鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

目立ちたくない

 

1本目

 

しばしば申しておりますが、私は目立つのが嫌いです。

 

散々にブログやSNSをやっているから意外だと言われることが多いんですけど、目立ちたくないです。

 

ある程度の承認欲求はありますが、前にも書きました通りブログでしたら「閲覧数が100未満は寂しい」「けど、それ以上あるなら充分で多すぎるのは嫌だ」って思っています。

 

「多ければ多いほどいい!」「どんどん目立ちたい!」とは全く思わない。

 

そしてオフラインでとなると、なおさら全く目立ちたくないのであります。

 

 

ハードブレイクだって、別に目立ちたくてやっているわけじゃないです。

 

きっけー氏のYouTubeチャンネルに出演しないのも(1回だけ出ましたけど)目立ちたくないからです。表に出たくない。



もし人から注目されるのだとしたら「上手い」とか「フォームやストロークなどが好み」という方向で注目されたいです。それ以外の理由では注目されたくない。

 

「下手」とか「格好悪い」とかはもちろん嫌ですし、ネガティブな理由ではなかったとしても「上手い」「格好い』以外の理由では注目されたくない。「YouTubeで有名なあの人!」みたいな注目のされ方をしたくないのです。

 

そして「上手い」「格好いい」なんて思ってもらえるわけがない。そうなりますと、何も注目されたくないのであります。



いつからだったか既に忘れてしまいましたけど、ビッグサイズのマイ座布団を持ち歩いて使うようになった私。目立つらしいです。知り合いからツッコまれることが多々。

 

また先日などは面識のない方から話しかけられました。「そのザブトンが印象に残っていた」と。私という人間のことは記憶していなかったが、「珍妙なザブトンを使っている人」ということで記憶していたらしい。



めっちゃ恥ずかしい



「そういうところから繋がる人間関係!」と喜ぶ人もいるんでしょうけど、私は嫌。目立ちたくない。

 

こんなにも目立ちたくないのに、なんで私はハードブレイク好きなんでしょうね。性格と趣向が噛み合わない。

 

世界の片隅でこっそりブレイク練習していたい。。。。



2本目

 

「初級者の頃に上級者から間違ったアドバイスを受け、今も消えぬ悪癖が身についてしまった」という愚痴をしばしば綴っております。

 

それは事実でありますし、誰からどういったアドバイスを受けたのかも覚えており今もなお消えぬ恨みでありますが、「間違ったアドバイスをしてきた相手が悪いのだ」と言い訳をすることで一定の精神安定効果がありますw

 

もちろん大半は自分の責任ですけども、多少の責任転嫁は出来るわけです。

 

一方で、全てを自ら選択し、そのせいでつけてしまった悪癖なんぞはなんの言い訳も出来ません。すべてが自分の責任。痛恨の極みにございます。



自分の選択ミスでつけてしまった悪癖の1つに「抜くような撞き方」があります。

 

私は初心者の頃は腕前の割には強く撞くのが得意な方でした。ただ、強く撞くことは出来てもなんせ初心者ですので、スピードコントロールが出来ない。

 

ブレイクが強いのは良いんですが、プレイのショットで「何もかもが強すぎる」ってのは良いことではありませんよね。

 

そこでやるべきは「力加減を出来るようにする」とか「撞点のコントロールを覚える」とかなわけですけど、なんせ初心者の、かつ頭がぶっ飛んでいる私の考えることです。「当たり負けをさせて、キューの力が手球に伝わり切らないような撞き方をすればいい」だなんていう発想に至ってしまったわけであります(そう考えたというより、何も考えていないがゆえに体が勝手にそういう撞き方ををするようになってしまったってのが正しいですが)

 

普通は「キューの力をいかに効率的に手球に伝えるか」を考えますよね。私は真逆を行った。アホだから。

 

しかしながら、何事も慣れれば結構なんとかなってしまうものです。力を手球に伝えきらない抜くような撞き方でも普通に球は撞けてしまうのです。そうして反省をすることなくそのまんま撞き続け、癖になり、今に至る。

 

プレイに関してはですね。抜くような撞き方がネックになっているとは今でも感じていません。

 

それは私の向上心のなさゆえでしょうけども、「普通のA級」というレベルの球を撞く分には特に弱点にはならないと思います。

 

ネックになるのはやはりハードブレイクをしたい時。そりゃぁ「キューの力を手球に伝えない」なんていう撞き方がハードブレイクに向くわけが無いですからね。

 

「この癖になっている撞き方がハードブレイクをする上でネックになっているぞ」とある時気づきました。その時まで、そもそも「自分が抜くような撞き方をしている」という自覚がなかったです。あまりに癖になりすぎて。

 

気づいた後、まずは「なんとかブレイクの時だけ切り替えられないものだろうか?」と考え色々試したのですが無理でした。多少のことであればプレイはプレイ、ブレイクはブレイクで切り替える事ができますが、この件に関しては「多少のこと」ではないらしい。使い分けが出来ない。

 

となるとプレイとブレイクで同じにしないといけない。プレイでは特に困っていないのに、ブレイクのためにプレイの方も変えないといけない。これが中々にハードルが高い。

 

気づいたのがC級のときだったら何の迷いもなくブレイクに寄せたと思うんですけどね。A級になって結構経ってからです。ブレイクに比べたらプレイに対する興味なんてだいぶ薄いですけど、しかし当然0ではない。一応はA級として積み上げてきたものがある。「この改造をしたら、プレイが一気にぶっ壊れるぞ?」「『A級じゃないだろw』とバカにされる日々に戻りたくない」という思いが強く、心が決まらないまま何年も経過。

 

何がキッカケで心を決めたんだったか忘れましたが、思い切って舵を切り、キューの力をしっかり手球に伝えられるようなストロークを志し、ちょっとイメージが掴めてきたところでコロナ禍。数カ月間全く撞かず、振り出しに戻る。

 

球撞きを再開した後は「改造をしている途中だった」という事実自体が完全に頭から抜けていてw

 

いざ思い出してからも「どうやってたっけ?」となって。

 

やっと最近思い出してきて鋭意取り組んでます!

 

ってことが言いたかっただけ!!!!

 

上手く行けばブレイクだけじゃなくてプレイにもいい影響がありそうなんだけどな。そんなに上手くはいかんか。

 

地道にやろ。