鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

美的感覚はどこから

 

1155文字

 

1本目

 

よく練習しに行く店(仮に10台店だとします)に足を運んだところノーゲストだったら。テーブル選びは簡単です。気に入っているテーブルがある。

 

もし1組だけ先客がいて、その先客が私の好きなテーブルを使っていたら。これもまだ簡単です。次点で好きなテーブルを選ぶ。

 

これが、2組、3組、4組、、、、と増えていくと段々と難しくなってくる。残っている台の中から「テーブル自体の好み」と「周りのお客さんとの距離感」とのバランスを考えながら選ばなくてはいけない。

 

  • テーブル自体は好みなのだけれど、周りを人に囲まれる
  • テーブル自体は苦手なのだけれど、周りには誰もいない

 

この二択で後者の方がマシということは普通にあります。

 

現実のテーブル選びはもっと難しい。色んな条件があるもんだから、結局は実際にテーブルについてみなけりゃ分からないのであります。

 

自分では空いている中でのベストなテーブルを選んだつもりだったけれども、いざ練習を始めてみたら非常に撞きづらく、「あっちのテーブルの方が良かったかなぁ?」と後悔してしまうこと多々です。

 

隣の客が邪魔だった時などに「台移動しようかな」と思えど、中々実行に移せない理由の1つがそこにあります。いざ台を移動しても、移動した先でも「むしろさっきより悪化した!」と思う可能性がある。その場に立ってみないと分からないから。

 

結局はねぇ。置かれたその状況でベストを尽くせるように技術とメンタルを鍛えなきゃいけないんですけど、なかなか、、、、、



2本目

 

フォームやストロークのルックス(見た目の格好良さ)について考えた時、「結果が出ているから格好いい」という見方もありますが、世界のトップランカー達だけに目を向けてみても好みって分かれますよね??

 

世界のトップランカーは当然みんな上手い。文句なしに化け物レベルに上手い。そういった選手たちの中でも「あの人のフォームは特に好み」「あの人のストロークはちょっと格好悪い」などのルックスの好みがあると思います。

 

そういった美的感覚って何によって育まれたんだろうなぁ?と、たまに頭を捻っています。



ビリヤード歴の中で少しずつ好みが変わってきた部分もありますけど、大筋においては初心者の頃から変わってなくないですか?初心者時代に「この人のストローク、かっけー!」って思った人って、今見ても格好いいと思う。初心者の頃に格好悪いと思った人は、今見ても格好悪い。

 

異性のルックスの好みってのも、よく考えると幼少期からあんまり変わってなくないですか?幼少期にテレビで見て「美人だなー」と思った芸能人は今見ても歳は取ったが美人だと思う。

 

遺伝子に組み込まれでもしてるんですかね??

 

他者が口にする「格好いい」に全く共感できないことがしばしばあるわけですが、そういった感覚の違いってどっから生まれたんだろうか。