鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

時間制限

2本立て



1本目



年末年始にスキー旅行に行きましたら、ホテルにコインテーブルがありました。


カラオケBOXが4つくらいあったのかな?


同じ1角にコインテーブルが1台だけポツンと。


パッと見コンディションは良さそうでしたが、手入れが行き届いているからではなく、誰も使って無いからこそ綺麗なまんまって感じでした(笑)


「滞在中1回はやりたい」とか呟いていた私ですが、結局やりませんでした。


朝8:30から夜9時までのリフト券が滞在中ずっとセットになっている宿泊プランでしたので、球なんて撞いている暇はなかった。スキーをしに来ているのだ!


スキーを終えた後なんぞは、力尽きて寝るだけだし。



スキーの時はなんせスキーという主目的があるし、体力も残らないしなので、天候大荒れでスキーが出来なくならない限りは空いている時間がないんですけど、スキー以外の旅行に行った時は夜にホテルで暇になることが多々あります。


そういう時にですね。ホテル(または近隣)にビリヤード台があると良いなと。


球仲間と旅行に行くことがあんまりないんですけど、そういう時は旅先でまでビリヤードをやることは稀です(笑)


私が一緒に旅行に行くのは大体がビリヤード外の友人か家族。もし宿泊先にビリヤード台があれば、とっても簡単にビリヤード布教が出来るのです。


そういう意味で、もっと旅館やホテルにビリヤード台があれば!!


って思ったんですけど、卓球なんかは誰しも体育の授業で多少は経験があるんで、ホテルに卓球台があったら「卓球やるかー!」ってなるでしょうけど、ビリヤードはねぇ。「1度でもやったことがある人」ってのがかなり少ないでしょうから、ビリヤード台があっても「ビリヤードやるかー!」ってならないのかなぁ。


ビリヤード台を置いても全く稼働せずってことになるのかな、、、




2本目






プレステ3を買ってFF13をやり出してしまったとかなんとかちょっと前に書きましたけど、何作目くらいからでしたっけかね。FFはゲーム内ミニゲームがあって、今私がやっている作品の中にはパズルゲームがある。


それが面白くて「似たようなスマホゲームないかなー?」と思って検索してみたら無かったんですけど、流れで全く関係のないパズルゲームを1つダウンロードしてしまった。


昔からクロスワードとか数独だとかマインスイーパーだとか、あの手のゲームが好きなんですが、あまりにハマって時間を無駄にするので、あんまりやらないようにしているという(笑)


今やってるものも、無料で遊べる範囲が終わったらやめようと思っております。年に1回くらいやってくるマイブームの範疇に抑えておこうと。


なにはともあれFF内とスマホとで2種類パズルゲームをやっているわけですが(FFの方はあくまでもミニゲームなので、多分もう出てこないと思うけども)ビリヤードにも通じる気付きが色々あるなーと思わされています。


その1。疲れてくると適当になる。


最初の内はジックリ考えて予測して一手一手進めて行くのですが、疲れてくるとなんとなくで「とりあえず」の一手を打ってしまうという。


その2。特定のパターンに弱い。


スマホでやっているゲームは、簡単なパズル(それこそ数秒で終わる物もある)をたくさん解いて行くものでして、微妙な違いこそあれある程度は解法のパターンが決まっているのです。


そんな中、詰まって長考してしまう時は決まって「またこのパターンか」と思わされる。毎回同じパターンで詰まる。どうも苦手なイメージがあるらしい。


ビリヤードをやっていても、どうも手球のラインがイメージしづらい出しのパターンってのがある。



その3.予測をすると良い。


ボーっと眺めていても解けないけれど「こうなんじゃないか?」と予測を立てることで道が開けて行くことが多い。


上級者の球を見ている時、ただボーっと眺めているよりも「こういう風に撞くんじゃないか?」と予測しながら見ている方が、「やっぱりそうだった」とか「なんと。そういう風にするのか!」と印象に残りやすいですよね。ボーっと見ているだけじゃあまり発見が無い。


また、何かしらビリヤード理論を構築しようとしている時に、ガムシャラになんでもかんでも手を出すよりかは、ある程度「こうなんじゃないだろうか」と予測して、その予想の是非を問う形で研究していった方が成果は上がりやすいと思う。



その4.予測をすると良くない。


全く逆のこと言ってますけどw


「こうなんじゃないだろうか」と予測を立てたものの、実際には別のところに答えがあった場合。ようするに予測が間違っていた場合。


間違ったところに目が行ってしまっているだけに、正答に気付くまでに時間がかかってしまう。


ビリヤードでもそうですよねぇ。


「こうなんじゃないだろうか」くらいの感じでも、ついつい視野が狭くなってしまいがち。


「こうに違いない」「絶対にこうだ!」とまでなると、もう盲目です。間違っているかもしれないだなんて思いもしない。周りが見えなくなる。



思い込みや先入観ってのは良くないぞ、と。



ノープランも駄目だし思い込みも駄目。


バランスのとり方が難しいですが、これまた疲れている時ってのは両極端になってしまいがちですなぁ。



その5.時間制限が苦手かつ嫌いらしい。


パズルゲームは好きなのだけれど、制限時間があるパズルゲームとなると途端に嫌いになる。


ぷよぷよとかテトリスとか、大の苦手です。やろうとも思いません。


小学生の頃、姉と母はファミコンドクターマリオにハマってましたけど、私は一切手をつけませんでした。子供の頃から変わっていないらしい。


あぁいう落ちゲーは、落ちてくるまでに判断しなきゃいけないっていう時間制限があるわけじゃないですか。それが嫌なんでしょうね。


もし、自分で好きなように組み合わせていけるのであれば、途端に好きになると思います。


FF内のミニゲームも、時間制限がある場合と無い場合があって、無い場合はジックリ時間をかけて「ゲーム」として楽しめるのですが、時間制限がかかると途端に「処理しなくてはいけないタスク」って感じになっちゃって面倒くさいとしか思えなくなる。


ブログの更新作業も、時間に余裕がある時は楽しんで出来るのですが、隙間時間に「早く仕上げなきゃ」と追い込まれながらやってると面倒くさいとしか思えないし。


で、ビリヤードです。


ビリヤードで時間制限っていうとショットクロックが真っ先に浮かびますけど、ショットクロックはさして苦手じゃないです。


と言っても、ショットクロックが採用された場で球を撞いた経験があんまりないし、数少ない経験もさしてプレッシャーのかからない場でだったので「苦手じゃない」ってのが本当かどうか分かりませんけど。


日頃苦手だと感じてしまう時間制限はといえば、自分で自分に制限時間を設けてしまう時です。


撞き位置がカブっていて待っている人がいる場合ですとか。難しい配置で長考したいのだけれど「あまり時間をかけるのは悪い」とか考えてしまった時ですとか。


時間をかけてしまうことを相手選手や待っている選手が実際に気にしている時もあるでしょうし「どうぞごゆっくり」と思っている時もあるでしょう。


どちらかは分かりません。でも相手は関係ない。私は「早く撞かなきゃ」と思ってしまう。


そして、私は時間制限がかかっているのが大の苦手です。



新年の初試合に出た時にも「勝手に自分で自分に時間制限を設けて自爆する」っていう欠点を痛感させられてしまったので、今年の目標に「被害妄想をなくす」「仮に本当に周りが『遅い』と思っていようとも、気にせずちゃんと時間をかけて撞く」を挙げてみたんですけどね。


被害妄想癖があるのも時間制限が苦手ってのも、幼少期からのこと。そうそう簡単には克服できそうにないなぁ。