鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

体力は資本

 

1本目

 

仕事をリタイアしてから、生きがいも話し相手もなく孤独を感じてしまう老人たちを見ておりますと、趣味の大切さというものを実感します。

 

その点、我々にはビリヤードがあります。「老後も安泰!!」と楽観視してますけど、実際はどうなんでしょうね。

 

この間ふと思ったのは「SNSってどうなんだろうな」ということでした。

 

今の老人たちにはSNSを使うという文化がない。対面ではなくても、ネットを通じて話し相手がいれば多少気が紛れそうな気がしますが、今の老人たちにはそれが出来ない。

 

我々の世代であれば、高齢になってもネットを通じて話し相手を見つけ、孤独になることはないんじゃ?

 

と安易に考えたんですけど、どうなんでしょうね。30年40年経った頃にはネット事情も今とはガラッと変わっていて、なんだかんだで使いこなせなくて時代に置いていかれて孤独を感じるのかなぁ。



2本目

 

私が最も頻繁にスキーに行っていたのは中高生時代。スキー仲間が何人もいたし、学校の入学試験時期が休みになっていたので安い時期の平日に旅行に行けたし学割も効いたしで、毎年スキーに行っていました。

 

最長、6泊7日行きましたね(高校からも募集をかける中高一貫校で、中学と高校別々に入試があって両方が休みになるため、入学試験休みが長い)しかもその間、朝から晩まで滑りっぱなし。今思えば、とてつもない体力であります。

 

先々月、コロナ禍に入って以降で初めてスキーへ行きました。3年ぶりです。

 

ただでさえ歳とって体力が落ちているのに加えて、コロナ禍での運動不足。1日も滑りきれないんじゃないかと心配していたのですが、3泊4日をなんとか滑り切れました。

 

ですがやはり、1日の滑走時間は短くなり、攻める滑りも出来なくなり。

 

100%の体力で滑れたのは初日だけ。そしてその初日はなんせ3年ぶりのスキーですので感覚を取り戻すのに懸命で。感覚を取り戻し始めた二日目以降には体に若干のガタが来ている。

 

完全に満足の行く滑りは一度も出来ませんでした。

 

リフトに乗りながら「昔みたいに『スキー最高!』って思うことが出来ないなぁ」と悲しんでいました。体力を使う趣味は、体力が衰えると楽しさが減じてしまいますね。

 

ビリヤードの方もやはり体の衰えを感じる場面はあるのですが、今のところはまだ「体力がないせいでビリヤードを楽しめない」とまでは思っていません。そこまでの影響は出ていない。

 

でも、いつかはそういう日が来るんでしょうね。真っ先に駄目になるのはやっぱりハードブレイクだろうな。いや、体力より先に目が駄目になるかな、、、

 

歳は取りたくないですねぇ。

 

抗えるところは頑張って抗おう。