2本立て
1本目
「知っている」と「出来る」は全くの別物なわけでして、「良く分かっていないけど出来る」っていうショットもあったりします。
「なんか知らんが出来る」という状態から「なぜ出来るのか」を探っていくパターンも結構多いです。
そのパターンの話はおいといて、オーソドックスからと思われし、まずは知識を得て、その知識に技術を寄せて行くというパターンだとして。
第一段階の「知識」をどうやって得ますか?
先日きっけー氏と相撞きしておりました折、きっけー氏の上手なセーフティーから私がなんとか当ててセーフを取るという場面がありました。
先球は3番。
ザックリとした記憶の配置とザックリとしたラインですが、大体こんな感じの(ここまで第1クッションまでが近くはなかったな。もうちょぃ撞きやすい距離がありました)
撞点はちょぃ上の右。
アバウトなラインはすぐに浮かび、図の下の方にある7番ボールに当てずに上手く巻くあたりまでは自信があったんですが、そっから先、3番ボールにしっかり向かってくれるのかどうかは若干運任せみたいなところがありました(笑)
んで、これを成功させましたところ、きっけー氏が「そんなのどうやってイメージするのか」「全然イメージが無い」と言うわけです。
さて?
私はシステムは何も知らんし、スリーの経験があるわけでもない。
結局はここに帰着してしまいます。「経験則」
たくさん撞いて覚えたってだけなんですけど、そんなんなんのアドバイスにもならんわけですよね。
ネクストのパターンとなると、上級者の球を見て盗んで真似るってことが出来ると思いますけど、空クッションってのはそう頻繁に撞き出されるものでもないし、参考にするものがないですよね。
キャロム競技をやる。システムを覚える。たくさん撞く!
これ以外での空クッションの上達方法ってなんでしょうかね?
下級者から「どうすれば空クッションが上手くなるか」と聞かれたら、私はなんと答えれば良いのでしょうか。
余談ですが、最近真面目に球を撞いているI氏。
しかしコミュ障なので、誰かに習うとか相撞きしまくるとかではなく、教則本を読んで一人練習をしているらしい。どうも変な育ち方をしそうな予感。
そんなI氏。教則本から学んでいるということで、空クッションに関しても分かりやすくシステムを学んでいるようなのですが、今んとこ全く機能してるようには見えません。どそっぽ。
今後、システムをきっちり使いこなせるようになるのでしょうか。経過観察が楽しみです。
2本目
一人練習で10ボールを転がしていた時の事。
こんな感じの配置になりまして
5-8のコンビがしたい。かつ、5番の残しを考えるよりかは5番も入れてしまった方が楽な配置だったので、「ダブルインだな」と思いながら撞きました。
狙い通りに、まず8番が入り、追いかけるように5番が入りました。
さて。こういう時のコールの仕方について疑問が出来ました。
普通にコールするならば「8番」でしょう。コールした8番がポケットインした場合は、その後に5番が入っても5番もイン扱いです。
両方入れに行く狙いで撞くにしても「5番」とコールする人はいない、、、ですよね?
8番を入れに行く場合は「8番」とだけコールすれば良いと思いますけど、仮に「5番」とコールする場合は「5番サイド」とまで言っておかないといけない気がする。よもやダブルイン狙いで5番をコールするとは相手は思わないでしょうから、「5番」とだけコールするとなると、コーナーに狙うもんだと思いそう。
「5番サイド」とコールした場合は、8番も5番もポケットイン成立、、、ってことでいいんですよね?
で、一番の疑問は「ダブルイン」というコールはありなのかどうかです。
冷静だったらそんなコールをすることは無いと思いますけど、つい頭の中のイメージがそのまんま口に出てしまい、かつ相手の反応を待たずに撞いてしまった時にはあるかもしれない。
「ダブルイン」なり「5番と8番、両方入れます」みたいなコール。あり?なし?
もし宣言通りに5番も8番も入ったとしましょう。
わけの分からんコールだったけど意味は分かるし、実際言ったとおりになっているからOKってことになりそうな気がします。
もし、5番だけ入ったら。これはNGな気がします。
じゃぁ8番だけ入ったら?コールミスってことで、やっぱ駄目?
今ルールブックを読んでみたら、正規のルールじゃやっぱ駄目だな。相手選手と交代ってことになりそう。
でも、普段はジェントルマンズコールでやることがほとんどじゃないですか。その場合は微妙だなー。
私が対戦相手だったらOKにしちゃいそう。