鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

右腕だけを動かせない

2本立て



1本目


ビリヤード歴がだいぶ長くなってまいりましたが、ドラム歴はさらに長くてそろそろ20年。


そんだけ長くなっても基礎練習は欠かせないわけでして、先日もタカタカタカタカとやっておったのですが、超基礎練習をやっていたからこそ気付いたのでしょうか。えらく気になったことがありました。


細かい背景描写をしても伝わらないと思うので簡単に言いますが、左腕は左腕だけを動かせるのに、右腕を動かそうとすると左腕がつられて若干動いてしまうのであります。


何年か前に左で球を撞いてマスワリを出している動画をブログに載せつつ「右で撞いている時はヘッドアップが酷いのに、左で撞いている時はほとんどヘッドアップがない綺麗な撞き方。何故だろうか」って疑問を綴ったことがありました。


その時に「左で撞いている時はテイクバックが小さいからじゃないだろうか」とコメントをいただき、私も納得していたんです。


右手では大きくテイクバックして、色んな撞き方が出来る。左手は不器用ですので、小さくテイクバックしてチョコンッと撞く簡単な撞き方しか出来ない。


チョコチョコっとしか撞けない分、左で撞いている時はヘッドアップすることがなく、右手は大きく振ることが多い分、ヘッドアップをしやすくなってしまっているんじゃなかろうか。


実際、右撞きでもチョコチョコっとしたストロークをしていればヘッドアップしない。


なので「ストロークの振り幅の問題なんだな」と思っておりました。


が、今回ドラム練習をしていて気づきましたのは、小さい振り幅ならば確かに左右とも安定しているのですが、大きく振った時に、右を動かすと左も動いてしまう。しかし左を動かすと右は動かず左だけ。大きく振っても左は左だけ動かせる。


「おっ?」と思って、ビリヤードでも左で大きなストロークをしつつ動画に撮って確認してみたんです。


なんせ左ではそういうストロークに慣れてませんから、ストロークはグダグダになり、球なんて入りゃしませんけども「左腕だけを動かす」という点だけは綺麗に出来ていた。ヘッドアップしていません。


ストローク幅の問題だけではなかったらしい。左では左だけ動かせるのだ。



ドラムに話が戻りますが、昔はそんな癖は無かった気がする。ビリヤードと違って師匠がおりましたので、変な癖があったら直されていたと思うのだ。


となると、後天的なものだ。どうしてそんな癖がついてしまったんだろう?と推測してみました。



1つは、肩の柔軟性の問題。


ストレッチをしてみると良く分かるのですが、私は右肩が左肩に比べてだいぶ硬いです。


柔軟性のチェックとして「背中の後ろで右手と左手が組めるかどうか」ってなのがあると思いますが、私は片側しか出来ないです。出来ない方は、右肩が硬いがゆえに出来ない。


肩に柔軟性がないために、大きく振りかぶった時に肩から先の腕だけでなく、上半身全体が引っ張られて動いてしまう(左腕も動く)んじゃないだろうかというのが推測の1。



もう1つ推測したのは、ビリヤードの悪影響じゃないかというもの。


ビリヤードのというか、ブレイクの、ですね。


知識が全く無い状態で、無意味に体を大きく動かしてのブレイク練習を初級者の頃から続けて来てしまった私。


右腕を振りかぶった時に体ごと動かす癖がついてしまったんじゃなかろうか。



推測の1つ目も2つ目も、どちらも可能性としてあり得るし、もしかしたら両方ともなのかもしれない。



大きく振りかぶった時に右腕以外の箇所も動いてしまうってのが、ドラムでは特に悪影響は出てません(今後気付きがあるかもしれませんが)


が、ビリヤードに関してはヘッドアップその他諸々に影響が出ていそうなので、今後の課題だなー。


柔軟性の問題だったとしたら、もっと本格的にストレッチやらんといかんな。。。





2本目



大変に申し訳ありません。


押し球についてのネタを数か月前に載せたって言ったんですけど、載せてなかったww





前のタップまでは引き球に苦手意識を持ってしまっていましたが、今のタップにしてからはしっかり切れてくれるので苦手意識はなくなり、自信を持って撞けるようになりました。


反面、押し球は苦手です。


ゆーても「散々に練習したけど上手くならない!」ってわけじゃなくて、あんまり練習してないから苦手なのです。



なまじっか引きが切れるから、ほとんどの配置を引きで組み立てられるために、押しの切れをあんまり必要とされないせいもあるんだと思います。


「練習しなきゃ!」って思わされることが少ないから、練習しないっていう。


いつまでもそうは言っていられないのでジワジワと練習してはおりまして、「自分の押し球で駄目な部分はなんだ?」と考えましたところ、まずは撞点が駄目駄目でした。


平撞きブレイクを散々に練習したおかげで高いブリッジが組めるようになり、おかげで多少撞点も改善されましたが、まだ低い。


いざ撞点を正確に撞けた時にしても、おっかなびっくりなもんだからシュートが安定しないしキュースピード遅いしっていう。



本腰を入れて練習しないもんだから、いつまでも押しが苦手押しが苦手と言い続け、ツイッターでも「押しが苦手」とツイートしたわけですが、そうしましたらmasaさんから「インパクトの直前で握る」という栗林超人からのアドバイスを教えていただきました。



栗林超人の「インパクトの直前で握る」っていうイメージ。確か以前にCUE'Sだったっけかな?ブレイクに関してそう言及しているのを見た覚えがあります。


私が握る込むタイミングはもっとずっと前なもんですから「私と全然違うなぁ」って思った覚えがあります。


記憶が朧ですが、その時期に他のプロ選手からも握り込みのタイミングについて聞かされてて、ある人は「タップが手球をとらえてから」って言うし、ある人は私と同じようにだいぶ手前だっていうし。握り込まないっていう人もいるし。


説得力のあるレベルの人たちが色んなことをいう。困りますよね(^^;



栗林超人の「インパクトの直前」っていうタイミングもその流れで聞いてしまったもんだから「私と違うなぁ」と思っただけでスルーしてしまったわけです。



んで、再び押し球に関してで再び超人の「インパクトの直前で握る」っていうイメージを聞き、今度は試してみたわけですね。



押せるやん



やったら分かる。めっちゃ押せるやん!



慣れないタイミングなものですから実行精度が低いですが(相変わらず本腰を入れては練習してないし)上手くハマった時は押せる!


直前で握ると、何がどうなって押せるのか!!


に関しては、全く探ろうとしてませんw


押せるから良いやってことで、ブロガー失格宣言。



んで、握り込むやらなんやらからの連想なんですけど、皆様はタップが手球をとらえてる最中の感触って意識しますか?


タッチだとか接触時間だとか色んな言われ方をしますが、そういうやつ。



ちょくちょく書いてますが、昔は「手癖が悪い」って言われるストロークをしていて、タッチやら接触時間やらも色々考えていたんですけど、ストロークをどんどんシンプルにしていった結果、今はタッチなんてもんをほぼ全く意識していないんです。


「撞点」と「キュースピード」と「キューの角度」の3点セットしか考えてない。キューの角度も特殊なショットを撞く時だけだから、普段は撞点とキュースピードしか考えてない。



何事もシンプルに考えた方が結果は安定すると思っているのですが、どうでしょうか。