10月のとある週、3日連続で球を撞きました。
1日目はブレイクを強く撞きにいきづらい店。理由がいくつかありますが、最大の理由は「床が硬い」ということです。
「ポロッと転げ落ちる」という程度のボール場外でも派手な音がするし、手球が跳ねる。なので、ちょっとでも場外をさせるイメージが湧いてしまうと強く撞きにいけなくなってしまう。
その日も強く撞きに行くことが出来ず、悶々としておりました。
「強く撞きに行けないなりにコントロールブレイクが出来ていた」というなら良いんですけどね。「気持ちは強く撞きに行きたいが、脳がリミッターをかけてしまう」という一番駄目時な状態に陥りました。
おかげで、メリットは「場外はしない」というだけの、強さもコントロールも最悪なブレイクを連発。
翌日、きっけー氏のプライベート台での球撞き。ここはちょっとやそっとの場外は気になりません。
おかげで、調子自体は前日と全く一緒なのに、ブレイクがよく当たりました。まさに「気持ちの問題」だけ。
気持ちよく振りに行った分だけ、前日よりもよっぽどよく当たっている。「強く撞いた方が当たりが良い」の典型例でした。
しかしそれでも1回だけ手球場外をしてしまいました。「昨日はこの1回の場外にチビって全弾不発になったんだよなぁ」と苦笑。メンタルが整わない。
さらにその次の日。今度は快活クラブ秋葉原店へ。
ビリヤードは満台、ダーツも大入りで人目を気にしなくてはいけない環境でしたが、それでも他店に比べたらだいぶハードブレイクがしやすい。途中までは快調にぶっ放していました。
が、終盤全く当たらなくなってしまった。原因がいくつかあります。
- 単純に体力と集中力が切れてきた
- 何度か手球場外をしてしまっていたので、「これ以上場外させると、近くのお客さんに怒られるかも」と考えてしまった
- 「見せつけやがって」と思われてしまうかも
2と3は恐らくはただの被害妄想なんですけどね。ただ、過去にキッカケがあってトラウマになっているからこその被害妄想でありまして、、、
本人は苦手だと思っているけど、下級者からしたら充分に上手く見えるショットってのはあって。
— 鈴木さんちの鈴木Ⓐ (@billiblo) 2022年11月9日
苦手だから練習しているのに、下級者から「上手さを見せつけようとしていてウザイ」と言われることがあって辛い。
そんな話でSA様と共感しあった。
ツイートでは「下級者」としておりますが、「ビリヤードの総合力では私より上だが、ハードブレイクの技術が私よりも下の人」も含みます。
これ、ほんとに過去に何度か経験があるんですよ。苦手だから練習してるってのに、「『俺のブレイクつえーだろ』って見せつけてるんでしょ?」と言われたことが何度かある。
本当にショックです。
私が「はいはい。あなたのコンプレックスを刺激しちゃってすみませんねーww」とでも思えるような性格だったら良いんですけど、めっちゃ気にしてしまっている。
快活で練習をしていた日も、途中までは誰がどう見ても当たっていないブレイクだったから「『下手くそだから練習しているんだな』と周りから思ってもらえるだろう」という気持ちでした。
途中から当たりだしました。かなり当たっていました。そうなると今度は「『それだけ当たってるんだから、もう練習しなくていいだろう』『見せつけたいの?』とか思われてるんじゃないか、、、」と気にしだしてしまいました。
調子が良い時こそ、しっかり反復練習をして体に覚えさせなきゃいけないじゃないですか。なのに、調子が良い時には「見せつけたいんだろ」の言葉を気にしてしまって反復練習を控えてしまう。
当たってない時はミスキューや手球場外にチビって思い切りが足らなくなる。当たっている時は「見せつけたいんだろ」の言葉が引っかかって思い切りが足らなくなる。
我が人生、メンタル面でがんじがらめです。
たしけて。