先日、相撞き中にこんな配置にしてしまったのですが、ほぼノータイムで撞いて土手撞きの9番を普通に入れて得点。
その9番に構えながら「土手撞きに苦手意識が無いってのは強みだよなぁ」「そういやSG氏が、この間こんな球撞いてたな」とか考えていました。そんな雑念を抱えながらでも撞けるあたりも強み、、、、なのか?
SG氏が撞いてたのはちょうど左右が逆の配置でして
こんなんですね。7から8でナイスショットをするも、8のフリがいやらしい感じになってしまって、普通に撞くと9番が土手撞きになってしまう。
SG氏は9番土手撞きを嫌がったのか、それとも多くの人の目があったので格好つけようと思ったのか、普段からしっかり出しに行くという選択をしているのかは本人のみぞ知るですが、パチンと撞いて土手撞きにならないように出しに行った。けれどミスして、派手なシュートミスをしてしまったわけです。
出そうとしてのシュートミス。かつ、その外し方も私もやらかしがちな外し方だっただけに「分かるー!w」と共感しておりました。
私は上の球をしっかり出しに行くか行かないかは、その時の調子・テーブルコンディション・シチュエーション次第で変わります。
やはりしっかり出した方が9番を入れるのが楽になりますから出せるものなら出したいわけですが、そのせいで8番をシュートミスしていては元も子もない。
ストロークの調子やポケットの渋さ次第でショットの成功率が大きく変わってきますので、その時その時で選択を変えます。
ただ「今は成功率低いぞ」って時であっても
・メンタル的に追い込まれていて「出さないと9番を入れられる気がしない!」って時
・集中力に欠いていて、ボーっと撞いている時
・「出した方が格好いいよね!」とか思っちゃってる時
こういう時なんかは、成功率が悪いと分かっていても出しに行こうとして、結局8番をシュートミスするのであります。
調子が悪くはないが、ポケットが渋い・受けが悪いなどでイメージが悪い時は、ノータイムで9番が土手撞きになるような我慢出しをします。8番でズバッと撞くよりも9番を土手撞きすることの方がリスクが低いと判断してのことです。
そういう時には「土手撞きにこれといった苦手意識が無いのは強みだなぁ」って思いますねー。
もちろん土手じゃない方がベターではあるのだけれど、土手になってしまってもそれほど気にならない。堂々と狙って土手撞きに出していける。これは強みかなと。
最悪なのは、しっかり出しに行こうとしたのにミスして土手撞きになってしまった時ですね。狙って土手に出しに行った時と土手に出てしまった時とじゃ、やはり気持ちに違いがありますw
なんとはない配置ですが、得意不得意、その時々の調子、テーブルコンディション、メンタル事情などで選択が変わってくる配置でもありますね。
そうそう。土手撞きといえば「オープンブリッジが得意な人の方が、土手撞きも得意なのでは?」という仮説が自分の中にあります。
土手撞きを成功させるにあたっては「キューをしっかり差し込む」ことだ大事だと思っております。そういうストロークはオープンブリッジだと普段から意識することですからね。
どうだろ。仮説を立ててみれど、全く何も検証はしていませんw