今日も今日とて謎の毒を吐く3本立て。
1本目
一々断るのも面倒なくらい頻繁にやらかしているので、今後断らないことも多いと思いますが、今日もまたブーメランネタです。「お前もだろ」と思うかもしれませんが、たとえ棚上げ発言であろうが事実は事実でもあるネタであります。
政治家を見ているとメッチャ多いですけど、持論の正当性を示したいがために相手を貶めるのはどうかと思うわけです。
「あいつはマジで下手」「あいつは欠点ありまくり」と主張して暗に「そんな欠点があるあいつより、俺の方が上手いんだよ」と示そうとするパターン。聞いていて気持ちが良いものではないですよね。
自分がやらかすからよーーく分かるんですけど「自分に説得力が無いのは分かっている」「けれど認めさせたい！」って時にやらかしがちなわけですよ。
自分自身にはアピールポイントが無いという自覚がある。アピールしようがない。相手を貶めて相対的に自分を高めるしかない。
そういう場合に悪口合戦みたいになっちゃうわけですが、それで支持者を増やせるのかどうかは謎です。
また、精神衛生を保ちたいがために、素性を隠して正論だけを述べようとするパターンの人も過去に多く見かけました。
たとえば、もうだいぶ昔の話なんで本人も覚えていないでしょうが、とあるB級氏が試合でフロック9番を３連発して勝ってしまったことがあり、周りからは中々に白い目で見られておりました。仲間からは「フロック多すぎだろｗ」とも言われてましたね。
それが当人は気に食わなかったらしく、「フロックでガタガタ言うやつなんなの」「ルール上問題ないでしょ？」「相手に撞かせるのが悪い」とかなんとかSNSに綴っているのを見かけてしまいました。自分がフロック9番を出しまくって勝負に勝ったという話は一切せず、あたかも一般論であるかのように。。。
大昔からのテッパンですよね。本当は自分の事なのに「友達の話なんだけどさ」と語り出すっていうやつ。その系統ですねｗ
自分がフロックを出しまくって勝ったという事実を書いたらSNS上でも馬鹿にされるんじゃないかと分かっていたんでしょうね、本人は。
現場を見ていた私は「痛いよ。痛いよ君、、、、」って思っていましたが、「フロックでガタガタ言うやつなんなの」「ルール上問題ないでしょ？」「相手に撞かせるのが悪い」という部分だけを切り出せばどれも正論です。
不特定多数の人が見ているSNS。そういう正論に食いついて賛同する人も出てくるわけです。
そうして賛同者を得て、投稿主は心を静めるのでしょう。
人間ですからね。そうやって精神の安定を保ちたくなるのは分かります。投稿主にそこまで悪い感情は抱いていないです。
どっちかって言うと、素性も背景も良く分からない投稿にホイホイと賛同者が現れてしまうようなSNSの怖さの方が気になりますねぇ。
2本目
私は遅撞きのネタを書く時には、今までに出会ってきた何人かの遅撞きプレイヤーの顔を頭に浮かべながら書いています。
私が頭に浮かべる遅撞きプレイヤーの中には、完璧主義者も多かったです。
ピンポイントで出す必要なんて一切無い局面なのに、ピンポイントで出さないと気が済まない。手球位置が1cmでもズレたら気持ちが悪い。クッションに入る位置が5mmでもズレたら生理的嫌悪。手球の回転が少しでもイメージとズレたら舌打ち、、、みたいな。
また、穴前の9番をイレイチすれば良い局面でも、イメージ通りのフォームに構えられるまで何度も何度も構え直しするような人もいますね。。。
分かる。分かるんです。あんだけ完璧な球を撞こうとしたら、時間がかかってしまうのは分かる。イメージとズレたら気持ち悪いってのは分かります。
けどお願いだから1人練習の時にやってね？って言いたいわけですね。
そんな中、この間遅撞きについて言及してきた人は「遅撞きな人って、手球が下手なことが多い」と言っていた。おぉ。イメージする人物の違いで、印象も全く変わるもんですね。
私は「遅くなる理由が分かるほど完璧主義な球を撞くのだけれど、相手がいる以上遅いのは勘弁してくれ」っていうタイプの人を頭に浮かべるんですけど、その人は「遅い上に球撞きが雑」っていう人を浮かべるらしい。え？それって単に下手なのでは？？
私、初心者初級者の遅撞きは気にしないです。「下手さゆえの遅さ」は気にしません。仕方がないもの。「遅撞きが癖にならないよう、時々はペースアップにも気を付けましょうね」「将来的には早く撞けるように頑張りましょうね」とは言いますが、今現在遅いことは気にしない。
けどその時話に出たのはA級以上の人の事らしい。A級以上の人で「撞くのが遅くて手球が下手」って何それ。どゆこと？？
あ！書きながらやっとイメージがついた。「撞くのが遅い上に手球が下手」なんじゃなくて、「手球が下手がゆえに配置を難しくしてしまい、時間をかけざるをえない人」のことを言ってたのかな？？
それ、私やんけ！！！ディスられてたのか！！？？ｗｗ
そういうパターンは「遅撞き」ってんじゃなくて、単に「下手」なのでは。。。
3本目
少々前に、私は私自身が言い訳がましいから、他人の言い訳にも寛容になれるってなことを書きました。自分に甘く人にも甘いパターンですね。
この間は真逆の、自分に厳しく人にも厳しい人とずっと話をしていて「あなたが自分にも厳しいのは知ってるけど、他人への物言いがきつすぎるなぁ」「ストイックなのは偉いけど、他人にまで当てはめようとするのはなぁ、、、」なんて思っていました。
・自分に甘く人に厳しい
・自分に甘く人にも甘い
・自分に厳しく人にも厳しい
・自分に厳しく人には無関心がゆえに寛容なように見える
1つ目は問題外として、2つ目以降の３つのパターンもよく見かけますけど、中々「自分に厳しく他人に優しい」って人は見かけませんよねぇ。
で、私は自分が言い訳をするから人の言い訳に寛容な方だと思うんですけど、ただ寛容になれるのは「その場限りの精神衛生を保つため」とか「言い訳っぽく聞こえるけど、事実を口にしているだけだったり、原因考察をしていたりするだけ」っていう言い訳だった場合です。
「同じ言い訳を何か月も何年も言い続ける」みたいなのは駄目です。それは本当にただの言い訳。それは駄目。
「今この場では言い訳をしちゃうけど、近い将来絶対に克服してやる！！」みたいな言い訳ならOKってことです。
それでですね。今回一番言いたいのは「言い訳は一切許さないマン！」が嫌いってことですｗ
何が起きてもすべては自分の責任である！みたいな人、いますでしょう。
そんな古き悪しきジャパニーズな思考は、自分自身に言い聞かせて一人で悦っててくださいな。勝手に「俺カッケー!」とでも思っててくだされ。他人に当てはめるんじゃないよ。
私、そういう人を見かけると、探偵でも雇ってその人の仕事っぷりや家庭での様子を全てリサーチして、本当に一切何も言い訳していないのかを探りたくなっちゃいますｗｗ
「いつまでも同じ言い訳をし続ける」とか「あまりにも言い訳が多い」とか「さすがにそれは一発アウトな言い訳」とか、度合いによりけり私だって「それは駄目」って思うことはありますよ。
けど「100%許さない」っていう姿勢も嫌。そんなんマシーンやんけ。機械仕掛けのビリヤード大会でも見ててくださいよ。
私は人間味がある方が良いなぁ。
ちなみに、言い訳絶対に許さないマンに関しては、自分に厳しく人にも厳しい人は「言ってることは間違っちゃいないけど、他人に押し付けるのはやめておくれ」ですが、自分に甘く人には厳しいパターンだった場合は「それ何製ですか？象牙？」「人骨で～す！」にしてやるぞ！！
怖っ！！
