鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

敬称略

 

「無意識な『俺偉い』を改めよう」という趣旨の3本立てです。

 

1本目

 

同じことを思っている人は多いと思うんですけど、某大手通販サイトで複数の物を注文すると、発送が複数回に分かれることが多いじゃないですか。「出来る限りまとめて発送」にチェックを入れても分かれること多々。

 

まとめて送ってくれって言ってんのに、「出来る限り早くお客様にお届けするために」とかなんとか、親切のフリをしたセリフとともに発送が分かれた旨を報せるメールが届いて「やめれ!」って思うことがしょっちゅう(笑)

 

私は日時指定することがほとんどなので、「出来る限り早くお届けするために」とか言われたって、届くタイミングは一緒なんですけどね。そっちの都合やんけ、、、っていう。

 

なぜまとめて送ってほしいかについては

 

  1. 何回も受け取るのが面倒くさい
  2. 配達員さんに何度も来てもらうのが申し訳ない

 

の2つを理由として考えておりました。

 

1に関しては、そう大した話じゃないです。これを大きな理由として挙げる人も少なくないと思いますが、私としては「1回の方が良いな」っていうくらいで、そんなに気にしてはいない。

 

理由として大きいのは2だと思っていました。非常に多忙だと聞きますから、何回も届けに来てもらうのが申し訳ないと感じる。それが最大の理由だと思っていました。

 

発送が分かれても、届けに来るのが別の運送会社なら良いんですよ。たまに、ヤマトと佐川と郵便局と、、、って、同時に頼んだものが全部別々の所から届くことがある。これは笑ってしまいますが、受け取る方としては気楽です。同じ人と顔を合わせることがないから。

 

同じ配達員がとなると、同じ日に複数回来てもらうのは申し訳ないし、連日というのも申し訳ない。1回で済ませたい。そんなわけで「配達員に申し訳ないから」と思っていました。

 

けども、「他人のことを思いやれる自分、偉い」的な思考があったなぁ、と今は反省しています。

 

複数回に分かれるより、1回で済んだ方が配達員は楽というのは事実でしょう。

 

一方で、1回で済ませるより複数回に分けた方が、会社や倉庫の方にいるスタッフからしたら楽なんでしょう。

 

配達員とは直接顔を合わせるから気を遣う。しかし、顔が見えない人達のことは何も気にしていない。

 

そんな自分に気づいて「直接顔を合わせる配達員に悪い印象を持たれたくないという、自分可愛さだな、、、」と思うようになりました。そして多分それが事実。

 

相手を気遣っているようでいて、単に「俺偉い」って思いたかっただけだなと。。。

 

 

2本目

 

ビリヤードYouTuberはおらず、Twitterも今のようには流行っていなかった頃(及び、TwitterYouTubeがそもそも存在しなかった頃)

 

私を含めた少数の奇特な人間だけがブログを綴っていたわけですが、それでもネタがカブることが多々ありました。

 

誰もが収益化を望んでいたわけではなく趣味でしたし、面識のある人ばかりでもあったので、ネタかぶりをお互いに気にすることなく「どうぞどうぞ」とやっていたものであります。

 

 

さて。今です。

 

YouTuberが増え、SNSで発信をする人も増えた今、ネタかぶりが深刻化しています(笑)

 

私は、私が先に書いた話をかぶせられることは、あんまり気にしません。

 

あくまでも「あんまり」であり、私の所からパクったことが明らかなネタをその人のオリジナルであるかのように書かれたら嫌ですし、同じカブりネタを何度も何度も見かけたりすると「それ、何回も書いてるわい、、、」って思っちゃったりもします。

 

ですが、私が書く内容にしても他の人が書く内容にしても唯一無二なんてもんじゃなくて、誰でも考えつくようなことですからね。カブって当たり前なので、基本的には気にしません。「同じようなこと考えてるな」と共感するだけです。

 

 

その一方で私、どうも「私が後になる」ことは気にしてしまいます。

 

自分のオリジナルであるかのようにパクることは絶対にしません。パクるんでしたら元ネタをリンクしたり「〇〇さんも言っていましたが」「TwitterのTLに流れてきたのですが」などと記述します。

 

しかし、ネタがカブっていることに気づかず載せてしまう可能性はいくらでもあるわけです。

 

何かを投稿しようとした時に「ん?もしかしてこのネタ、カブってるかな?」と思いとどまることがあります。

 

「誰かがどっかで言っているかもしれない」くらいだと確認のしようもないので、気にせずそのまんま載せてしまいます。

 

私が思いとどまる時ってのは「そういや、この話をあの人が動画にしたとかいう話を聞いたことがあったような。。。」とか思い当たる節がある時です。

 

でしたら、その人の動画を確認してネタがカブっているのかいないのかを確認すれば良いのですが、めんどくさいし時間がない。

 

結局カブってるかどうか分からんと思ったまま、ボツにしてしまうことが多いです。

 

 

なぜ自分がネタをカブせてしまうことを気にするかについてですが、これもまた「相手に不快な思いをさせるのが申し訳ないから」などと「俺偉い」理論を持ち出すことも出来るんですけどね。

 

実情は「『俺のネタをパクったな!』と事実無根なことを思われるのが不快」「第3者から『その話、〇〇さんがしてましたよw』などと指摘されるのが不快」という、結局は自分可愛さですね。。。

 

 

3本目

 

「ビリヤードプロには敬称をつけるべきである」というネタを過去に何度か書いたことがあります。

 

プロに限らず、有名アマチュアにしたって他の誰かにしたって、呼び捨てはいかんだろうと私は考えます。「ちゃん」とか「君」とかも好きじゃない、、、

 

で、過去(ブログにまだコメント欄があった頃)にそのネタを書いたら、「鈴木さんはプロが身近にいるからそう思うかもしれませんが、プロと縁遠い地域で球を撞いていると、プロが遠い存在。敬称をつける対象ではなくなる」といったようなコメントをもらいました。

 

1本目で書いたような話ですね。直接顔を合わせることがあるから、相手の心象を気にする。会うことがあるから「〇〇プロ」「××さん」などと敬称をつける。顔を合わせることがないんだったら、そんなことは気にせず呼び捨てにするのだと。

 

でも私は、会うこともないであろう選手でも、普通に敬称つけますよ。。。

 

また、こんなコメントももらいました。「ビリヤードプロはプロ野球選手や歌手などと同じだ。歌手に一々敬称をつけるのか?」と。

 

これに対してはアンサーネタを書いた覚えがあります。「つけます」と(笑)

 

私はほんとに「〇〇投手」とか「××選手」とか「歌手の△△さん」とか、何かしらつけます。呼び捨てにはしないです。

 

ですので、この件に関しては「直接会う機会があるかどうか」は関係ないですね。

 

 

他方で、直接顔を合わせる機会があるかどうか、身近かどうかが関係するのが外国人選手です。

 

ビリヤード選手に話を絞っても、赤狩山プロ、土方プロ、高橋さん、奥村さんなどなど、日本人選手には絶対敬称をつけるんですよ(「さん」と「プロ」がどう分かれるのかは自分でも分からんw)

 

けど外国人選手は、楊清順、レイズ、スーケーなどなど呼び捨てにしちゃう選手が多い一方で、ガレゴP、リニングさんなど、身近な選手は「さん」とか「プロ」「P」などをつける。ここには身近かどうかが関係しているなぁと。

 

なんででしょうね。身近じゃない外国人選手だからってリスペクトしていないわけじゃないんですけどね。

 

レイズなんてその最たるもんだと思うんですけど、レイズに敬称をつけている人って、、、、たまに見かけますけど少ないですよね。

 

結局のところは、自分基準での曖昧な話であり、他人にとやかく言えるようなもんじゃないなぁってことですね。。。

 

呼び捨てにするにしても、「親愛の証として」なのか、「尊敬の念に欠ける行動」なのか、人によって違うでしょうからね。

 

私が極力敬称をつけようとしているのも、結局は外面を気にしているってだけなのかなぁ??

 

少なくとも「敬称をつける私、偉いでしょ」みたいな態度はいかんなと思っています。

 

自分研究は一生続く。