鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

運動をしよう

 

1本目

 

母のスマホに区が運営している歩数アプリを入れてあげました。歩数を計測できるというのはもちろん、登録者全体・地域別・世代別それぞれの歩数ランキングなんかも出る。

 

また、歩数に応じたポイントが加算されて、懸賞に応募出来たりもするらしい。ウォーキングコースの紹介なども。

 

ダウンロードしてから1か月ほど経ちましたでしょうか。母氏、かなり躍起になっているらしいことが発覚。

 

まず、以前はスマホを家のどっかに置きっぱなしにして全く持ち歩かなかったのが、それでは歩数がカウントされないということで常時携帯するように。

 

また、加算されるポイントやランキングを気にして、追加のウォーキングをする日も増えたもよう。高齢者にとって良い運動であります。

 

何気にランキングを結構気にしているらしい。何事も1位になるような人はもちろん、上位ガチ勢はぶっちぎっているものでありまして、この歩数ランキングも例外ではない。母はさすがにそこに対抗する気は無いらしい。ただ、自分とランキングが近い人の歩数を見て「後〇〇歩で追い抜けるなぁ」「じゃぁちょっと散歩に行って来よう」とか考えるそうな。

 

 

この話から言いたいのことの1つが、度々言ってることですけど「数値で出ると張り合いが出る」ということです。

 

自分自身の頑張りが数値として出ますし。自分と人との差が明確に数値で出るので、自分の立ち位置を把握しやすいですし。「数値を上げる」「順位を上げる」などの目標を掲げやすい。

 

言いたいことの2つ目は「歩数は単純だから良いよなぁ」ってことでした。

 

歩数なんてのは単純明快ですよね。たくさん歩けば数値が上がる。たくさん歩けばランキングが上がる。頑張りが直接的に数値に反映される。

 

ビリヤードは頑張れば勝てるってもんじゃないし、頑張れば頑張った分だけ上手くなるってもんでもない。一体何を数値化すりゃ良いのか良く分からんし、数値化してもその数値を上げるための努力の仕方がハッキリしないはず。

 

ビリヤードに置いて、頑張れば頑張るほど上がっていくような数値ってなんでしょうね?

 

 

2本目

 

「人の振り見て我が振り直せ」だとか「反面教師」だとか言います。私は人生において教師からよりも反面教師から学んだことの方が多いと思っています。

 

人の振り見て我が振り直す場面ってのは、大体は偶然の出会いですよね。たまたま出くわした場面での他人の振る舞いを見て「こういう言動はいけないな」「自分はこうならないようにしよう」と思うわけですよね。

 

私はしばしば自ら進んで人の振りを見に行くことがあります。どういう時かと言えば「自分で自分の本音が良く分かっていない時」です。「こうだと思うんだけど、自信が無い。これが本当に自分の本心なのか判断が出来ない」という時。

 

間違った意見を口にしてしまったり、自分で自分の本音が分かっておらず心にも無いようなことを言ってしまったりすることがあります。後々恥ずかしい思いをするので、極力そういう発言は減らしたい。

 

なので常に「自分の考えは間違っているかも?」と疑うようにしてはいるのですが、疑ってみても判断が出来ないことってのがしょっちゅうあるのであります。

 

 

そういう時に、自分と同じようなことを考えていそうな人の所に行ったり連絡をして話を聞いたりします。強気な姿勢の人が適役です(笑)

 

そうして誘導尋問をして、他人に私と同じ持論を言わす。他人の口から出た持論を聞いて「人が言ってるのを聞いても違和感ないな」と思えば「これは自分の本音である」と結論づけますし、「人が言っているのを聞くとツッコミたくなるな」と思ったら持論に修正を加えます。

 

 

皆様も誰かしら他人が自分と同じ持論を声高に叫んでいるのを聞いた時に「あれ!自分と同じ考えのはずなのに、あの人が言っているとめちゃくちゃイラッとするぞ。。?」みたいに思うこと、ありませんか?持論を改めるチャンスですね。

 

反面教師ってのは本当にありがたいもんです。自分の代わりに恥をかいてくれる。自分が恥をかくのを未然に防いでくれる。

 

出来ることなら反面教師の存在が無くても自ら行いを改められればいいんですけど、それはなかなか難しい。。。

 

 

3本目

 

私、コロナ前は定期的にスポーツジムに通っておりました。

 

週に2~3回、1回1時間程度。あんまり真面目にやってはいませんでした。「マッチョになる!」なんていう目標ではなく、「運動不足解消」っていうくらいの気持ち。

 

ジムでは上半身のトレーニングを主に行っていました。ジム内で行う有酸素運動は面白みが無いし、下半身の筋力トレーニングはキツいからやりたくないっていう、情けない理由w

 

おかげさまで、上半身はそれなりに鍛えられましたが、下半身は衰え行く一方でした。

 

さて。近頃コロナ太りを解消するためダイエットに励んでいるという話を度々書いておりますが、やはりダイエットのためなので有酸素運動をします。走り込みです。下半身が鍛えられます。

 

一方で、コロナの影響でジムには全く行かなくなってしまったので、時々思い出したように家の中でやる細々とした筋トレくらいしかしてない。

 

 

コロナ前:上半身は強い。下半身弱い。

コロナ後:上半身弱い。下半身強い。

 

 

ビフォーアフターで逆になった。

 

これをですね。球を撞いている時にもメッチャ実感するんですよ。

 

今のところ瞬発力にはこれといった影響を感じておりませんが、持久力の差を大きく感じております。

 

コロナ前は1人練習をするとすぐに足腰が疲れてしまって、椅子に座っての休憩タイムが長かった。これが今は学生の頃と変わらぬ、長時間ぶっ続けの練習に耐えられるようになりました。下半身は。

 

上半身の方が「わずか1年でここまで衰えるか」「コロナ前も大した運動はしていないと思っていたけど、ジムでの運動は結構役に立っていたんだなぁ」強く思わされております。

 

フォームを維持するのがキツい。ハードショットを連発出来ない。少しでも長い時間撞くと体にガタがくるなどなど。

 

さらに悪化するとそのうち瞬発力も衰えて、連発どころか単発でもハードショットが出来なくなるんじゃないかと危惧しております。ちょっとずつ運動量を増やしてます。

 

 

私はこのようにビフォーアフターの比較が出来るので「運動大事だなぁ」と思ったわけですが、ビフォーもアフターもなく昔から全くと言って良いほど運動をしていないって人も少なくないと思います。

 

した方が良いですよ。本当に。

 

ビリヤードのためにもなりますし、それ以外の場面でも人生は体力が資本ですからねぇ。