鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

伝言ゲーム

 

1本目

 

ただの愚痴です。

 

Twitterでも騒いでいたんですけど、私はずっと礼服を捜索しておりました。

 

礼服を着る予定があるというのに、2着あるはずの礼服が2着とも不揃い。上下が揃わない。見つからない。

 

昨年に法事やらなんやらで着ていたので、間違えて実家の方に持っていかれてんじゃないかと思い、実家に寄った際に母に「礼服知らない?」と尋ねましたら、すげなく「知らないよ」と言われ。

 

その後ずっと探し続けるハメに。

 

けど、どうしても見つからない。ありとあらゆる場所を探すも見当たらない。

 

なので、もう1度母にLINEで尋ねてみたら「これ?」とアッサリ返事が来た。

 

受け取りに行きつつ「なんでこの間は『知らないよ』と言ったのか」とボヤいたら、「あそこに無いなら知らないよ、という意味だった」と言い訳されました。

 

そんな前提、口に出されなきゃ分かるわけが無いし、しかも「あそこ」ってのが母が使っているドレッサーなんですよ。んなとこ調べるかいな。

 

「私のドレッサーの中を見てみて。そこにないなら知らないよ」が「知らないよ」の一言に集約される。

 

いくら血の繋がった息子と言っても、理解出来ません。

 

 

 

そんな出来事から、昔の事を思い出しました。ほぼ全く同じ出来事です。

 

ある日、某球屋に忘れ物をしました。

 

後日その店を訪ねた時に忘れ物が無かったかどうか尋ねました。すると「知らないよー」と言われた。

 

その時はその店に忘れたという確証がなかったので「他の所に忘れたのかな?」と思って、思い当たる場所を散々に探し回りました。けど結局見つからず。

 

1週間ほど後に、もう1度某球屋を訪ねました。別の店員さんに事情を説明すると、すぐに「これですか?」と差し出してくれた。あるやんけ。

 

後日「知らないよー」と言った店員に文句を言ったら、「忘れ物置き場に無いんだったら知らないよっていう意味だった」と言い訳されました。

 

知るかいな。

 

「忘れ物置き場に無いんだったら」という前提を口にされていないんだから私が理解できるわけが無いし、忘れ物置き場なんてものがあることも知らない。スタッフしか入れない所にあるんだから。

 

ほんとにもう、母と全く同じ。

 

 

自分の頭の中を他人に伝えるのが恐ろしく下手な人ってのがいますよね。自分の頭の中でだけ会話しちゃっていて、口にしていない。相手に伝えていない。自分の頭の中では話が成り立っているけど、聞いている側からしたら理解不能でしかない。そんな話し方をする人はいる(これも程度問題であって、誰しもそういう癖はあると思いますけども)

 

それの一種なのでしょうね。前提を口にしない人というのは。

 

 

この手の人ってのは、人にものを教えるのにも非常に不向きであり、全く伝わらない話し方をしては曲解へと導いてしまう。

 

人の振り見て我が振り直せ。

 

自分も気をつけなくてはいけませんね。

 

 

2本目

 

某SA様が初級者さんにアドバイスをしていたのですが、苦笑してしまう場面がありました。

 

ゲーム中に初級者さんがジャンプショットをミス。それを見たSA様が「ジャンプショットはこういう風に撞いた方が良いですよ」とアドバイス。左腕の形についてのアドバイスでした。

 

1時間ほど後だったでしょうか。その初級者さんが別の初級者さんに先ほどの配置を再現しつつ「SA様が言うには、この配置はこういう風に撞いた方が良いらしいよ!」と言う。

 

SA様はジャンプショット全般の話をした。一方で初級者さんは先ほどミスをした特定の配置の場合の話として伝えようとした。

 

 

SA「いや、その配置だけの話ではなく、ジャンプショットをする時の話です」

 

初「この配置も、ジャンプショットですよね??」

 

SA「いや、ですから、その配置だけの話ではなく、ジャンプショット全般に言える話で。。。」

 

初「この配置も、ジャンプショットに含まれますよね?????」

 

 

 

話が噛み合っていない!!!ww

 

その初級者さんが「このアドバイスは、この配置限定のものである」と理解してしまったのだとしたらSA様は訂正したいでしょうし。ジャンプショット全般にいえるコツだと把握はしているのだけれども、言い表し方が悪く「この配置はこういう風に撞いた方が良いらしいよ!」と言ってしまったのだとしたら、やはりその点を訂正しないと、もう1人の初級者さんに間違って伝わってしまう。

 

どちらにせよ訂正をしたい。

 

今回の場合は、初級者さん自身はSA様の話を正しく理解していたようでした。ただ伝え方が悪かった。「ジャンプショットをする時は」と言わなきゃいけないのに「この配置は」と言ってしまう。伝言ゲームが早速崩壊です。

 

噛み合わない問答を続けた末にやっとその点に言及出来たSA様。しかし初級者さん「そんなこと言いましたっけ?」「ジャンプショットの話をしたつもりでした」とな。

 

 

言ってた言ってた

 

 

こういう風にして、どんどん間違った知識が伝わっていくんだろうなーと思った一幕でした(;・∀・)