリッジはまぁまぁ使える方なので、フォームを崩さず、崩さなきゃいけないような距離感になってしまったら迷わずメカニカルブリッジを使うというスタイルにしてみようかなぁ。
そのための最大の関門は
めんどうくさがりを直すこと
なんで無理な体勢で撞いてしまうかって「メカニカルブリッジを取り出したりしまったりするのが面倒くさいから」なんですよね。「メカニカルブリッジが苦手だから」ではない。ただ面倒くさいだけ。。。
「面倒くさい」が原因の欠点が多すぎるぞ。
2本目
8ボールをやったことがほとんどありません。
ワンポケとか14-1とかになると「ハードブレイクできないから」が滅多にやらない理由として上がってきますけども、8ボールはハードブレイクもできる。
「９や１０に比べて不慣れだから」「頭を使うゲームが苦手」も８をやらない理由にありますけども、一番大きな理由は「まわりの人がやってないから」なんですよね。
自ら進んでやるほどには興味がない。しかし、やりたくないというわけではなく「みんながやるなら、自分もやる」というくらいの気持ち。けど、みんながやってないから自分もやっていない。
そんなわけで、私は20年のビリヤード歴の中で、相撞きで8ボールをやったのがせいぜい10回くらい。試合形式となるとJPAの8ボールディビジョンにヘルプで出た４〜５試合だけです。それだけ。1年に1回もやってないってことになりますね。
20回にも満たない8ボール経験の中でC級からプロまで対戦したことがありますが、「8ボールをやり込んでいる」という下級者とやると私が入れ勝つ。プロとやると戦略云々の前に私が入れ負ける。
結局、ただのシュート力勝負になってしまうことが多い。
8ボールが上手い上級者同士の対戦を見ると、8ボールって戦略のゲームじゃないですか。けどあれって、同じくらいやり込んでいる同じくらいの腕前の人同士でやるから戦略が重要になってくるのであって、腕前が違いすぎたり8ボールに不慣れな者同士だったりすると、単なる入れのゲームになっちゃうよなーと思っていました。
9ボールだって同じですけどね。ただ、8のほうがより顕著な気がする。
ある日ある時、唐突に「戦略的な８ボール対決がしたい！！」と思ったんです。
けどそのためには私が８ボールの練習をしなきゃいけないし、同じくらいの腕前の８ボール巧者を探さなくてはいけない。
そして、いざ実現したら実現したで「頭使いたくねぇー！」ってすぐに音を上げそうな気がしますｗｗ
