鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

緩みどころ

3本立て



1本目





更新日的な昨日、井上陽水のコンサートに行ってきたんですけども。


そこでこの曲を聴いていた時に何故だか唐突に前身ブログのことが思い出されました。


前身となるブログはサークルのホームページ内にありまして、サークル外の人も読んでいると知った頃から球ブログになりましたが、それまでは本当にただの日記でした。



メインコンテンツは音楽ww



ビリヤードサークルなのに!って思われるでしょうが、私の出身サークルは成り立ちが奇妙でしてね。サークルを創設した先輩方は、皆様音楽サークル出身なんですね。


サークルに勧誘されたことが私がビリヤードを始めるキッカケだったわけですが、当時10代だった私はバンドTシャツを着ていることが多くて(今も着ていることはありますけどもw)そっから先輩方と話が盛り上がったってのもサークルに入るキッカケになった気がするので、音楽が私とビリヤードを結び付けたともいえるような。


というわけで、私がサークルホームページ内で音楽について語ってても、先輩は食いついてくれるっていう。


「今週の1曲」みたいな感じで、週に1回お勧め曲を紹介していた覚えがある。


よし。10数年ぶりに復活させるか!


と思えど、今は球ブログですので需要がないw






2本目



簡単な球、何回も撞いているような球であればシュートミスした際には手球が先球に当たった瞬間、時には撞いた瞬間にもう「厚い!」「薄い!!」ってのが分かりますよね。


けれども、難しい球、自信のない球の時は結果を見ないとどうシュートミスしたのかが分からない。はたまた、不慣れなテーブルですと、入ったと思った球が入らないことなんかもあるわけでして、なぜ入らなかったのか。どう厚みを調整すれば入るのかを探らなきゃいけないこともあるわけでして。


そんな時に、先球の行方を目で追って良いのかどうか。しばしば考えることであります。


某プロゴルファーが、本気でかっ飛ばした場合、顔を上げた時には遥か遠くにボールがあるのでどこにあるのか分からない、目で追えないと言っておりました。


ゴルフにせよ野球にせよビリヤードにせよその他諸々、インパクトの瞬間は目線が固定されていて、飛んで行くボールを目で追うまでにはタイムラグがあるわけでしょう。


ボールと共に目線が動いていたらヘッドアップに繋がってしまいますからね。


一定時間経った後にボールの行方を目で追っても追いつく場合ってのはあります。配置によりけり、ショットスピードによりけり。


反面、目で追うことが出来ない場合もあるわけでして。


そういう時って結果が見えていませんから、修正しようにもどう修正したら良いのか分からんわけであります。



私が近頃特にそれを感じているのが10ボールのブレイクをする時。


基本的に2列目のボールをサイドポケットに狙っているのですが、入らなかった場合は手球位置や力加減の調整をするわけですけども、、、、


目が追い付かないことがほとんどです。



その昔、私は9ボールのブレイクで即死するボールを間違えていたわけですが、それは知識が無かった(頭が悪かった)からであって、「目で追えていなかった」という話では無いと思うんですよね。即死するボールって目で追えます?


私、動体視力に関しては結構自信があるので、となると「目では追えない」が一般的であるか、または「顔がブレすぎ」というフォームの欠点があるかのどっちかだと思われまして。



ちなみに言っておきますが、ソフトブレイカーの方は会話に入ってこないでください。弱く撞いたらそりゃ見えます。




3本目


きっけー氏はボウラードをやると毎度中だるみしてしまうという。いつも5フレーム前後でオープンフレームを出してしまうのだとか。



私はというと逆(?)に両端が弱いです。スタート直後と最終盤。


スタート直後は気持ちがゲームに入り切れておらず、ゴールが見えてくると気が抜けるっていう。


ボウラードの時に限らずセットマッチをやっている時も同じで、スタートが弱いのは繰り返しネタにしていることですが、ゴール間際も弱い。


ゴールが遠い時は気が張り詰めているのですが、ゴールが見えてくるとフッと緩んでしまうんですよね。



私が試合に出て金星を上げられた時って、大体がマクリ勝ちです。


非常にメンタル的にしんどい勝ち方しか出来ませんので「なんかもっと楽に勝ちたいわー」とか、あり得もしないことを考えるんですけどもね。


たまに、私が序盤から走って引き離すことがあります。リードするわけです。


単純に相手と実力差があって簡単に勝てる相手ってんならそのまんま勝てますが、近いレベルの人だったら。格上だったら。

ゴール直前で私が失速してマクられるってこと多々。


自分がマクる立場の時って、追い詰められているからシンドイわけじゃないですか。「もっと楽な勝ち方がしたい」と思う。



けど、いざ自分が大きくリードしている時にしても結局はシンドイんですよ。


貰い球だけでリードしてる時なら楽ですが、自分で良い球を撞いてリードしている時ってのはそれだけ集中して撞いて、ずっと俺のターン!な状態なわけですから、疲れる。


「もう疲れたわー」「早く終わりにしたいー」「(6先だったとしたら)5先ならもう終わってんじゃーん」とかなんとか思い始めてしまう。そしてマクられるっていう。



「もう相手に点はあげられない!」っていう状態の時の方がそんな気の緩みは出ませんので、私としては追い詰められていた方が良いのかなぁなんて。


リードしている中での上がり間際の気の緩み。なんとかしたいんですけどね。


ちなみに、シーソーゲームでの思い出はと言えば、昔出た公式戦でSA様と当たりましてね。


確か5先の交互ブレイクだったと思うのですが、バンキングで負けてSA様マスワリ、私マスワリ返し。


SA様マスワリ。再び私マスワリ返し。


5ラック目でSA様マスワリ。私はここで終了しましたw


2発目までは「食らいついてやる!」っていう気持ちがあったんですが、渋台だったこともあって、3連発された時にはもう気持ちが切れちゃいましたね。所詮私の限界はその程度です。


SA様は次のラックはマスワリでは無かったですが、結局計4回マスワリをされての負けでしたので、観念するしかない。


そしてそれが敗者側だったってんだから、公式戦って怖いわ!



話戻しまして、メンタルの緩みどころがどうこうっていう話をしていて思いついたどうでもいい提案なんですけど、ジャッジする第三者の立ち合いが前提ですが、何点先取なのかがブラインドなゲームってどうでしょう?W



選手同士は何先なのか知らされておらず、とにかく懸命に撞く。


ジャッジする人は、予め紙に何先かを書いておいてひっくり返しておいて、どちらかがその点数に達したら「はい。○○さんの勝ち〜〜」みたいな(笑)


JPAの時に、それに近いことはやっていましたけどね。自分と相手の点数を見ないっていうの。


思いっきり負けている時、僅差な時、競り合っている時、大きくリードしている時。


どの場合にしても、その事実を知ってしまうとメンタルにあんまり良い影響は与えないので、常にブラインドで一生懸命に撞くだけっていう。


1ラックごとの点数読み上げが義務化されてから、それが出来なくなりましたけども。。。