1本目
ある日ある時ある店で。近くの台で見ず知らずの二人のA級プレイヤーが相撞きをしていました。
そのお二人がビリヤードプレイヤーでは珍しく、とてもシュッとしていてオシャレ。
「あぁいう格好で球を撞いている人も珍しいな」と思っていたのですが、漏れ聞くに、着たくてその服を着ているわけではなく、仕事から球屋に直行したがゆえの仕事着だったらしい。
「球撞き着に着替えたい」「スニーカーとスウェット。それで完成ですよ!」と言っていて、共感しかないww
小綺麗な格好もできる。それでいて、球を撞く時はスニーカーとスウェット。とても好感を持てました。
私なんかは球撞いている時はダサいし、普段もダサい。
逆に、オシャレ優先の球が撞きづらそうな格好をしている人もたまに見かける。あれはあれで「どうなのよ」と思ってしまう。
2本目
「ビリヤードプレイヤーは、見た目が悪すぎる」「一般の人が球屋に来た時に目に入るのが、野暮ったい格好をしたオッサンばかり。これじゃぁ流行るわけがない」という話を度々耳にします。
私は何も言えません。私も「野暮ったい格好をしたオッサン」の一員だから。。。。
ビリヤードを流行らせるためには、この小汚いオッサン達(私含む)のビジュアル改善計画が必要だと思うのです。
ビリヤードプレイヤー向けのアパレルブランドをたまに見かけますけど、一言で言えば「高い」です。あんなのを買うのはミーハーな人か、元からオシャレな人です。
小汚いオッサンズは「ファッションに金かけるくらいなら、球を撞く」って人達ばかりなわけですから、良いものを高く売ったって売れない。
そこそこの物を安く。かつ、コーディネートも請け負う。もちろん球が撞きやすいことは大前提。
そうしないと「コーディネートはこーでねーとwwwww」とか言っているオッサン達は、いつまでもオッサンのままなのであります。
自分の事を棚にあげてなんですけども、ビリヤードを流行らせるためには何気に大事なことだと思っております。
3本目
A級以上のプレイヤーでしたら、チラ見しただけで他プレイヤーの大体の実力は分かると思います。
もちろん、細かい実力は実際に何度も相撞きしてみないことには分かりませんが、アバウトには分かる。JPAの9段階SLで言えば「2つ以上は外さない」というくらいでしょうか。
「この人はSL5くらいだろうな」と思った相手が実際にはSL6であることはあっても、SL7以上だった(またはSL3以下だった)という事はない。そんな感じです。
が、たまに大外れすることがあります。チラ見した印象と実力とが全く異なるプレイヤーに会うことがある。
先日、久しぶりにその例に出くわしました。もしかしたら過去最大のズレ幅だったかもしれません。
「B級だろうな(SL6〜7くらいだろうな)」と思った相手がSAだったwwww
なぜSAプレイヤーをB級だと勘違いしたのか、私は考えていました。
推測ですが
- スーツ姿だった
- 表情が柔和で、良くも悪くもオーラがなかった
- 全球ヘッドアップをするような撞き方
- 球を撞くのが久しぶりだったようで、実際問題、最初のうちはチグハグな球を撞いていた
これらが理由かなぁ。
1。試合の時はもちろん別として、平場でスーツで球を撞いているSAプレイヤーってあまり見かけなくないですか?私の周りだけだろうか。
2。うまく説明できませんが、一番の原因はここな気がする。今はほとんど試合に出ていらっしゃらないようなので、ガツガツした感じが消えているのかもしれない。
3。これはこのSA様の個性です。試合の時もそういう撞き方。
世界レベルのプロでもヘッドアップしまくりながら撞く人っていますけど、やはりあまり上手くは見えないですよね。見えないだけで上手いんですけど。
4はそのまんまです。
SAだと気づいたキッカケが「めちゃくちゃ良いハードブレイクをしていた」です。
その時私は後ろを向いてたんですけど、背後からとんでもなく良いブレイクの音がしたもんだから「えっ。あのB級が・・・?」と不思議に思い、よくよく見てみたら「SA様じゃねーか!!」とww
面識はないけれど、顔は知ってるSA様だったんですよ。
なぜ最初気づかなかったかって、「記憶よりも、かなりお太りあそばせていた」が原因ですね。
私も人のことは全く言えないので、ここらへんで。。。