鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

革タップのブレイク用シャフト

・初期のPBのシャフト(DIより前の、革タップだった頃のもの)
・DIシャフト
・DI-プロシャフト
・DI2シャフト


と、4種類のパワーブレイクのシャフトを持っております私です。


普段は専らDI2です。サブブレイクキューにはDIプロがついているので、サブを使う時はDIプロを。


で、「ブレイク練習の時のために、初期シャフトも持ち歩こう」と4~5か月前に思い立ちました。そして実際に初期シャフトをキューケースに入れたのがつい最近っていう。。。


思い立ってから実行に移すまで4~5か月。時間かけすぎですね。。。(これに関しての言い訳は、後日別のネタで)


なぜ初期シャフトを持ち出したかと言えば革タップ(たぶんWBを締めた物)がついているから。では、なんで革タップのシャフトを使いたかったかと言えば理由が3つあります。

 


理由その1。革タップの方が関節に優しい。


私はブレイク練習でかなり数を撞く上に、当たり損ないばっかりです。何かと関節にダメージがくるので、革タップの方がまだマシ。

 

 


理由その2。音が静か。


樹脂タップでのハードブレイクは、やはりうるさいです。


目立ちたくないし、出来る限り周りに迷惑をかけたくないので、音は静かな方が良い。

 

 

 

理由その3。ミスキューしづらい。


ブレイクがヘタクソな私だって、抑えてブレイクするんだったらミスキューなんてしませんよ。特にレールブレイクは100%しないと言い切れます。


また、強めに撞きに行く時であっても「いつも通り」の撞き方であれば、相当に調子が悪くない限りはミスキューなんてしません。


が、私の場合「いつも通り」に撞くことなんて98%無いです。だって、いつも通りに撞いたら将来性が無いから。


ハードブレイクが好き。そしてその強さに具体的で明確な目標がある。「いつも通り」の撞き方ではその目標を達成できないことも分かっている。なので、常に試行錯誤しながら、いつも通りではない撞き方をする。


いつも通りではない撞き方をしたら、そりゃ結果が予測出来ませんでしょう?


先日、こんな冴えないツイートをしました。

 

 

 

 

 


「いつも通り」で撞いたのに不発だったとかミスキューしたっていうのと、新しいことを試しているがゆえに不発だったりミスキューをしたりするというのは別物である。前者は「もっと練習しろ!」と言われても仕方がないけれど、後者の場合はまさに練習中なのであり仕方のないことである!!


ってのを周りにアピールして精神衛生を保ちたいっていう、情けない考えですww


なんにせよ、常にミスキューの恐怖と戦っているのは事実。


「すっぽ抜け」「ミスキュー」「手球大場外」


この3つは非常に怖い。すっぽ抜けに関しては多少改善しまして今はあまり気になっていませんが、ミスキューと場外はなぁ。。。。


ミスキューにチビって思い切り振りに行けないということが多々あります。


ハードブレイクの練習をしているのに思い切り振りに行けないだなんて本末転倒ですし、チビって撞いたがゆえにかえってミスキューや場外に繋がってしまうことも多いわけでして。

 


そこで革タップの登場です。


実際問題、革タップは樹脂タップに比べたらミスキューしづらいと思いますが、それ以上に私の心の問題が大きいです。


樹脂で撞いている時は常にミスキューの恐怖と戦っていますが、革タップだとなぜだか知りませんが「ミスキューはしない」という根拠のない自信が湧いてくるのです。


プレイ中は結構無茶なストロークをしてもミスキューをしないからってのが関係しているかもしれません。


プレイの練習中に極端なハードショットをしてみたり、それこそブレイクみたいに体を動かしながらショットしてみることもあるんですけど、ミスキューはまずしない。そこから「革ならミスキューしない」という思いに繋がっているのかも。

 

ってなわけで、革タップ装備のシャフトを持ち歩いての練習を何度かしてみましたが、良い感じです。一般論として成り立つのかどうか分かりませんが、とりあえず私には良い感じ。本当にミスキューの恐怖が6割くらい緩和されます。


特に、各日の序盤ですね。


ただでさえ常に模索状態で撞き方が確定していないし、撞き始めは前回のイメージもボンヤリしているし、体も温まっていない。最もミスキューの恐怖に駆られる時間帯です。


そんな時に革タップのシャフトでブレイクをしてみる。厚みがドソッポだったり大幅なコジりをしてしまったりはするけれど、ミスキューにまでは至らない。安心安心。


そうして革タップシャフトで何度か撞いているうちに、段々と厚みと撞点が合ってくるようになり、「ここまでくれば樹脂でも大丈夫」という気分になるので、シャフトを交換する。ちゃんと当たる。


ってなわけで、撞き始めから体が温まるまでの時間帯や、全くの新しいイメージを試してみたい時。そんな時に革タップでのブレイクはミスキューの恐怖心を緩和してくれていい感じだぞって思っています。


つづく