鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

体力無し男

 

先月、都内を走る某私鉄が架線トラブルか何かでストップしたんですけど、その際にテレビのインタビューを受けたタクシー待ちをしていた人が「家まで4kmあるので、さすがに歩けない」と言ったらしいんです。ネットが盛り上がってました。

 

「4km程度を歩けないって、これだから都会人は」という趣旨のコメントが多かったように思えます。

 

(「4kmというのは直線距離であり、実際にはもっと遠いのでは」とか「歩きづらい革靴だったのでは」などの擁護の声もありました。私はネットニュースで見ただけなので細かいことは全く分からない)

 

仮に歩きやすい格好で平坦な道を4kmを歩くとしたら。皆様それくらいは歩けますよね?

 

(普段歩いたりランニングしたりをしない人は、4kmと言われてもどれくらいのものなのかをイメージ出来ない説があるな)

 

私がちょっと気になったのは「これだから都会人は」という部分でした。

 

私はずっと東京にいるもんですから東京のことしか知らないんですけど、「田舎は車社会なので、全く歩かない」「都会人はよく歩く」という意見を良く耳にするんです。「これだから都会人は」の真逆の意見ですよね。

 

どっちが正しいんでしょうね?

 

田舎の程度にもよるのかなぁ。

 

あ、もしかしたらコメントしていたのが自動車免許を取れないような年齢の人だったのかもしれませんね。車社会なのに車を運転出来ないような若者だったら、確かに歩いたり自転車に乗ったりすることが多そう。



さて。I氏と撞いたもんだからI氏ネタが増量中でございますが、I氏は昔からどうにもこうにも体力のない男でした。

 

現役の大学生だった頃から、キューケースを持って横断歩道を小走りで渡っただけで肩で息をするほどの体力の無さ。「だってキューケースが重い!」とか言ってましたけど、私のキューケースの方が重いっつーの。

 

先日I氏と撞いた時、球を撞く前に球屋の隣駅でラーメンを食べたのですが、行列しているかと思いきやすんなり入れてしまったもんだから、食べ終わってもなお球屋の開店時間まで40分もあるという状態に。

 

電車に乗ったら移動に15分ほどしかかからないので、早く着いて時間を持て余してしまう。

 

都心においてのたった一駅。ラーメン屋から球屋まで1.8km。徒歩20分ちょっと。

 

私は歩くことを提案したんですが、I氏は「冗談でしょう!?」と言わんばかりの顔で断固拒否。絶対に嫌らしい。「そんなことしたら、球が撞けなくなる」との談。

 

皆様。「それは体力なさすぎ」って思いますでしょうか。それともI氏に共感する??

 

どちらの感覚が普通寄りなんだろうか。

 

(ちなみに、キッケー氏だったら100%タクシーを選択しますね、、、)

 

I氏の一番のツッコミどころは、体力が無いということを断固として認めたがらず、あろうことか「自分は運動が得意である!」と主張してくることです。

 

ツッコミたくてたまらなくなってしまうから、せめてその主張は引っ込めてくれw



球を撞くにもやはり体力は必要ですよね。

 

I氏とはまた別の人ですが

 

私「あれ?もう帰るんですか?」

某「今日はもう2時間も練習したんですよ!」

 

と、「2時間は超長時間練習である」と主張して帰っていった初級者が昔いました。

 

その人は1人練習は好きだし、ビリヤードに対しての熱量も結構高いので、ただただ単純に体力が無さすぎるもよう。

 

時間もお金も余裕があるのに、たった2時間を限度とした練習しか出来ないなんて勿体ないですよね。どうしても伸び悩んでしまいます。

 

また、体力の有無が如実に現れるのが試合でしょう。体力が無いと長時間の試合に耐えられない。

 

プロ選手は体力トレーニングをする人が多いと聞きますし、アマチュアも上の方の人たちは同じなんじゃないでしょうかね。

 

  1. 体力がある
  2. 普通
  3. 体力がない

 

一般アマであれば1にまではしなくてもいいかなという気はしますが、3はやはり問題だと思います。2にはしたい。「自分、体力がないので」と言い訳出来ることではない。「鍛えろ」と言われて終わりです。

 

それに球撞きだけの話ではなく、仕事をするにしても何をするにしても、体力は資本ですからねぇ。せめて「普通」というくらいには体を鍛えて置いたほうが良いと思うのですけども。