鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

元年

2本立て

 

 

1本目

 

I氏も私と同じくハードブレイクが好きで、かつては私が「Mr.29km」などと揶揄していた通り、何をやっても29kmしか出せない男だったのですが、最近は普通に良い当たりのブレイクをしています。アドバイスを求められてちょちょっと教えたらすぐに良くなったので、ブレイクのセンスは私よりあるっぽい。


ただ、強く撞くことは出来ても手球コントロールにはまだまだ難があり、I氏もそれを自覚しているので、抑えてブレイクを撞くことも増えました。それでもやはり強く撞きたい思考はあるわけでして、思い出したようにハードブレイクをするI氏。


この間の相撞きでも、ド派手な手球場外を2回。そのうち1回は壁際にある自動販売機の下に手球が潜り込んでしまい、掘り出すのに苦労してましたw


その姿を見ながら「変わってないなー」と思っておりました。


I氏は学生の頃から、ことあるごとにブレイクでの恥ずかしいミスをしていました。ミスキュー、空振り、大場外。なんでもござれ。

 

大場外をした時には異様な反射速度を見せて、一瞬にして手球を追って猛ダッシュをする。その後ろ姿が今も昔も全く変わってないなーってw


私もミスキューや場外は昔散々にやってましたけど、そのほとんどは一人練習中です。


相撞きの時には大場外というほどの場外はしなかったし、試合ともなればさらにミスは少なかった気がする。それは自分のブレイクの仕方にリスクがあると把握していたから。


「こういう撞き方をしたらミスに繋がりやすい」ってのがある程度分かっていたし、構えた時の雰囲気で「あれ?これヤバそうだぞ」と感じ取ることも出来ていたわけです。


一方のI氏は、平場でも試合でもブレイクのミスをしまくる。


危機管理がなっていない。ゆーたらプレイ中のショット選択と同じで、成功率の低い難易度の高い選択をブレイクでもしてしまっているということではないか。


最初はそう思ったんですけど、別の見方をすれば、本番でも練習の時と同じ選択を出来ているということでもあるし、リスクを恐れずに選択出来るということでもあるので、そういう人の方が成長しやすそうだなーと思ったりもして。

 

 

そういや、昨年I氏と一緒に出た試合にて、何名かの方がブレイク場外をしている姿を目撃しました。連盟員の方も(笑)


その姿を見てI氏「他の人がやっているのを見ると安心します」ってw


分かる分かるその気持ち。上手い人が自分と同じようなミスをしていると安心するし、安心して思いっきり撞きに行けるよね。

 

 

2本目


度々書いておりますが、ストロークで「元に戻すだけ」の意識が私の基本になっています。


特に強く意識しているのがグリップです。握り方。


コジりの最大の原因がグリップにあると思っているので、グリップさえしっかり同じ形に戻せれば、とりあえず球は入ると思っている。


今まで「元に戻すだけ」の意識を、土手撞きや立てキューなど特定の難ショットにしか適用していなかったのですが、最近はその範囲を広げようと思って練習しています。


その他にも色々とストロークの細かい点を修正している今日この頃なのですが、目的の1つが「撞点を正確にすること」です。


練習の甲斐があって、多少撞点の正確性がアップしました。しかし凄く気持ち悪いんです。


狙った撞点を正確に撞けちゃうと、手球がイメージと全然違う動きするんですよww


今までは撞点がブレることを見越したり、キュー出しでごまかしたりして手球を出していたんでしょうなぁ。


「キュー出し」なんていう曖昧なものじゃなくて、撞点とキュースピードだけで勝負する手球コントロール。これにただいま挑戦しております。


一人で「手球コントロール元年じゃーー!」とか盛り上がっている、歴15年の男、わたくし鈴木です。