1本目
- ブレイクでの火傷が怖かったから
- プレイのシャフトが滑らなかったから
私が初心者の頃にグローブを使い始めた最初のキッカケがどちらだったかうろ覚えですが、たぶん後者だと思います。
初心者だった私はシャフトのニス落としという概念を持ち合わせておらず、周りの人たちが誰も教えてくれないもんだから、新品で買ったシャフトのニス落としをしないまま「シャフトが滑らない!」と思ってグローブをすることにしたのが最初だったんじゃないかな。
その後ニス落としを覚えましたが、それからも理由がなければグローブをし続けていたかもしれません。しかし、「グローブなんかしてたら良い球は撞けない」「グローブは初心者がするもの」と言われまくったもんですから、グローブを常用はしないことに。「ブレイクでの火傷対策」「夏場の湿気対策」としてポイントポイントでグローブを使うに留まりました。
ブレイクでの火傷も、ブリッジの組み方やキュー出しが改善されるとグローブをする必要がなくなりました。ブレイクでグローブをしていたのは、歴数ヶ月〜歴1年半の頃だったと思います。
「ブレイクの時だけグローブをするのは面倒」「憧れのハードブレイカー達は誰もグローブをしていない」という思いがあったんだと思います。グローブを外しました。
そうしてグローブを外し、歴1年半〜歴10年くらいまでは素手でブレイクをしていたのですが、歴10年頃から平撞きブレイクの練習を始めるように。
平撞きブレイクとなるとレールブレイクとはまた勝手が違い、火傷が怖いのでスムーサーを使いました。
平撞きブレイクに関しても、もしかしたら今はスムーサーがなくてもできるのかもしれませんが、試してみる気はないです。「スムーサーはキューにつけっぱなしにしておけばいいだけなので、面倒ではない」「平撞きブレイクでスムーサーを使っている人は多い」というのが理由でしょうかね。素手対応しようという気持ちがございません(ちょっとだけ素手で撞けた方が格好いいなという気持ちはあるのですがw 火傷への恐怖の方が上回る)
で、長年スムーサーでの平撞きブレイクばかりやっていたら、レールブレイクも素手では撞けなくなってしまったというのが近年の私です。
その原因考察も自分なりにはしているんですが、話が長くなりすぎるので省略。
この話は明日のネタへの前置きです。
2本目
腕前が離れた下級者の球であれば、「なにをしようとしたのか」が分かることが多いですよね。たとえミスしたとしても「こういうことをやろうとしたんだろうな」と分かるし、フロックでの出しが決まって当人は「狙い通りですよ」とお澄まし顔してても「フロックだろ」って分かるしw
そのように、何をやろうとしたのかが分かることも多いですが、分からないことも当然ある。上級者の球となるとなおのこと何をやろうとしたのかが分からないことが増えてくる。
また「何をやろうとしたのかは分かるけど、なぜそうしようとしたのかが分からない」ってこともありますよね。
たとえばちょっと前にTwitterで話題になっていましたけど、世界のトッププロが、フリーボールを貰ったのに空クッションから狙いに行ってファールをするという場面がありました。何をやろうとしたかに関しては「空クッションから入れに行った」だと分かるけれど、何故そんなことをしようとしたのかは分からない。色んな推測が出ていましたけど、真実は本人に聞いてみなけりゃ分かりません。
急にスマホゲームの話になりますが、スマホゲームをやっていると「なぜそんなことをしようとするのかが分からん」という遊び方をしている人をしょっちゅう見かけます。
最近気になっているのは、勝手に自分で自分に縛りをつけて、そのくせ求めている結果はガチっていう人。
ビリヤードで言えば「捻りは一切使いません。セーフティーも一切しません。その上でハウスで優勝を目指します」みたいな感じでしょうか。
遊びで縛りをつけるのは分かるけれど、縛った上でガチな結果を目指し、それでいて箸にも棒にもかからない結果しか出してない。意味が分からん。
意味が分からんって思ったのだけれど、よくよく考えると私も一緒だな、、、
そんな話も、明日に続きます。