「毒版」と書かれたフォルダの中にあったネタです。そんな風にフォルダ分けしてるってことは、当然毒舌ネタです。
「『坂道発進は難しい』と言われる意味が分からない」「パーキングブレーキを引くって馬鹿なの?」とAT限定免許の人にドヤ顔で語られて、説明をするのも億劫になったわたくし鈴木です。こんにちは。
馬鹿にしてくる人を馬鹿にする本日のネタです。ビリヤードネタの少ない4本立て。
1本目
皆様「樺細工」ってご存知でしょうか。
桜の樹皮から作られる工芸品。秋田の名産品ですので、秋田に所縁のある私にはなじみ深いものであります。
ある日のこと。
とある居酒屋で樺細工のスプーンが使われており、私は「地元の桜の木が使われてんのかなー?」と口にしました。
そしたら「樺細工でしょ?」と言われたのです。
話が噛み合っていないので、相手が聞き取れなかったのかと思い、もう一度「地元の桜の木なのかな?」と言いました。
そしたら再び「樺細工でしょ!?」「樺細工!」と、何故だかドヤ顔をされる。
どうやら相手は、樺細工が桜の樹皮から出来ていることを知らないらしい。なおかつ、私が樺細工を知らないと思って馬鹿にしてきているらしい。樺細工が樺からでも出来ていると思っているのでしょうか。
カバじゃなくてバカだな
いいんですいいんです。皆様は知らなくても良いんです。秋田の人間でもなければ、樺細工を知らなくてもおかしくないし、樺細工が桜から出来ていると知らなくたっていいんです。
けど、秋田の人間であり、かつ自分の勘違いを堂々と相手に押し付けてドヤ顔をする馬鹿っぷり。これはどうしようもない。
間違ってはいないけれど、誰もが知っていることを「自分はこんなことも知ってるんだぞ」とドヤ顔をしてくる例も多い。そっちの話までしてたら長くなりすぎるので割愛しますけども。
自分の知識が正しいのかどうかを疑う気持ちを持っているですとか。また、自分の事ばかりではなく普段から周りに目を配っていればこんなことにはならないと思うんですけどね。
加えて、そもそもの話、謙虚さってもんが無いのがいけないんでしょうね。あわよくば自慢をし、あわよくば相手を馬鹿にしてやろうという気持ちがあるからそうなるわけで。
いくら無知であったとしても、謙虚さがあればそんなに恥をかくことは無いと思うんですけども。
私は謙虚じゃないですが、自分が無知であるという自覚があるので、常に自分の常識は疑っているため、意見が食い違った時に「何言ってんだこいつ。馬鹿か」と内心では思っても、そう口に出してしまうことなく「いや、自分の方が間違っているのかもしれない。自信はない」「後で調べよう」と考えます。なので、とりあえず恥をかくことは少ないという(笑)
自分の知識を常に疑っておくってのは大事ですよね。ほんと。。。
2本目
だいぶ前の話ですが、某店で撞いていたら隣にどうやら某店には初めて来たらしい2人組のプレイヤーが来たのだけれど、その内の1人がこんな人だった。
「この店にはチョークすらないのか(ビリヤードテーブルの上ではなく、サイドテーブルの方に置いてある)」
「ザブトンもないのか(同じくサイドテーブルの方にある)」
「ラックシート無いのか。ケチくさい(だからサイドテーブルに置いてあるってば)」
「オシボリすら渡さないのか(もう1人が既に受け取っている)」
「俺が取った点、つけてくれよ(相手はもう付けていた)」
この手の人間が身内にいるので、良ーくわかります。
自分の価値観が絶対だと思っているのはもちろんのこと、他人を評価する際に見下した状態からスタートする人。
「俺の方が偉いぞ」から始まって、相手次第では段々と評価を上げて行って「対等だ」と評価することはある。けど、とりあえずスタートは相手を見下しているところからって人。
その本人が本当に優秀だってんなら「優秀だが性格は悪い」になりますけど、大抵は自分には甘く他人に厳しいだけの馬鹿なんですよね。。。
3本目
とあるネットニュースのコメント欄を見ていて「なーんか最近『日本人として誇らしい』とか『日本人の美徳』だとか、日本賛歌を歌う人が多いよなー」って思ったんです。
でもすぐに「別に最近増えたわけじゃなくて、元から多かったのか」「単に今まで自分が知らなかっただけだな」「ネットが普及して、色んな人の意見を簡単に見聞き出来るようになったから、増えた気がするだけだな」って思い直しました。
以前にも一度書いたと思いますけど、昔は結構このブログの毒舌が関係各所から叩かれることが多かったわけですよ。
けど、近年はメッキリ少なくなった。
このブログの毒舌に慣れたってのもあるだろうし、本当に嫌だと思う人が見なくなったってのもあると思いますが、私と同じように(というか私以上に)毒を吐く人がネット上に増えたからだと思うんです。
私がこのブログを始めたのは十数年前ですから、ビリヤードブログはもちろん、世間全般的にブログはまだ少なかったしSNSなんてものも一部の人しかやってなかったし。
けど今はブログもSNSもポピュラーで、毒を吐く人も多いじゃないですかw
なので私の存在感が薄れたのかなーと思います。
毒ってのはいわば本音でありますでしょ。
無責任な発言ってのと本音ってのは別物ですよね。
もちろん、無責任な発言をする人もいますし、私もしてしまうことは少なからずありますけども、歯に衣着せず事実を述べただけってことも多いわけであります。
SNS慣れしてない人って、SNS上で呟かれる本音まで「無責任な発言」として蓋をしようとする傾向がある気がします。
社交辞令に溢れた、綺麗な言葉だけの中で生きていたいんでしょうかねぇ。
この話を突っ込んで書くと、毒しか出てこないんでやめておく。あの人たちは、どんだけ言ったって聞く耳持たないからなぁ。
全くの余談の毒ですが、日本人としてうんたらかんたら言う人達は好きじゃないです。
自分とは全く関係のない、一切何のつながりも無い日本人が何かしら良いことをしたというニュースを見た時にね。ホッコリしたり嬉しくなったりするのは、まぁ普通かなって思うんです。
けど、嬉しくなって終わりって人と「誇らしい!」とわざわざ口に出す(ネットに書き込む)って人とは、決定的な違いがあると思うのですよ。
皆様だって、私のブログを読んでて思うことありますでしょう?「自分も確かにそう思うけど、わざわざブログに書かなくても、、、」って思うことw
決定的に違うんですよ、そこ。
日本人としてうんたらかんたらとわざわざ口にしてしまう人には、どうもね。「褒められてるのはあなたじゃないよ?他人だよ?」って言いたくなっちゃう。
褒められている人と自分との関係性を無理やりに見つけ出すとかじゃなく。
褒められたいんだったら、自分で褒められるようなことをしないと。
4本目
「そのキュー、どこのキューですか?」「ジョイントはなんですか?」「なんのタップを使っているんですか??」などの質問を受けることは度々ありますよね。
質問主は道具マニアであったり、色んな人の評判を聞いて新しい道具を買おうとしている人であったりがほとんどだと思います。
けども、たまーーにいるんです。ありとあらゆる質問をされて、それに律儀に答えても「へー。知らない」とだけ返ってくるとか。
「なんていうキュー?」「そのメーカー、どこにあるの?」「なんていう木を使っているの?」「どこ産の木?」「樹齢どれくらいだったの?」とかなんとか「知らねーーよ!」って言いたくなる(というか言う)質問ばかりしてくるくせに、仮に答えたとしても翌日には全て忘れていて再び同じ質問をしてくる人とか。
なんのために質問しているのか一切意味が分からない。この問答の時間に一体何の意味があったのか分からない。あまりに不毛すぎる。
ま、ビリヤード関係でそういう人に出会うことは稀というか、そういう傾向のある人には近づかないというかで、そういう不毛な質問をされてイラつかされることは年に1回くらいしかないんですけど。
ビリヤード外で、頻繁に顔を合わせなくてはならないオッサンで1人、会話の9割が不毛な質問っていうどうしようもない人がいましてね。
そのせいで不毛な問いかけをされるのが本当に嫌で嫌でたまらないんですが、とある若い可愛らしい女の子にあまりに不毛な質問の数々を浴びせられた時には会話が弾んだので「相手が誰か」というのは非常に重要だということを改めて学んだのでありましたww