1本目
だいぶ昔の話ですけど、電車の中で若者がこんなボヤきをしておりました。
どうやら友人を遊びに誘ったのだけれど「予定がある」と断られたらしい。にもかかわらず、その友人が「暇~。誰か遊ぼうぜ」とツイートをしていたらしい。
「二度とあいつは誘わない」とご立腹の若者。分かる分かる。気持ち分かる。
この話を思い出したのは、フォロワーさんのボヤキがキッカケでした。下級者を相撞きに誘ったら「練習がしたいから」と断られたのに、直後に別の上級者と相撞きをし出したらしい。
こういう人ってしばしば出会いますけど、私がそういう人達に下す評価は「馬鹿」なんですよ。
私は、嘘をつくのが悪いことだとはあんまり思っていません。必要な嘘はある。けど、嘘をつくなら最後まで貫き通せって思っていて、貫けないのは馬鹿だと思っております。
私自身「この人とはあまり相撞きしたくないな」と思う人はいますし。
また「イマイチ調子が良くない」「いまいち相撞きをする気分ではない」っていう時には「極一握りの仲が良い人とは相撞きがしたいが、さもなくば一人練習がしたい」って思っていたりします。
そういう時に「この人とは(いついかなる時でも)相撞きしたくない」「この人とは(今は)相撞きしたくない」って人から声がかかったら、「練習がしたいので」と言って逃げることはあります。そしてその後になって「この人となら相撞きしたいな」って人が来店して、、、、っていうシチュエーションになったことが何度もある。
けど私はそういう時、最後まで1人練習を続けます。「あ。〇〇さん来た。じゃぁ相撞きしよう!」なんていう振る舞いはしません。「練習がしたいから」と言って相撞きを断っているわけですからね。
嘘をつくなら最後まで貫き通すべし。貫けないなら始めから正直にハッキリ言うべし。
中途半端が、一番敵を作るぞ。
2本目
私の球友に、ブレイクキューもジャンプキューも持っておらず、プレイキューにしても3~4万円のエントリーモデルを使っているっていうA級がいます。キューケースもオマケでもらった1B1Sの筒型ケースしか持っていない。でもだいぶ上手いA級です。
また、つい最近までずっとハウスキューで撞いていたっていうA級さんもいらっしゃるようなので、恐らくマイキューは一切持っていないA級もこの世のどこかには存在するでしょうね。。。
そういう方々と比べると私は道具に金をかけている方ではありますが、絶対的に見ればA級の中ではだいぶ金をかけてない方だと思います。
プレイキューなんて、C級の時に初めて買ったマイキューが1番高いっていうくらいですからねww
ブレイクキューも同じです。C級の時に初めて買ったマイブレイクキューが1番高い。。。。。。
ブレイクキューはその後とっかえひっかえ買い換えまして、今までに二桁本数使っているみたいなんですが、単価が恐ろしく低い。安物ばっかり使っていました。
王道と言われるブレイクキューを使ってこなかった理由として、王道ブレイクキューはやはりある程度のお値段がしますので「予算が足りない」というのもありましたが、「王道は王道なだけに、使用者が多い」「みんなと同じものを使うのは面白くない!!」っていう理由もありました。
けども経験を積んで、考えがぐるりと1周して「王道には王道たるゆえんがある」と悟り、王道キューを使うように。今は王道も王道の魁を使っております(笑)
この「王道は面白くない」「人とは違うことをしたい」「人とは違う物を使いたい」っていう気持ちって、凄く厄介なんですよね。典型的な遠回りルートです。
道具にしても、フォームやストロークにしても、「人とは違うことをしたい」という欲求が混ざるとロクなことがない。
王道こそが、結果を出すための最短ルート。人と同じことをすることこそが、上達への近道なのであります。
「人と同じでは面白くない」「同じことをやってたら、心が満たされない」というのであれば、それはそれでその人なりの趣味との接し方ではありますが、もしそういうルートを選ぶのであれば結果は二の次であるということは割り切らなくてはいけませんよね。
人とは違うことをやった上で結果も出したいってのは、中々のイバラの道であります。
3本目
ばぶちゃん(@dbtn_abc)とこにヘッドホンとメガネを忘れてきた。
— 鈴木さんちの鈴木𝒜 球版 (@billiblo) 2020年9月21日
私の忘れ物癖は、もはや才能の域に。
いやぁ。アホですね。
ヘッドホンの方は、1番お気に入りの物を置き忘れてしまったというだけであり、代わりがいくつもあるので短い期間であればなくても特に困ることはないのですが、メガネの方は無いと困る。
私は眼鏡を5つ持っているんですけど、2つは仕事のここぞという時用のちょっとお高いやつなので普段は使わず、普段使いは3つ。1つは矯正視力が1.2になり、1つは0.7、もう1つは0.3~0.4くらいになるよう度を調整した物です。
そしてなんだかんだ、普段1番使うのがその最も度が低いやつなんですよ。今回忘れてきたのがそれ。
度の強い眼鏡は長時間していると目が疲れますし、デスクワークをする時なんかは特にです。
0.3~0.4くらいに調整したメガネは度が低いし、ブルーライトカットにしているので、デスクワークをしたりスマホをイジったりするのに最適なんですよ。そしてまた、0.3くらいの視力でも、日常生活あまり困ることがない。
買い物に行って物を探す時ですとか、人に会う時ですとか、車の運転をする時ですとかはさすがに度の強い眼鏡に変えますが、それ以外の時は0.3~0.4で充分というか最適。今このネタをタイピングしている時はまだ忘れた眼鏡を取りに行っていないので0.7の視力でパソコンに向かっていますが、圧迫感がありますもん。
度の弱い眼鏡を持っていないという方は、試しに1つ作ってみることをお勧めします。度の強い眼鏡と併用することになるので、複数を持ち歩かなくてはいけないという手間はありますけどね。
さてさて。
「球撞き用眼鏡を作りたい」とはずーーーと長いこと思い続けております。
球撞き用眼鏡を作るとなったら、やはり実績のあるこちら
こちらに頼みたいところなのですが、いかんせん、私の気持ち的に予算オーバー(;^ω^)
眼鏡プロ(元になってしまいましたが)をキッカケに、知り合いのアマチュアの方でも数名こちらの眼鏡を使って球を撞いている方がいらっしゃり、良い評判を耳にしているのですが、いかんせん、私にとっては「必須ではないもの」であります。
ジャンプキューやキューエクステンションを、私が欲しいと思いながらも長い間買い渋っているのと同じ理由です。「必須なのであればポンと出すが、『あれば便利』くらいで出すには高い」という額(;'∀')
レーシックなんかもそうなんですよ。「ちょっと試してみよう」には高額だし、また、必須ならば出せる額だけども、必須というわけではないし、、、っていう。
お金持ちになりたい。
4本目
単なる言い訳ネタです。
長いこと球を撞いておりますと、ずっと同じようにビリヤードに接するというわけにもいかず、生活が変化していきますので、それに合わせてビリヤード生活も変化させていかなくてはいけません。
で、今回何が言いたいかって、コロナ禍にビリヤードライフが対応できていないってことであります。
コロナを境に、球撞き環境が悪くなった人、変わらない人、むしろ良くなった人もいると思いますが、私は完全に悪くなりました。
悪くなったらなったなりに、上手く調整すれば上達は望めないにしても現状維持くらいは出来ると思うのですが、いかんせん、対応が出来ていない。
仕事の状況がクルクル変わる上に今後どうなるかも正確な予想が出来ない状況ですので、正直、球撞きに気を回している余裕がないです。
でも、撞くからにはちゃんとした球が撞きたい。けど撞けてない。ってことでモヤモヤするぅぅー。
何が一番モヤモヤするかって、コロナのビフォーアフターで球撞き環境が「変わらない」「むしろ良くなった」って人に馬鹿にされることがあるわけですよ。こちとら撞けてないのに、普通に撞けている人に「下手だね」とか言われたら、そりゃ心中穏やかではいられないわけでねぇ。
反骨精神に火をつけようにも、撞けないことにはどうしよもないわけで、さてどうしたもんか。