1本目
ある時、とあるプロと話していて盛り上がった「いるいるネタ」がありました。
ざっくり言えば、「俺相手なんだから、いちいちそんなことしなくていいよ」と言ってくる初対面の人、です。
たとえば、ボールのオープン・フローズンをコールした時に「いちいち確認しなくても、イチャモンなんかつけないよw」と言ってくるとか。
10ボールでコールをしたら「いちいちコールしなくていいよ」と言ってくるですとか。
2ファールの宣告をしたら「自己申告するから、一々言わなくていいよ」と言ってくるですとか。
いますよね。って言ってもあんまり共感してもらえなさそう。います。いるんですw
「あんたのことなんか知らんよ」としか言いようがないやつ。初対面なんだから、どういう人物なのかなんて知らん。
日頃、親しい人とばっかり撞いてて、なーなーなルールで球を撞いている人の中には、上記したような確認を相手からされると「自分はイチャモンをつけるような人間だと思われている」と感じて不快に思う人がいるみたいです。こっちとしては当たり前のことをやっているだけなのに不快に思われてしまう面倒臭さ。
そんな人達にまで気を使ってなんかいられませんよねぇ。一般的な感覚を身につけてから外に出てきてくださいとしか言いようがない。。。
これの人柄が良いバージョンもあります。「私はそんなことしないんで、気にしなくて大丈夫ですよ」などと言う人がいます。
どうやら本当にその人は良い人で、細かいことを一々気にしないようなのだけれど、やはり初対面です。初対面の人を完全に信用することなんて出来ません。大人の世界って汚いですから。
初対面の人からされる「自分はこういう人間なんで」「私のことは信用してくださって結構ですよ」アピールは困るだけなのです。
話を悪化させます。
事前の断りがあれば気にならないけど、断りもなくやられたらマナーが悪いと感じること、ありますよね。
たとえば相撞き中に隣の台で練習するとか。たとえば手番待ちの最中も椅子に座らず、相手の撞き方を間近で観察するとか。たとえば私のキューで試し撞きをするとかetc.
「断りがあっても嫌だ」と思う人もいるでしょうが、私は断りがあればOKです。
断りなくやられることがしばしばあります。そうなるとやはり「マナーが悪い」と感じてしまいます。
なぜ彼らがそういうマナー違反をしたのかを探りますといくつかのパターンがあることに気づくのですが、今回ネタにしたいのは「自分はマナーがいい人間なので、一々断らなくても受け入れてもらえる」と思い込んでいるパターン。
いるんですよ、そういう人。
「勝手に人のキューで試し撞きをする」の例で言えば、「自分はキューを傷つけるような使い方をする人間ではないので、1球2球程度なら勝手に使っても構わない」という思考回路。それを初対面の相手にやったりする。
された相手からしたら「いや、お前のことなんぞ知らんがな」としか言いようがないですし、知ってたとしてもやはり断りもなくやるのは駄目ですよね。二重に駄目。断りもなくやるような人は、いつか傷つける人って思っちゃいますしね。
「自分はこういう人間である。相手もそれを分かっていて当然」という思い込みは、私も皆様もしてしまうことはあると思います。ただやっぱりね。程度問題がありますよね。
程度が酷い人の「自分はこういう人間です」は、周りの誰も「そういう人間だ」とは思っていない確率が非常に高い。
2本目
2回連続で同じようなタイプの人に出会って笑ってしまったもんだからネタに。
2回目の時には「これ、あるあるネタとして動画にしたいわw」って思っていました。動画にしないと上手く伝わらなそう。
どういう人かと言うと「球屋に入った瞬間からダサい演技を始めている人」です。
見た目のガラがまず悪い。「あー。ダルいわー」と言わんばかりの気怠げな表情。動きは緩慢。アンニュイなヤンキー風。
タバコ休憩のフリをしつつ、店内にいるプレイヤーに必死に目を配り、どういったプレイヤーが店内にいるのかを探り自分の立ち位置を測ろうとする。体面を保つのに必死。
そんなプレイヤー。
伝わらんかな?w
自分の腕前に自信が無いから、考えうる最大の「格好いい人のフリ」「強そうな人のフリ」をする。球屋に入った瞬間から。
かつ、いい球が撞けなくても「ダルいから」という言い訳をする準備も万端に整っている。
そんな感じの人、いません?w
自分の腕前に自信があったり、腕前の低さを割り切って熱心に練習しているような人であれば、そんな演技をする必要はない。「腕前に自信がない」かつ「自分を大きく見せたい」という条件があってこその演技ですね。
「自分を大きく見せたい」と思う人は少なくないだろうし、私だってそういう気持ちはありますけど、今回ネタにしているような人達の取る方法に笑ってしまう。
アンニュイヤンキーって、中二病かよw
あんたら一体何歳なんだよって言いたくなるわけです(笑)
直近で見た人は50歳くらいだったぞ。