鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

ボーっと生きてる

 

1本目

 

最近も一件やらかしたんですけど、私は謎の先入観に従ったせいで健康を害してしまったことが過去に何度もあります。

 

どれもこれも大したことではなくて

 

  • 「歯はこう磨くべき!」と思ってたら、そのせいで虫歯ができてしまった
  • 「歩き方はかくあるべし」と思ってたら、関節を痛めた
  • 「ストレッチのやり方はこう!!」と思ってたら、足の筋を痛めた

 

この程度のことなんですけども、似たようなことがまだ何十件とある。やらかしすぎ。

 

ようするに間違った思い込みにより間違ったことをやってしまっていたわけですが、原因が不明である事が多い。

 

「誰かに間違ったことを教えられた」とか「ネット上の誤情報を掴まされた」とかだったら原因は明確です。

 

けどそうじゃない。「なぜ自分はそういう風に思い込んでいたか」と原因を考えてみても、思い当たる節が何もない。誰かから聞いたわけではないし、どこかで小耳に挟んだわけでもないし、自分で調べたわけでもない。そう考えるようになったキッカケに思い当たる節がない。

 

恐らくは自分の中にある色んな知識が複雑に絡み合ってそういう先入観を持つに至ったんでしょうけど、なんにせよ、この全く根拠のない先入観って厄介だなぁと思わされます。

 

いざ失敗に気づくまでは、なぜか自信満々なんですよw 根拠がないという自覚がない。自分の考えに根拠が何もないことに気づいていない。いざ失敗して痛みを覚え、原因考察をしようと思い至った時に初めて「なんで自分はそんな風に考えていたんだ??」と疑問に思う。

 

私が最も反省することが多いのが、上記したような「謎の先入観により健康を害す」なんですけど、ビリヤードをやってても頻繁にあります。間違った謎の先入観を持ってしまうこと。

 

大きな痛みを感じる失敗をするまで気付けないんですよねぇ、、、



2本目

 

1本目に続けて「ボーっと生きてんじゃねーよ」っていう話なんですけども、、、

 

比較的安価に色々試せることもあって、かつての私はチョークをたくさん買いました。色々買って試すのが好きでした(最近も買えるものなら買いたいのですが、溜まりすぎなので自制中)

 

たくさん試してみると、中には使い物にならないものもあります。捨てるのは勿体ないので人にあげたりするのですが、引き取り手がないチョークは自分の手元に残ることになります。

 

本当に全く使い物にならないチョークは何も使い道がなく飾っておくだけになっていますが、「真剣な場では使いたくないけど、プレッシャーの少ない場でなら使える」というくらいのチョークは、平場の相撞きや1人練習の時に使っています。

 

それが良くないな、という反省を先日しました。

 

  • ショットタイミングがグダグダ
  • タイミングがズレている自覚はあるのだから直せば良いのだけれど、正しいタイミングで撞こうとするとミスキューしそうなイメージが湧いてきてしまう

 

こんな状態の昨今の私。「なぜ自分はこんなにミスキューにチビっているのだろうか」と考えた時に、原因の一つに「チョークのせい」があるとふと気づいたのです。



「真剣な場では使いたくないけど、プレッシャーの少ない場でなら使える」という判断をしていたのがコロナ前。そこそこ撞きこんでいた頃のこと。

 

今はそれらのチョークだと「1人練習ですらミスキューしそうで怖い」と感じるらしい。そんな自分の感覚を自覚していなかったのです。

 

1人練習の時でも、試合の時に使う主力チョークを使うようにしたら、ミスキューへの恐怖心が減じてだいぶストロークが整ってきました。もっと早く気付けや。

 

 全く根拠のない誤った自信を持ってしまっていることがあるし、かつては正しかったけれど今は間違っているイメージの更新が出来ていないこともある。もっと頭を働かせなくてはいかん。

 

日頃散々に人に対して「ボーっと生きてんじゃねーよ」ってネタをぶつけているくせに、特大ブーメランが刺さりまくっていて痛いです。