1本目
甲「上手くならないなぁ」(毎日同じことをボヤいている)
乙「毎日ボヤくくらいだったら、プロのレッスンを受けてみればよいのでは?」
甲「そうですね!ボヤくのは良くないですよね。ボヤかないように気をつけます!」
違う。そうじゃない。
そんな感じの会話を見かけて「そうなんだよねぇ」「話が通じない人には、何を言っても通じないんだよなぁ」と思っていた私です(^-^;
そんなこんなで改めて悩んでいたのが、ブログの書き方です。
「話が通じない人には、何を言ったって通じない」「ましてや、私の球の腕前、人格、文章表現では、なおさら人に伝えるのは無理」ってのは遥か昔に悟ったことなわけですけども、未だに未練がましく「伝わると良いなぁ」と思っている部分がありますね。。。
私の文章は長ったらしいわけですけど、なぜ長いかと言えば説明口調だからでありまして、もっと簡潔に言い表すことだって出来ます。
分かってくれる人は簡潔に書いても分かってくれるでしょう。長ったらしく書いた方がかえって分かりづらくなるはず。
一方で、簡潔に書いたら分かってくれない人は、説明口調で書いても結局は分かってくれないと思うんですよね。
となったら「分かってくれる人だけ分かってくれたらいい」と割り切って簡潔に書けば良いのでは?
とは思うのですが、どうしても「説明口調で書くことで、少しでも多くの人に伝われば、、、」という一縷の望みが捨てられぬ。。。。
こういうのも数値で出れば楽な所かもしれませんね。書き方を色々変えてみて、それぞれにおいての読者様の理解度が数値で現れたら「これくらいがベストだな」ってのが判断出来る。
けど実際には身近な人の反応を見ていての体感でしかないから、どれを選択すべきか分からん(;^ω^)
100%の人に理解されるってのは絶対に不可能。これはさすがに割り切れているんですけど、少しでもマシな所を狙っていきたいっていう気持ちは残る。でも、そのための手段が分からんぞ。。。
つい最近、私の助言で考え方を変えてくれた人がいたんですよ。
そんな出来事があるとますます「やっぱり、少しでも可能性がある限りは伝える努力をした方が良いのか??」と思っちゃいますね、、、
2本目
- 高2の時にビリヤードに出会った
- 2年でAクラスになった
- 今A球歴6年目
そう口にしていた若手A級君がいました。
複雑な事情で高校に入るのが遅れたとか留年したとかがなければ、今現在の年齢は単純な足し算で計算が出来ますよね。
けど、そんな若手君に「今いくつなの?」と聞いてしまう人がいる。
そういう人が存在することを私は重々承知しております。
私はあんまり自分の年齢をズバッと言うことが無いですけど、別に隠したいわけじゃないですw ただ「興味本位で聞いてくる人に、わざわざ教えてやる義理もないなぁ」「自ら堂々と開示するような情報ではないな」とは思っている。
何を契機に球を始めたのか、西暦何年に球を始めたのか、球歴が何年なのかってのは何度か書いてますんで、話を合わせれば簡単に年齢は出せるわけです。
本当に私の年齢が気になっている人だったら、考えればすぐに分かる。そういう人達に隠す気は無いです。けど、大した興味も無いのになんとなくで聞いてくる人にわざわざ言いたくはないかな、、、
私は鈴木という本名を出しておりますが、下の名前だって知りたければ調べりゃすぐに分かるんですよ。けどそれにしたって、わざわざ調べてまで知りたいと思っている人はほとんどいないでしょう。
私の方から直接的な情報を示すとほぼ100%の人が知ることになる。けど1クッション置くだけで(ちょっとした調べる手間や考える手間を加えるだけで)情報に行き当たる人は激減する。
リンクを貼ってもリンクに飛ばない人は多数いるし。動画を貼り付けても動画を見ない人は多数いるし。「先週こういうネタを書いた」と示しても、先週のネタを再確認する人はほとんどいないし。
年齢やら本名やらはただの例であってどうでも良い話ですが、比較的大事なビリヤード情報に関しても「隠す気はないけど、おおっぴらにしたいわけでもない情報」とか「何人かには知っておいてほしいけど、全員には伝えたくない情報」だとかを書く際に1クッション入れる事が多々あります。完全に隠す気は無いのだけれど、ちょっとだけ隠したいっていう時に有効な手段ですね。ターゲットを絞ることが出来る。
逆に言えば、全員にハッキリ示したい情報を出す時には、少しでもクッションを入れちゃうと情報伝達率が大幅に減少してしまうので気をつけなくてはいけません。
そういえば最近こんなことがありました。
都議選があったわけですけど、投票日前のこと。候補者のチラシを見たオッサンが「年齢が書かれていない」「年齢ってのは重要な要素ではないのか?」と言ってたんですけど、そのチラシの中には「詳細はホームページで」とURLやQRコードが書かれていたんですよ。そこに飛べば年齢は堂々と書かれている。
本当に選挙に興味があって候補者を吟味しようとしている人だったら、チラシに書かれているだけの少ない情報ではなくホームページまでしっかり見るでしょう。オッサンはそんなことはしない、なんの手間もかけず、一切頭を使わず、ただチラシを見て浅はかな好奇心を抱くだけの人です。
けど、そんなオッサンだって有権者。オッサンのようにチラシを見ての非常に浅い印象だけで投票をする人が少なくない。となると、候補者の側からするといかにクッションを入れずに情報を伝えるかも考えなきゃいけない。
(その候補者は現職だったのですが、今回僅差で落選)
1クッション入れるってのは毒にも薬にもなりますな。