鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

痛みによる覚醒

 

1304文字

 

1本目

 

2年半ほど前から「下腹部痛により、フォームが組みづらい」だのなんだのボヤいております私。今もまだ続いているというか、たぶんずっとお付き合いすることになる。

 

この2年半、探り探り球を撞いてみました。

 

どこまでなら出来るのか。従来通りのフォームで構えた時、何時間くらいなら耐えられるのか。長時間撞く必要がある時は、どういったフォーム調整をすれば良いのか。そんなことを考えながら撞いていました。その経験から

 

  • 1人練習であれば休憩を挟みつつ6時間くらいは撞ける
  • 相撞きでも騙し騙しならば6時間は撞ける
  • 本気で撞こうとすると2〜3時間

 

こういう結論を出したはずだったのですが、1つ条件があることに気づきました。「テーブルが低くない」です。

 

低いテーブルの場合

 

  • 騙し騙しで2〜3時間
  • 本気だと1時間ももたない

 

こうなってしまうもよう。腰の位置を下げようとすると痛めている腹部に圧がかかってしまうんですよね。めちゃ痛い。

 

元から低い台は嫌いだったっていうのに、ますます嫌いになってしまいましたw

 

今までは「低いテーブルに対応できない対応力のない自分も悪い」という気持ちもあったわけですが、今は対応したくてもできない状態になってしまったので、今まで以上に「低いテーブルを滅せよ!」という気持ちが強くなった。

 

なんとかならんのでしょうかね、低いテーブルって。小柄な女性や子供をターゲットにしてるの?なんなの??



2本目

 

低い台に対応しようとしたら激痛を覚え、球撞きのやる気がなくなってしまった日のこと。

 

最終的にはやる気がなくなってしまったのですが、激痛を覚えてから約30分の間は何故かゾーンに入りましたww

 

その時に思っていたのは「酒を飲んだ時と同じ状態だな」ということでした。

 

  1. 最大限に頭が回っていて、周りのことに意識を配りつつも処理することができ、球撞きに悪影響を及ぼさない。
  2. 中途半端に頭が回っていて、周りのことが気になるだけ気になって対処できない。球撞きに悪影響が出る。
  3. 頭が回っていないため、周りのことがボンヤリとしか頭に入ってこない。そのため球撞きに集中できる。
  4. 全く頭が回っていないため、周りのことにも球撞きのことにも何にも対処できない。

 

私にはこういう4段階がある。1になれればベストなのですが、2であることが多い私。2の状態の時に酒を適度に飲むと3になる。周りへの気配りができなくなるが、球撞きには集中できるようになるのであります。

 

腹部の激痛に悩まされた日も、最初は2でした。が、激痛が走ってからは3になった。「痛い」という方に意識が持っていかれて、周囲の情報が頭に入ってこなくなった。球撞きに集中できるようになったのです。

 

が、30分ほど経過してからは痛みに耐えられなくなるわ、低いテーブルにムカついてくるわで、4になってしまったww

 

何かしらの痛みを与えることで集中に導くって、フィクションの世界では時々見かけますよね。「実際にそういうことがあるもんだな」「ただ、効果には時間制限があるな」と思った次第でありました。

 

30分しかもたないんじゃ、ビリヤードでは役に立たないですねw 30分以内で勝負をつけられるような状況なら良いのかもしれませんが。