鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

たとえ話

 

1本目


先日の「手を抜く」というネタを書いていて、そういえば、私はスポーツでも真剣に撞いてくれるA級として重宝されてたっけなーと思い出しました。


近年の私は1人練習ばっかであんまり相撞きをしてないので忘れてましたけど、ガッツリ撞きこんでいて相撞きもたくさんしていた頃には下級者から「スポーツでも真剣に撞いてくれるレアなA級」として重宝されておりました。


当時はまだ賭け球が一般的で、賭けなければ相手をしてくれないAは多かったし、スポーツで撞いてくれたとしても「いやいやながら」とか、「どこか身が入らない感じで手抜き」みたいな球を撞くA級が多かった。そういう人達は今でも変わってませんけどね(;´∀`)


私と同じくスポーツでも真剣に撞くAは当時だってたくさんいたと思うんですけど、当時は今のようにSNSが流行ってはおりませんでしたので、「私はスポーツ派です!」とネット上で公言していて、多くの人の目に入るのが私くらいだったんでしょうね。


そのためか、BC級の方々からよく相撞きのお声をかけていただいておりました。


今は賭け球文化も廃れてきましたし、SNSも発達してスポーツ派A級の存在が多数認知されておりますゆえ、私の価値はもはや無い。


と思いきや、まだまだあるらしい。


「私はスポーツ派です!」「下級者相手のスポーツセットマッチでも、真剣にやります!」と公言していたのはブログ上だけで、そういやTwitterでは全然書いてなかった気がする。


ブログ読者層とTwitter層ってだいぶ違うらしく、Twitterの方々でこのブログを読んでいる人は少ない。


なにやらこの間Kさんと撞いたことで、私が下級者相手のスポーツセットマッチでも本気でやるA級として少し名が知れ渡ったらしく、相撞き申し込みが多数入ってきて、ただいまテンテコマイです(盛りました。そこまでたくさんじゃないけど、5名から相撞きの申し込みがきた)


10年くらい前にブログ読者様からやたらと頻繁に相撞き申し込みをされたことがありましたが、第2次のモテ期を迎えた気分になっていますww


幻滅されないよう、練習せねばならぬ。

 

どんな条件であろうとも、積極的にA級に勝負を挑むB級ってのは上手くなるでしょう。


逆に、A級と撞きたいなんていう気持ちがほとんどなくて、「BC級とだけ撞きたい」なんて思っているB級は、上達の面では将来性が望めない。


その中間くらいに「撞けるものならA級と撞きたいけど、賭け球は怖い」「A級の人は、B級となんて撞きたがらないんじゃないか」とか思っているB級がいて、そういう人は結構多いと思うんです。


そういうB級さん、来たれ!!

 

私なんかの相手をしてやっても良いって思っている上級者さんも募集中です。

 


2本目

 

「そんなことにこだわってどうする!」「そんなん、勝つ上で全く必要ないですよ」とか言われてしまうようなこだわりを一切持っていない人なんてほっとんどいないと思います。


ブレイクを強く撞きたい、あのプロみたいなフォームで撞きたい、格好良いストロークがしたい、こういう出し方をしたい、たくさん捻った出しがしたい、力強いショットで組み立てたい、不必要であろうとも寸分たがわぬ手球コントロールがしたい、打音の良いキューを使いたい、打感が良いキューで撞きたいetc...


プラスマイナス0くらいならまだしも、マイナスにすらなるってのに、「好きなんだから仕方ないだろう!!」「そうするのが楽しいの!」って思ってしまう拘り。1つや2つ、誰しも持っているはずです。


これもまた結局は度合いの話になりまして、あまりにも無駄な拘りが多すぎる人は良い評価は得られません。


逆に、全く無駄がなく、必要なことだけを淡々とやるような人は、上達の面では「センスがある」ということになり、腕前は評価してもらえることでしょう。


けど、そういう人の球って面白くないんですよね。。。


拘りが一切ない人は強いが、一切無い人の球は面白くない。


やはり多少はこだわりがあった方がその拘りが個性となり、その個性がプレイヤーとしての魅力になるんでしょうね。

 


3本目


私はブログでよくたとえ話を出しますが、たとえ話のせいでかえって分かりづらくなっていることも多々あると思います。


・たとえ話のせいで話が回りくどくなって、分かりづらい
・上手くたとえられていない
・たとえに出された話が良く分からない


色んなパターンがあると思いますけど、今回言いたいのは最後のやつ。ビリヤードの話を例えるのに、誰も経験したことがないような話を持ち出して来たら、そりゃ誰にも伝わりませんよね。


私がブログで出す例も、極一部の人にしか伝わらないものが多いんじゃないかなーと危惧しております。


この間はきっけー氏がYouTubeのコメントで「ゴルフのたとえが多い」と言われておりました。


私はきっけー氏の動画をほとんど見ていないので動画内でどうなのかは知りませんが、普段話していても、たしかにゴルフのたとえが多い。それは近年のキッケー氏がゴルフにハマっており、かつレッスンも受けているみたいなのでウンチクがあるからでしょう。


本人曰く、視聴者の年齢層的にもゴルフの話が通じやすいんじゃないかと思ってのことだそうな。


ゴルフの話ってどれくらい通じるんでしょうかね。少なくとも私はゴルフが全く分かりませんし、私の周りでもゴルフをする人ってあんまりいない。かつ、ゴルフの中上級者となるとことさらに少ない。


ゴルフをやってても初級者レベルとなると、ゴルフのイメージをビリヤードに応用するのは難しいでしょうからねぇ。


最も多くの人に伝わるたとえって、なんなんでしょうかねぇ??


誰もがイメージできる日常の動作となると、今度はビリヤードに関連付けにくくなるし、、、、