ブレイクラック欲しい？ - 鈴木さんちの球日記

2040文字

1本目

ブレイク練習用器具であるブレイクラック。私が実物を見たことがあるのは２回だけだと思います。一度も見たことがないという人も多いはず。

使用例はこちら。

ブレイクラック2を使って10ボールブレイク練習を100ショットやりました。
所要時間17分。
メチャクチャ便利な練習グッズです。 pic.twitter.com/Zv51Vnw4rK
— 西尾　祐 (@tasuku1971) 2022年8月28日

西尾プロの体のブレなさ凄いな、、、、

私にとってブレイクラックを使うことのメリットは

この４つです。

１だけであればブレイクサンドバッグ（雑誌などをガムテープでぐるぐる巻にしたもの）で充分なわけですけども、サンドバッグは撞いたらズレますので、元の位置に戻す手間はかかる。撞く度にフット側まで歩いていかなくてはならない。

ブレイクラックは自動で元の位置に戻ってくれますので、撞き手は移動の必要が全くない。上の使用例を見ていただければよく分かると思います。ずっと撞き続ける事ができる。文字通りの反復練習ができる。これはブレイクサンドバッグにはない、とても大きなメリットだと思います。

さて。きっけー氏は「ボール状の物が先頭にある」もブレイクラックのメリットだと考えているようです。

（西尾プロのブログから画像を拝借）

ブレイクラックはこのようにボール状の物に向けて撞くことになります。ブレイクサンドバッグは面に向けて撞く。きっけー氏は「面に向けてだと厚みを見る練習にならないが、ボール状の物に向けて撞くのであれば良い練習になる」と考えているようです。きっけー氏以外にもそれをメリットとして掲げている人はいました。

が、私はその点は特にメリットだとは思っていません。厚みのことに関してはサンドバッグで不満はない。

恐らくなんですけども、私ときっけー氏とでブレイク時の厚みの見方が違うんだと思います。きっけー氏は先頭のボールの接点ででも厚みを見ているんでしょうかね？

私はといえば線で見ます。長い長い厚みのラインをイメージしてそのライン上に構える。その線の上に手球も先頭のボールもあるという形なので、あまり先頭のボールは見ていません。なので、練習器具にボール状の物がついている必要はないのです。

「ボール状の物がほしいか否か」って、きっけー氏から言われるまで、そのことについて考えたことがなかったんですけどね。

皆様はどっち派だろうか（そもそも、「ラック相手にしかブレイクは撞かない」って人が大多数でしょうけども）

２本目

Xで書いただけだったかブログでも書いたんだったか忘れましたが、ブレイクラックが欲しいとかなんとか以前に書きました。

欲しいなら買えば良いだけ。でも買ってません。なんで買ってないかって

この３つが理由です。

１本目の冒頭に販売サイトへのリンクを貼っておりますが、約500ドルです。高い。おいそれと手を出せる額ではない。

と言っても、絶対に出せないという額でもないので価値があれば買うのですけども、ネックの２つ目が「持ち運べない」です。

でかいし重い。球屋に行く度に持って行けるようなものではない。車移動なら別かもしれませんが、私は徒歩や電車だし。

親しい店に置いておくのも無理がありそうです。でかすぎて店が嫌がりそう。

さらに、置くことを許してもらえたらもらえたで、今度は「使うのが恥ずかしい」というネックが(；´∀｀)

間違いなく奇異の目に晒されるでしょう。周りの目を気にせず設置作業をし練習で使うのが、私のメンタル的に無理そう。

となると、使うシチュエーションとして現実的なのは「きっけー氏や某B級氏のプライベートビリヤードルームに置かせてもらう」です。これならば持ち運ぶ必要がないし、恥ずかしくもない。

しかし、これはこれで「頻繁には使えない」「彼らのところであればメンタルに余裕があるので、ラックを組んでのブレイク練習もさほど手間には感じない」といった感じですので、500ドルを出す気が起きない。

懐事情に余裕があって、ちょっとでも気になった物はすぐに買ってしまうキッケー氏ですら、ブレイクラックに500ドルを出すのは躊躇するらしい。

私となるとなおさらで、私的には「出して200ドルまで」って感じなんですよね(^_^;)

「こんなのがほしい！(2万くらいで)」

「ご希望にお答えして、できました！(10万円です！)」

「」

「どうして欲しいって言ってた人たち、買ってくれないの！？」

みたいなこと、よくあるよね。
— 鈴木さんちの鈴木？ (@billiblo) 2024年2月2日

他人事みたいに書いてますけど、このポストをした時にイメージしていたのは自分のブレイクラックに対する価値観でした(^o^;)