鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

逆の手と片目とか

3本立て



1本目



私は背が低く、きっけー氏は背が高く、身長差は20cm以上。凸凹してます。


B.D.さんはきっけー氏よりさらにデカい。


この間のアリソンフィッシャーのイベントの時に、カーリーさんも大井さんも2人とも背が高い方なのに、きっけー氏はさらに大きくて、B.D.さんはさらに大きいという図を見て笑っていた私。


きっけー氏とB.D.さんとの間で身長トークが。


私は自分くらいの身長(165か6かだったけど縮んでるかも)が球を撞くうえではちょうどいいサイズだと思っております。


撞きづらの範囲がそこまで広いわけじゃないし、テーブルの高さにもマッチするし(というか、普通に撞く分には私の身長ですら高すぎると思うことがある)台間が狭くても背が高い人達よりはなんとか出来るし。


(まぁ、某高身長A級様は「(自分くらい背が高いと)どこの店でも台間が狭いと思うから、逆にそれが普通になってて、台間の狭さが気にならない」とか格好いいこと仰ってましたけど)


私が球を始めた頃、身近に2m近い(もしかしたら越えてたのかも)身長の方がいらっしゃって、フォームがまことに窮屈そうでした。また、ジェレミー・ジョーンズとかクチャロとかのフォームを見ていて「腰を痛めそうだなぁ」「背の高い人は大変だな」「なんでデカイ人が多いアメリカのゲームなのに、ポケットビリヤード台はあんなに低いんだろ」っていつも思っていたのです。


「腰をテーブルの高さに合わせる」が私のフォームの基本なので、背が高いとそれがシンドイでしょう。



プレイの撞きやすさもさることながら、ブレイクをする際の体重移動も背が高すぎない方がやりやすいでしょう。


海外勢を見ても、フィリピン人は日本人よりも背が低い人が多いし、台湾人も日本人と似たり寄ったり。背は低めな方がビリヤードはやりやすいっていうイメージなのです。


私は私くらい(160cm台半ばくらい)がちょうど良いと思っていますが、B.D.さんが言うには、170cmそこそこくらいがベストマッチだとか。平均身長くらいですかね。



なにはともあれ、ビリヤードをやる上では自分はある意味恵まれた体格という認識です。


背が高いことの利点って、、、何かありますかね?


遠くの球が撞けるってのはありますが、私は伸びて撞くとかメカニカルブリッジを使うとかがそんなに苦手じゃないので、背が低いことのデメリットだとは思わないし。


立てキューがし易いってのもあると思いますけど、それも練習でどうにでもなりますしねぇ。


プレイキュージャンプくらいかな!「背が高くないと出来ん!」って思ってるのはw


なまじっか背が高くて、遠い球も大抵撞けちゃう人って、撞きづらに出くわすことが少ないからこそ、いざという時のメカニカルブリッジが下手だったりしますからねw


使わざるを得ない場面が多いからこそ慣れているってのは、言ってしまえばメリットなんじゃないかとも思っています。



とはいえ、小さければ小さいほどいいかと言えばそうではなく、子供のように直立しても腰がテーブルの高さに達しないくらい小さい人はまともなフォームが組めないし。


平均的な身長の女性を見ていても、撞きづらの球が多すぎて大変そう。


なのでなおさら、大きすぎず小さすぎずな自分くらいがちょうどいいんじゃないかと、ね。


そのように、自分の体格についてポジティブにとらえていることもあり、また適当な性格なこともあり、手球を撞きづらな位置に持って行ってしまうことが今も昔も多々あるのです。


昔っから変わらず「手球までの距離を全く考えずに出してる」って、頻繁に言ってます。


でもまぁおかげで、体を伸ばして撞くとか、左手で撞くとか、メカニカルブリッジを使うですとかが得意になりました。


遠い球の処理は得意、、、、だと思っていたのですが!!


ビリヤードに関する悩みは尽きませんが、近頃最も悩んでいるのは「なんでこんなに左撞きが下手になったのか」だったりします。



上記した通り、遠い球の処理は全般的に得意で、その中でも左手撞きは、かつてはプチ自慢であり武器でもあったのですよ。


右手では撞きづらい配置になってしまっても、イレイチならば左手でこなせる自信があって、普通に実戦で役に立っておりました。


出しも押し引き捻りを切らすのは無理があるけれども、ボウラードくらいの出しならばだいぶこなせて、100点は普通に出せたし。


過去に何回も載せてますけど





マスワリも出せる時は出せるってか、ブレイクも左手で撞いてのMAX3連がありますので、そこだけ見りゃA級ってくらいw


まぁ、それは相当に配置が良かった場合の話なので、アベレージで言えばJPAのスキルレベル4くらいかなと思っていました。


ところが今やSL2すら怪しい。



私は利き目が左なので、かつては調子が悪くなった時に、まずは左手で構えてみて、その時の顔とキューの位置関係をもとにして右手で構えるってことをやっていたくらいです。


それくらい、左撞きは安定していた。


なのになんで今はここまで下手になったんだ?


しばらくやっていなかったにしても、あまりにも下手になりすぎじゃない?ってくらい駄目になってる。


原因の1つが、以前はチョコチョコっと小さい振り幅だったストロークを、無意識に右手と同じくらい大きく振ってしまっていて不安定になっていたことだとこの間気付きました。



けど、それだけじゃない。それはストロークの話。構えて動き出した後の話です。


構えの時点。「静」の時点で全くシックリこないのです。



左手で以前くらい撞ければ、撞きづらの場面で役に立つというのが、左撞きを復調させたい理由の1つ。


もう1つは、左手撞きが衰えてしまった原因が分かれば、右手撞きにもいい影響だ出るんじゃないかという期待。


今のとこの推測としては、球撞きの問題というより、どうも日頃の姿勢だとか柔軟性だとかが以前と変わってしまっているせいな気がするんですよねぇ。



右手でも「どうも今日は体に違和感がある」と感じた時は、ブレイク練習をガンガンにしてみると、体がほぐれてプレイのフォームがシックリ来るようになります。


左手でもブレイク練習をしてみると良いかも!?


大惨事の予感しかしないなw






2本目



以前に西尾Pのフォーム解析を受けた時には「アドレス(だけ)はプロ並」と言われて調子に乗っていた私ですが、今現在はアドレスがパラッパラになっています。


この間アリソンフィッシャーの球を見ていて「アドレスが美しい!」って思いました。無駄な動きが一切ない。


フォーム解析を受けた時の私は、フィッシャーほどじゃないにせよ無駄な動きが少なかったと思うんですが、今はジタバタしてます。


そう。アドレスがしっくり来ない時にありがちなんですよね。ジタバタ。


構えに入り始める時の手球までの距離感が、どうも掴めないっていう。



アドレスを始めてみたら「なんか遠すぎた」とか「近すぎた」とか思ってジタバタしちゃう。足の位置を微調整(時には「微」ですらない)しちゃう。


私的に、左足を一歩前に踏み出しちゃう時が、最もありがちな調子が悪い時の症状です。


最も調子が良い時の私は、アドレス中に一切足の位置は動かしません。最初っからバチッと決まってる。


比較的調子が良い時は、左足を横に開くか(前後には動かさない)右足を後ろに引くかなんです。


フォームがしっくり来ていない時は、どうも立ち位置がおかしくて左足を一歩前に踏み出してしまう。


同じ「立ち位置がシックリ来ない」場合でも、近くに立ちすぎてて下がらざるを得ない時の方がまだマシです。


前に踏み出しちゃう時ってのはどうしようもないんだよなぁ。





3本目


私がブログを始めたばかりの頃のブログ仲間に、片眼が不自由?病気をした?理由は忘れてしまいましたが、片目で撞いている方がいらっしゃいました。


けれどもそれを茶化されて球を辞めてしまった。残念な話です。


某Nさんは不自由なわけではなく、その方が厚みが見やすいからという理由で、片目を瞑って球を撞いておられました。それでスパスパと球を入れる。A級です。


さて。お久しぶりにお会いしたAさんは、右目が緑内障になってしまって見えなくなり(明るさは感知できるのだそうですが)左目だけで撞くことになったわけですが「案外入る」「むしろ入る」とのこと。


Aさんは元々は右目が利目で、その利目が使えなくなってしまったわけだけれども、左目でなんとかなっているらしい。



私も過去には何度か片目だけで撞いてみたりしました。今回も久しぶりに試してみました。



全くあかん。全然ダメw



私は左右の目で全く別の役割を担っているというより、半々くらいな感じなのです。


上手く構えられている時に、片目ずつ瞑ってみて視界をチェックしてみることがあります。そうしますと、どちらの目でもキューは真っ直ぐに見えないんですよ。どちらの目でも、片目だけだと違和感しかない。


両目で見て真っ直ぐに見えるように構えてます。


だからなおさら片目じゃどうしようもないらしい。



私ももしも片目で撞かざるを得ない状況になったら、なんとか出来るようになるんだろうか??