鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

中年の鞄

1.5本立て

 

1本目

 

f:id:YIU24564:20181125112156j:plain

 

私のキューケース。きっけー氏から借りている4B8Sのケース。


きっけー氏いわく、ネットで数千円で買った物らしい。


とにかく軽い。キューケース自体の重さは何百グラムかしかないんじゃないだろうか。その分、防御力は0ですが、ブツけなきゃいいのだ。


私はなんせ、キューケースを担いであっちへこっちへと店を渡り歩いているもんですからとにかく軽いケースが良く、また一時期バットを3本持ち歩いていたので「軽くて、かつたくさん収納できるケース」が必要で、その時期にキッケー氏から借りたわけです。


このケースのメリットは軽いことと、それでいて収納力があること。


防御力であったりデザイン性は望めないと思っています。


ところが意外と「どこのケースですか?格好いいですね」「おしゃれ」「キューケースっぽくない。楽器が入ってそうでおしゃれ」などと言われることが結構あるww


人の好みって分からんなーと思わされるキュケースでもあります(笑)


んで、軽いのを良いことに、このキューケースには色んなものを突っ込んでいます。


プレイキューとブレイクキューとジャンプキューを一式ずつと、スペアシャフトを1本。


チョークはなぜか5つも入ってます。


・グローブ
・スピードスムーサー
・タップメンテナンスツール×2
・ハンドクリーム
・ヘアピン
・練習用のパンチ穴シール
・撮影用のミニ三脚
・手汗対策の滑り止め用品
・スポンジやすり
・TIP CRYSTAL
・チョークステー

 

こんなもんでしょうかね。これらがケースに雑多に突っ込んであります。


近年は手汗の方が酷くなってきていてハンドクリームの出番があんまりないんですが、以前は逆に手が乾燥してしまって違和感を覚えることがしばしばありまして、ハンドクリームは常備しております。


あまりにも保湿力の高いシットリとした製品では球撞きに影響が出るので、いくつか試してみた中からサラッとしたタイプの製品をベストだと位置付けたのですが、それとはまた別の物を最近はキューケースに入れております。

 

f:id:YIU24564:20181125112211j:plain

 

右のです。左はただのサイズの比較対象として置いたタップメンテツール。

 

 これ、ハンドクリームじゃなくてボディーローションなんですけど、適度な保湿力があるのと香りが好きなので愛用中。


カナダに行った時のホテルのアメニティなんです。「日本でも売ってるのかなー?」と思って調べてみたら近場に販売店があったんですけど、だいぶお高い。このサイズで1000円するらしい。


ホテルのアメニティでそんな高い物を置くとも思えないので、カナダで買えばもっと安いのかなぁ?


最近はあんまり乾燥で悩まされることがなく使う機会が無いです。私よりキッケー氏の方が使ってる!自分で持ってこいやー!W


そうそう。ハンドクリームにしてもそうなんですが、スマホの充電器もそうでしてね。


私は常にモバイルバッテリーを持ち歩いているんですが、きっけー氏は自分で持っているにも関わらず「持ち歩くのが面倒」「誰かは持っているから借りればいい」というスタンスで、私といる時は私から借りる。。。


逆に私は、きっけー氏以外にも「誰かから借りればいい」スタンスの人が身近に多いもんだから、自分ではtype-Cのコードしか必要ないのに、人様に貸すためにライトニングケーブルやmicroUSBのコードを持ち歩いていることがありますからね!

 


ハンドクリームの話が無駄に長くなってしまった。


本題はこっからです。


チョークを5つも持ち歩いています。5つ必要なわけじゃなく、整理してないだけなんですけどねw


たくさん入れているせいで重くなってしまったりしたら整理しようとも思うんですが、チョークごときじゃ大して重くなりませんし、なんせケースが軽いんでちょっとやそっと中身が増えても気にならないんだよなぁ。


なんにせよチョークを5つ


・旧カムイ
・ROKU
・スナイパー
プレデター
・OB


の5つです。


旧カムイは元よりお守りとしてくらいしか使っていなかったし、ROKUも3軍落ちしていて、今の主力はスナイパーチョークです。


グリップ力の面ではスナイパーはかなり気に入っております。


旧カムイほどではないですが、私が使ったことのあるチョークの中では旧カムイに次ぐグリップ力があると思っています。


となると気になるのは汚れなわけですが、全然汚れない気がするんです。スナイパー。


あんだけのグリップ力があって、かつ全然汚れないとなると「最高かよ!」って話なんですが、グリップ力が高いのに汚れないなんてのはおかしくない?って思っちゃうわけです。


タップに良く乗り、手球にもしっかり食いついてくれるってことは、チョーク汚れもその分酷くなってしまって当たり前で。グリップ力と汚れのバランスをどこで取るかだけだと思っていたんです。


タップにも手球にも食いつくのに汚れはつかないなんてのはおかしいでしょ?っていう。


けどスナイパーが現にそうなのだ。


私の感知能力が低いだけなんじゃないかと疑って、せっかく5つも持ち歩いているのでスナイパーとROKUを比べてみたのですが、やっぱりスナイパーの方が汚れない気がするんぁ。


また別の日にはスナイパーとOBを比べてみたのですが、久しぶりに使ったOBは、スナイパーを使い慣れた今の私には「めっちゃ汚れるじゃん」って感じられた。。。


やっぱりスナイパーは汚れない気がする。


でも私はまだ自分の感覚を疑います。「そもそも汚れとはなんぞ??」


OBはサラサラ系です。スナイパーはネットリ系。


OBを使った時に手球につく汚れは粉汚れ。見てすぐに分かる青い粉が手球の表面に付着します。


一方、スナイパーは目に見えてないだけで、実は油汚れが手球に付着してるんじゃない?と疑っております。


目につきやすいけど乾拭きで簡単に落ちる汚れと、目に見えないけど水拭きしないといけないネットリとした汚れ。もしかしたらそういう差があるかもしれない。


あとはラシャへの影響ですねぇ。


プレイヤーはチョーク汚れっていうと手球の方ばっかり意識しますけど、お店としてはラシャへの影響も気になるわけでしょう。台掃が面倒にもなりますし。


そっちの方は自分では判断しかねるので、親しい店員さんにスナイパー使用後の清掃のしやすさを尋ねてみています。今のところ悪い話は聞かないです。やっぱスナイパーは汚れないのかな?だとしたら本当に最高のチョークなんですけども(ネットリした塗り心地を気にしない人にとっては、ですが)

 

チョーク関連もう1つ。


私のキューケースに入っているものの1つにチョークステーがあります。


樹脂タップに使用し、チョーク乗りを良くするアイテムです。


私は常用はしていません。新しいことを試しながらのブレイク練習をする時や、試合の時などに使っています。


効果のほどは「気休め」という程度ですが、その気休めが大きな効果を発揮することもありますからね。


んで、樹脂タップ用があるなら革タップ用も作れないのかな?とは誰もが思うことでありましょう。


樹脂タップと違って革タップは染み込んじゃうし、タップ自体に影響が出ちゃうから難しいんでしょうかね。


出来たら出来たで、汚れが凄そうな気もしますしね。。。。

 

なんかこのグリップ力と汚れとの戦いって「グリップ力を高めつつ、いかに汚れを低減するか」よりも、「どんな汚れも簡単にすぐ落とせる!」っていうアイテムを開発する方が良いんじゃないかって素人頭では考えてしまいますw


実際には何が可能で何が難しいのか、私にはなんも分からん。

 

 

2本目


1本目で書いた通り、私のキューケースには雑多な物が放り込んであります。


あまりに放り込みすぎていて、この間は目当てのチョークを取り出そうにもなかなか見当たらず、若者たちから「中年の鞄の中みたいww」と言われてしまいました。まさしく中年。何も反論のしようがないww


チョークも5つも入っているので、若者たちには「なんで5個も?」って聞かれたのですが、1本目で書いた通り単に使っていないチョークをいちいち取り出すのが面倒なだけです。


主力はスナイパーで、プレデターとOBはその時の気分次第で使っています。


んでROKUですが、購入からしばらく使ってみて「汚れないがノリも悪い」という印象を持ち、三軍落ちさせていました。ROKUを使った時にはミスキューが多く「こりゃダメだ」となったのです。


とはいえ、なんせそこそこお値段がするチョークですから使わないのも勿体ない、誰かにあげてしまうのも勿体ない。


そして「チョークって、コンディションによって性能が変わる気がするんだよなー」という思いが微かにあったので、一応は所持しておこうと思っていたのです。


仮にミスキューをしてしまってもあまり影響のない一人練習の場では、度々ROKUを使っておりました。


んで先日、1か月ぶりくらいにROKUを使ったのですが、タップに塗った瞬間「あれ?なんか前より乗りが良い気がする」と感じました。


その日の練習中はずっとROKUを使っていたのですが、タップへの乗りは良いし、グリップ力も以前より高いように感じました。


反面、ビックリするくらいラシャが汚れた。そこら中にチョーク跡がついてしまったのです。


っていう出来事があったのが、今回のネタの大元のキッカケです。


その出来事から数日後、ROKU愛用者の連盟員様にお会いしました。中々減らないROKUを既に半分くらいまで使用しておられるヘビーユーザーです。


その連盟員様に「なんか前より乗りません?」っていう話をしたら同意されました。そして「ラシャがめちゃ汚れちゃう」とも言われた。そうそう。ホントそれ。


私は、自分所持のROKUの乗り方が変わったことに関して


・やっと表面が削れてきて、内部に到達したのかも

・季節のせい?


という2通りの推測をしました。


1つ目に関しては、キャラメリーゼされたクレームブリュレの硬い部分を突き破った後、みたいなw


ROKUは使用開始から比較的早い段階で3軍落ちさせてしまいましたゆえ、まだ表面を使っただけだったのかもしれない。表面と中の方では違うのかもしれないってのが1つ目の推測です。


もう1つが季節の影響。


私が冬場になると途端に手汗をかいてしまうのと同様に、チョークも季節が変わると性能が変わるのでは??という推測。


とっくに内部へ突入していた連盟員様が変化を感じたのが最近と言うから、どうやら前者ではないようだ。となると後者なのか。季節の問題。


季節が変わったからチョークの性能も変わった、、、、って言うのは簡単ですが、具体的にはどゆこと?

 

私は、手汗に関しても原因が分かっていません。


昔は冬場であっても手汗はかかなかったので、歳をとって何かしら体質が変わったがために手汗をかくようになったのでしょうが、具体的なことに関しては何も分かりません。


また、なぜ冬場だけなのかに関しても「乾燥しないようにと、保湿のために体が反応してるの?」と推測するくらいしか出来ず、真実は分かりません。


どちらにしても、お医者様に聞くしかないですね。


別に分かったところでどうなるもんでもないのですが、単なる知的好奇心です。


(つづく)