滅多に決勝を撞かないが、決勝まで行った時は9割で優勝する私なのですが、やらかしました。 pic.twitter.com/miFmxyJJrO
— 鈴木さんちの鈴木Ⓐ (@billiblo) 2022年10月23日
JPA繋がりの面々と毎年10月に開催している仲間内のトーナメント。今回が8回目で、去年と一昨年は中止だったので、2013年からの開催ということになるでしょうか。
一度も優勝したことがございません。優勝できていないどころか、毎度毎度鳴かず飛ばず。今回は久々に巡ってきたチャンスでしたが準優勝止まり。。。
勝ちきれなかったことが悔しくはあるのですが、一方で満足もしております。
過去7大会、ほんとに毎回毎回ロクな球が撞けませんでした。
散々に「絶好調!」と言っていた2019年も、この大会の時はてんで駄目。
あまりに毎回いい球が撞けないもんだから、例年ブログでもボヤキっぱなし。2019年には「10月が鬼門なのかもしれない」とかなんとか書いたような覚えがあります。生活リズムの問題で例年10月は他にやらなくてはならないことが多く、あまり球撞きに身が入っていない時期なので、あながち間違った考察でもないかもしれません。
今年は10月がどうこう以前に、年間通して全く撞きこんでいない。「大会前に、少しは練習しておかないとなー」と思うだけ思って、全く練習しない始末。
過去最低の準備不足で臨んだのに、何故か過去2番めくらいのマシな球が撞けるという謎。
今までが「100という実力があるのに60しか発揮できなかった」という状態だったとしたら、今回は「60という実力なのに本番で80が発揮できた」みたいな感じ。
なんで全然練習していないのに比較的まともな球が撞けたのかについて考察をしました。
まず1つは体調です。
ちょっと前に「球は全然撞けないけど、体調管理などは出来る」「球撞き以外の準備は万端にして臨んだらどうなるのか、試してみようかな」とかなんとか書いたんですけども、この大会にてそれを実行してみました。
日々の柔軟体操をしっかりする。食事に気をつける。規則正しくしっかり寝る、などなど。
これが功を奏したのかもしれません。体調は良く、頭もよく回っていた気がします。これは大事ですね。
2点目。ブレイクが良かったこと。
良かったと言っても「マスワリ配置を量産できた」とかではなく、「ブレイクでのファールが0だった」というだけなんですけどねw
種目は9ボール。近年ずっと言っている通り、9ボールのブレイクは一切練習していません。そのため、9ボールをやるとなった時にブレイクの結果が
- 練習していないから下手くそすぎる
- 練習していないからこそ、強く撞こうという意識が働かなかったことが功を奏した
この二択になるんですけど、今回は後者でした(笑)
9ボールのブレイクをしっかり練習していた時も、練習しているのはハードブレイクです。けっしてコントロールブレイクではない。なまじっか練習している時の方が「本番でもガンガンに強く撞いてやる!」という意識が働いて自滅すること多々。
今回は「全然練習してないんだから、強く撞けるわけがない」としか思えませんでしたので、淡々と「ソフトブレイクだと思われない程度の強さで撞ければいい」というくらいの気持ちで撞き、私にしては手球が安定。
ブレイクで一喜一憂する必要がないってのは色々楽ですな。
もう一点、今までに比べてマシな球が撞けた理由として大きいんじゃないかと思ったのが「サンビリへの苦手意識が薄まっていた」ということです。
会場は毎年サンビリ。JPAをやっていた頃に散々ボヤいていた通り、物凄く苦手なコンディションです。
JPAを辞めた後もサンビリで撞く機会は度々あり、苦手意識を植え付けられていく一方。いつも最初から負けた気分になってしまっていました。
そのサンビリに、ここ数年はほぼ全く行っていませんでした。おかげで、過去の嫌な思い出も時と共に薄れ、行っていないわけですので新規のトラウマを植え付けられることもなく、気負いが少なかった。これがかなり大きかったんじゃないかと思いました。
例年は、サンビリで撞くとなったら最初から気持ちが負けていました。「どうせロクな球は撞けん」と最初から思ってしまいがちだったし、なんとか気持ちを整えて「今日こそはちゃんと対応するぞ!」と思っても、サンビリ独特のミスを一度でもしようものなら「やっぱり駄目だ!」「サンビリはクソ!」とすぐに投げ出してしまう。
その点で今回は「難しいから、その分ちゃんと狙わないとね」という1番良い精神状態でした。
心の傷も時と共に癒えるとは言いますが、その好例だったような気がしますw
対応しなきゃ対応しなきゃと思えば思うほど悪循環にハマるというのはありがちですね。一度距離を取ってみるのが良策かもしれません(今回の場合は意図したわけではないが)