鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

相手はこちらのことを知らない

 

素人と玄人のすれ違い話は、一応今日で終わりです。

 

 「どこの馬の骨とも知らないたった1人の意見は聞き入れる事ができない」ってな話をしましたけども、何かしらの発言をする際、私も含めて多くの人は他人から「どこの馬の骨とも知らないヤツ」と思われているという自覚が無いんだと思います。

 

「自分は運転が下手ではないですよ」「自分はマナーが良いですよ」と言う人と似たようなもの。他人は「しらんがな」と思っているのだけれど、当人は相手の気持ちが分かっていない。立場が逆になった時のことを想像できていない。



 ネット上で「どこの誰とも知らない人からアドバイスされてもなぁ」と思うことが多々ある。私もあるし、皆様もありますよね?

 

アドバイスをされた方は「あんた誰よ?」としか思えないのだけれど、アドバイスをした方は「自分はこの程度のアドバイスならできるくらいの腕前はあるプレイヤーですよ」って思っているんですよね。

 

たとえ「自分はこの程度のアドバイスならできる程度の腕前はあるプレイヤーですよ」という言い分が事実であり、そのアドバイスが真っ当なものであっても、相手にはそれを判断する術がない。信用度を判別しようがない。

 

相手からしたら自分は赤の他人。なのに、無意識に「相手は自分のことを分かっている」という前提での言動をしてしまう。

 

あるあるなんじゃないでしょうか。



 「あんた誰よ?」と思わされることも、「あんた誰よ?」と思われてしまうような言動をしてしまうことも、どっちもあるんじゃないでしょうか。少なくとも私にはあるあるです。

 

私はブログであれやこれやと意見を書いてますけども、どれもこれも私のことを信用してくれている人にしか通じない。

 

私のことをマイナス評価している人はもちろん、全くの見ず知らずの人が私の意見を見て考えを改めることなんてまずないでしょう。

 

昔の私は思い切り「人の意見を変えたい!」と思っていましたし、今でもそういう思いで書き殴ることはありますけど、今は基本的に「私と同じような価値観を持った人に対しての、あるあるネタという扱いでいいや」という思いで書くようになりました。

 

SNSが流行っております昨今、皆々様にも「そういうスタンスが良いですよ」って言いたいです笑 これもまた「人を変えようとしている発言」ってことになっちゃいますけどねw