1本目
いきなりの告白ですが、私は手フェチです。
男女問わず、他人の手をよく見てしまいます。
自分自身の手が小さく指も短いことが軽いコンプレックスなので、その対局にあるような手が好きですね。
そんなこともあってか、初級者時代に上手い人たちのブリッジをよく観察していました。そして良し悪しではなく完全に見た目の良し悪しの観点から真似をしたり研究をしたりしていました。
私はフィリピンブリッジを組むのですが、それも初級者時代に「フィリピンブリッジ(の形)かっけー!」って思ったからですw 良し悪しとかは一切関係がない。
最初のうちは指の柔軟性が足らず上手くフィリピンブリッジを組めなかったのですが、大学の講義の最中、食事の最中、電車に乗っている時などなど、隙あらばフィリピンブリッジを組む練習をして柔軟性を高め、組めるようにしたという記憶があります(笑)
オープンブリッジの組み方にしても、「指をどう広げるか」とか「どの指を曲げるか」とか、形状の芸術性を色々と研究しておりました。クラシックバレエやフィギュアスケートみたいですねw
そんだけ散々に研究したにも関わらず、今の私のオープンブリッジは良し悪しの観点から「構えやすいように組む」で組んでいるもんですから、私的にメチャクチャ格好悪い形になってしまっているのが近頃の悩みですね。。。
さて。2本目のネタではフィンガーチップブリッジ(高い位置に組むブリッジ)について触れているのですが、2本目のネタを書き始めるまでは「フィンガーチップブリッジについて研究するのは当たり前」と思っていたのですが、いざ書き進めているうちに「もしかして、私がフィンガーチップブリッジについてしっかり考えたキッカケも手フェチか?」と思うように。
何度かネタにしたことがあったと思いますけども、私のフィンガーチップブリッジは初級者時代に見たプロのフィンガーチップブリッジの形状を丸パクリしたものです。安定をさせるために多少は研究してアレンジを加えはしましたが、基本形状は丸パクリ。
今さっき自宅で撮ったもんだから見づらくて恐縮ですが、こんな形です。フィリピンブリッジの親指の位置をズラしてオープンにした感じですね。
人差し指を中指の上に乗せておくってのがミソで、中指がグラつかず安定します。
下手に人差し指~小指の4本全てを接地させようとするとかえって不安定になるので、人差し指はラシャにつけず別の役割を持たせるってことで。
余談ですが、その昔ビーマガにてスト様がクローズドブリッジを小指と中指の2本だけで支えるように組み「このブリッジはいいぞ。がははー!」とかインタビューに答えていたってのをうっすら覚えております。
そのインタビューを見て真似してはみたんですが、私には2本だけで支えるブリッジはグラついてしまって合わず、採用はしませんでした。
ただ、フィンガーチップブリッジだけは、スト様が推奨する2点ブリッジに若干近いかもしれない(笑)
2本目
Bクラスの方と相撞きをした後に「カーブショットをよく使いますね!」と言われ、「え?そう??」と考え込んでしまいました。カーブをよく使うとは、過去に1度も言われたことがありませんでしたので。
その時の対戦では、少しだけ隠れてしまった先球を入れに行く手段として2回、隠れた先球に当ててセーフを取りに行く手段として1回、計3回カーブショットを撞いたと記憶しています。
確かに5-4のセットマッチ1回の中で3回というのは多いかなという気もしますが、たまたまそういう配置になったというだけですし、その配置はどれもジャンプや空クッションから行くのは難しくカーブがベストであるという判断でした。他にも選択肢がある中であえてカーブを選んだというわけではなかったのです。
B級さん曰く「カーブを使う人、滅多に見ない」とのこと。
どうなんでしょう?今までカーブショットに注目してみたことがないので、他人がどれくらいカーブを使うのかが良く分かりません。他人のことが分からないので、当然自分との比較も出来ん、、、
自分がカーブを多用する方だという自覚は無いですし、好き嫌いで言っても好きでも嫌いでもなく、なんら拘りはありません。
得意不得意の点でいえば、普通のプレイで捻りを撞いた時のカーブを見越すのは地味に得意だと思っているんですけど、カーブショットが得意かどうかとなると、、、考えたことがないなぁ。得意でも不得意でもなく、普通っていう印象。
カーブショットのことって普段全く話題に挙がりませんから、まともに考えたことがないや。
さてさて。そのB級さんと撞いた時もそうですし、他の日にBC級の方々と撞いた時もそうだったんですが、カーブショットやジャンプショットを教える際に「この人たちは、フィンガーチップブリッジというものを、まともに考えたことがないんだな」と感じました。カーブやジャンプを撞く際の右手の動きがどうこう以前に、左手(ブリッジ)が全く安定していなかったからです。
思えばI氏もそうでした。立てキューをするのにクローズドブリッジで撞こうとする。いくらI氏は手がでかいと言っても、さすがにクローズのまま高さを稼げるほどにはでかくない。
高い位置に組むブリッジというのはジャンプやカーブを撞く時だけでなく、球越しで撞く時など、立てキュー全般で必要になってくるわけですから、何も特殊なブリッジというわけではない。頻出のブリッジです。その割に、あまり研究をしていない人が多いっぽい。
「BC級のプレイヤーは、フィンガーチップブリッジに疎いのかもしれない」と思い、この頃流行りのビリヤードYouTuberきっけー氏に、フィンガーチップブリッジについてネタにしてもらおうと連絡をしようと思いました。
が。
3本目へ続く。
3本目
きっけー氏は身長が180㎝台半ば。私は160㎝台半ば。20cmほどの身長差があります。私は平均身長を下回り、きっけー氏はだいぶ上回る。
私はしばしば「ビリヤードをやるには、私くらいの体格がちょうどいい」と言っております。
海外のテーブルはもっと高いということですが、日本のテーブルは低い。このテーブルの高さや台間の狭さで撞くには、160㎝台~170cmちょぃくらいがちょうど良いんじゃないかと思うのです。
きっけー氏はデカイのでフォームを組むのにも一苦労なわけでして、背が低めな上級者を見ては「参考にならん」と良く言ってる(笑)
背が高い人のメリットの1つが「立てキューがしやすい」ということだと思います。
私なんぞは立てキューをする際にはサイドスローにしないとキューに角度をつけられませんが、きっけー氏なんかはキューの上に肘があるようなフォームのままキューを立てられますからね。
きっけー氏が背の低い上級者のフォームを「参考にならん」と言っているのと同様に、きっけー氏の立てキューショットは背の低い下級者からしたら「参考にならん」ってことになるはず。
で、フィンガーチップブリッジですよ。
背が高いだけに、私よりだいぶ手が大きいキッケー氏。
「体のポテンシャルの高さに任せて、フィンガーチップブリッジなんてまともに考えたことなさそうだな、、、」と思うにいたり、連絡をするのをやめたのでありました。
ちゃんちゃん。
P.S.
きっけー氏の昨日の動画ネタがカーブショットかい!
示し合わせたわけでもないのに、一体なんのシンクロなんだ。