1本目
身内にもマンションのご近所さんにも職場にもどこにでもいるんですけど、扉を閉める時に常に「バタンッ！！」と大きな音を立てて閉める人がいます。皆様の周りにもいるはず。
あぁいう人達って、なんであんなにうるさくするんだろ？っていつも疑問に思っています。
まず、自分が大きな物音を立てていることに気づいているのかいないのかが気になる。多分、音に鈍感で自分が大きな音を立てていることに気づいていない人もいるんだと思います。
他方で、もし大きな音を出している自覚があるのだとしたら。
- 大きな音を出すのが好き
- 「僕はここにいるよ！」っていうアピールがしたい
- 大きな音を出すのが好きなわけではないが、静かに閉める手間をかけるのが面倒くさい
- 大きな音を出すのが好きなわけではないが、自分では気にならないし、大きな音を気にする人がいるとは思っていない
どれに該当するんだろうか。
大きな音ってのは日常生活のあらゆる場面で聞こえてくるわけですが、他人が出した大きな音を迷惑だと思うかどうかって、何に由来する音なのか、出す必要性のある音なのかどうかが大きく関係してくると思います。
たとえば子供の遊び声であったり赤ちゃんの泣き声であったりは、耳では「大きな音である」と認識しても、心で「平和な音である」に変換されるわけじゃないですか。
お隣さんのリフォーム工事音や道路工事の音なんかも、騒音ではあるけれど「必要性のある音」「お互い様」と頭で理解する音ですよね。
けど、扉を閉める音なんかは、出す必要が無い音でありますからして、耳でも頭でも心でもうるさい音。情状酌量の余地が無いのであります。
ビリヤードにおいても同じでありまして、その音を出す必要性があるのか否かが「うるさい！」と思うかどうかに関係してくると思います。
リターンボックスやトレイからボールを放り投げる音ですとか、キュードンの音ですとかは「出す必要がない音」の典型例でしょう。
球屋の騒音問題として、一番見聞きすることが多いのが「一般客の喧騒」な気がします。
私は普段足を運ぶ店の関係か時間帯の関係か、「一般客がうるせーーー！！」と思うことが年に1回あるかどうかくらいなのであんまり気にしたことがないんですけど、店次第では本当にうるさいらしい。
適度に楽しんで声をあげているくらいなら良くても、「そんだけデカイ声を出す必要がない」「自分は人生のどの場面でも、そんな声は出したことがない」というレベルになってくると、やはり気になるのでしょうな。
実のところ、私が球屋の騒音問題で日ごろ一番気になるのがですね。「喋り声がバカでかい人」だったりします(;^ω^)
地声がデカすぎるとか、笑い声がデカすぎるとか、そういう声のボリューム調整を出来ない人が足を運ぶ店々に何名かいらっしゃいまして、球を撞いている時に集中の妨げになって本当に気になる。。。
2本目
タップ交換にまつわる話で私が何度かボヤいたことがあるのが
- ビリヤード台を置いている店は、必ずタップ交換のサービスがある
- タップ交換は店が無料でやって当たり前
という思い込みのある人たちについてです。
個人店でしたら誰かしらスタッフがタップ交換できると思いますけども、資本系の店にて「タップ交換お願いします」「え？出来ないの？」とか騒いでいる人がいたのには驚きました。
また、無料でやってくれて当たり前と考えていて、無料じゃないとなるとクレームをつけるような人達もチラホラいる。
タップ交換は、然るべきところで然るべき人に然るべき対価を払ってやってもらうべきでありましょう。
さて。私のタップ交換技術は「球歴1カ月でーす！」っていうレベルです。出来なくはないが、ほぼ出来ないに等しい。
あぁいう作業が好きではないし、自分で出来なきゃダメだというプライドも無いし、職人さんが各所にいるので自分でやる必要性もないし、自分でやると時間がかかるし、出来栄えも悪い。自分でやるメリットが一切ないので、対価を払って上手い人にやってもらうのが一番なのであります。98%自分ではやりません。
そのためタップ交換の知識というのもほぼ全く無いんですけども、タップを接着した後に、タップを下にしてシャフトを床に叩きつける作業。あれって必要不可欠なものなんでしょうか？
空気抜きだとか、接着具合を確かめるためだとか聞きましたけど、必要不可欠？他にやりようはない？
やっていない人もたくさん見かけますので、他にやり方あるんですよね？
ある時、その音に愚痴を言っている2人組を見かけました。どうやらその2人はタップ交換の際に出る音だという認識がないらしく、単純に騒音と思っていたらしい。キュードンされているのと同じ感覚なんでしょうね。
その2人が撞いている場所から少し離れた所でタップ交換をしている人がいて、シャフトを床にトーントーンと叩きつけている。その2人組はそれが何をやってるのか理解出来ず、ただ単純にうるさいと思ってイライラしていたもよう。
私はタップ交換の際にそういう作業をする人を他にも見ているので、なんのためにやっているのかは理解しておりました。だから「うるさいけれど、理解の出来る音」という認識。
一方で2人組にとっては単なる騒音だったのでしょう。「ひたすらキュードンを繰り返す人がいる」という認識だったのかもしれません。
その2人組を見ていたら「改めて考えると、あの音うるさいよなー」と私まで気になってきてしまいましたｗ
必要不可欠な作業ではなく他にやりようがあるなら避けてほしいし、もしも必要不可欠だというなら、時と場所を選んでやってほしいなという気はしますね。
