鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

ごーかい!

 

2008文字

 

1本目

 

「自分で自分の感情が説明できない」「自分の本音が分からない」という類のネタです。



私は、初級者がお高いキューを持つことに対してネガティブな意見は一切持っていないです。持っていないと思っています。持っていないはずです。

 

腕前が低い人が高いキューを持つことを馬鹿にするような人もいますけど、私はそんな気持ちは一切ない。一切ないはず。たぶん、、、

 

初級者が高いキューを持ってたら「やる気あるな」か「金持ってんな」としか思わないです。それ以外の気持ちはない。ないはず、、、、

 

なんでこんな自信なさげな書き方をしているかと言いますとですね。

 

ある日、こんな人を見かけました。

 

  • プレイ、ブレイク、ジャンプとフルセットでカーボン
  • キューケースも良い物
  • たぶんC級
  • マナーがクソ悪い

 

こういう人を見かけて「そんな良いキューを揃えるより先にやることがあんだろ!!」とか思ってしまったんです。

 

問題となってくるのは「マナーが悪すぎること」であって、道具はなんも関係ないじゃないですか。

 

もし相手が格安セットを使っているマナーの悪い初級者だったら、きっと「マナー悪すぎ!」としか思わなかったと思うんです。

 

また、カーボンフルセットのマナーの悪い上級者だったとしても「マナー悪すぎ」としか思わなかったと思うんです。

 

けどカーボンフルセットの初級者だと「そんな良いキューを揃えるより先にやることがあるだろ」と思ってしまった。

 

ってことは、自覚がないけれど、初級者が良いキューを使うことに対してなにか偏見を持っているのだろうか??

 

分からん。。。

 

単に、目についた特徴を槍玉にあげているだけなのかな?という気もします。

 

凄くマナーの悪い人がいた時に、相手の見た目の特徴に合わせて「このハゲ!」とか「このデブが!!」とか思ってしまうことはありますよね?(^.^;

 

別にハゲとかデブとかに偏見があるわけじゃなくても、パッと見て目に入ってきた特徴を槍玉にあげてしまうことはあるはず。

 

それと一緒なのかなぁ?と思ってみたんですけど、自分で自分の本音が分かりません。



2本目

  • スキーをしている姿を初めて撮影してもらって見た時、「イメージと全然違う!」と思った。
  • かなり腰を落としているつもりだったのに、ほぼ直立だった。
  • 完全にしゃがみこんでしまっているんじゃないかというくらいまで腰を落として、やっとまともなスキーフォーム。

 

こんな反省を高校生の頃にしました。「脳内イメージと実際との乖離」というものを人生で初めて経験した出来事だった気がします。

 

そういう経験をし、後年ブログネタにもしたはずです。「ビリヤードでも一緒だ」と。

 

比較的最近にも

 

  • 目立つのが嫌で、つい体の動きを小さく小さくしようという意識が働いてしまう。
  • 「これはさすがに大げさすぎるだろう」と感じるくらい極端に体を動かしたつもりで、やっと普通の動きになる。

 

こんな話を書いたような。

 

そうやって何度も同じような反省をしているのに、またしても同種の反省をしたというのが今回のネタでございます。



ブレイクをする際、テイクバックの時に重心が浮ついてしまう悪癖があったので、しゃがみ込むイメージを持ってみることにしたんです。

 

でまぁ、スキーの話と全く一緒で

 

  • 「ちょっと腰を落とす」というくらいのイメージだと、客観視するとほぼ全く動いていない。
  • 「これはさすがに恥ずかしいレベルでしゃがんでしまっている」というくらい極端に意識してみて、やっと「少し腰を落としている」くらいの見た目になる。

 

こんな事実に、自撮りをしてみて気づいたのです。

 

多少進歩してるなと思ったのは「自撮りをして確認してみよう」と思い立ったところです。

 

自撮りすることなく脳内だけで「これはOK」「これはNG」と処理してしまうことが多いのですが、今回は思いとどまって「自撮りをしてチェックしてみよう。客観視してみたらどうだか分からんぞ」と考えることができた。これは過去の反省が活きた。

 

で、自撮りしてみたら案の定「こんだけしゃがんだつもりで、やっと普通だ」と気づいた。正しいイメージをボツにせずに済みました。

 

多少進展してはいるけれど、どうにもこうにも性格が向かんなと改めて思った出来事でもありました。



学生時代のスキー仲間のA氏とS氏。

 

両者共に腕前は私と同じくらいだったんですが、性格がだいぶ違いました。

 

S氏は私と似たタイプ。「目立ちたくない」と考えるタイプで、スキーもアクション小さく、コンパクトに滑る。

 

一方のA氏は目立ちたがりや。スキーをやっててもとにかく大きく体を動かして、ダイナミックに滑りたがる。英語を喋る時も、思いっきりジャパニーズイングリッシュだけれども物怖じせずどんどん喋る。

 

やはりA氏みたいな人は伸びるわけですよ。そして今や社長です。S氏はA氏の下で働いている。

 

良い意味での性格の豪快さってのは大事だよなぁって思わされる日々です。直せるのだろうか。

 

A氏の口癖が「ごーかい!」だったなぁw