1本目
昨日の投稿の文字数が、意識したわけでもなく3333字だったものだから謎の多幸感を覚えている鈴木です。
はい。どうでもいいですね。昨日の続きです。
昨日は「なぜ11回マスワリを出せたか」という観点からの話でした。「11回なんて凄い!」って思う方もいらっしゃると思うので、ハードルを上げたくない私は「こんなに条件が良かったからこそなんですよ」とハードルを下げるために昨日のネタを書きましたw
今日は逆の「なぜ11回しか出せなかったか」についてです。「11回なんて大したことないな」と思う方もいると思うので、「こんなんだったから11回止まりだったんだ」という言い訳をします(笑)
繰り返し書いておりますが、調子が悪かったという悪条件は、今回のマスワリ数には特に関係してこなかったと思います。もし調子が良かったら、調子に乗って撞いてミスして、回数を減らしていたまである。
今回、私としては「20回はマスワリしなきゃいけなかった」と思ったんです。20回マスワリチャンスがあったのに11回しか出来ていない。9回が未遂に終わっている。
その9回の未遂のうち8回は内容を覚えているんです。
1.転がり過ぎるテーブルに合わせきれず出しミスをし、出しミスに滅入ったまま撞いてしまっての9番シュートミス
まぁありがちな話ですよね。。。「慣れたテーブルだったらなぁ」という無いものねだりと、「気持ちを切り替えてちゃんと9番を狙っていれば、、、」という後悔と。
2.気を抜いて、心を決め切らないまんま撞いてしまった
残り3球の場面で、出し方が2択あるのに、どっちにするか決めないまんま撞いてしまってカタカタシュートミス。別に2択のどちらでも良くて、どちらも難しくなく成功率が高い2択。本当にどっちでも良かった。
ちゃんと決めておけばどっちを選択しようとも成功させられていたはず。なのにどっちでも良かったから「どっちにしようかな」と思ったまんま撞いてしまってミス。アホ。
ちょうど「ちょっと球が入るようになってきたぞ」と調子が上向いてきたタイミングだったので、気を抜きましたね、、、、これもありがちなミスかと思います。
この1と2はありがちであり、紙一重のミスでもあります。「今の自分じゃ、ミスしても仕方がない」と思うようなミスではなく、「ちゃんと撞けば出来た」という後悔が残るやつ。ちゃんと出来ている時には難なくマスワリが出来るとも言えます。技量不足によるミスではなくイージーミスと言えるのではないでしょうか。
で、記憶にある残り6回のミスが酷くてですね、、、、
詳細は後日番外編として書かせていただきますが、いかにも私らしい「テーブルの外と戦っている」というやつだったのです。
店内にいる周りの人達のことを気にしてしまってのイージーミス。腕前の問題ではない。雑念であります。
テーブルの外と戦う癖がなければその6回は確実にマスワリ出来ました。断言できる。
これらのミスもまた「集中力」という意味での技量の内ではありますが、イージーミスで。ミスした瞬間に「アホか!」って思うやつ。
マスワリ未遂に終わった配置がどれもこれもイージーミスでありまして、「難しいショットを成功させられずにミス」ではない。ちゃんと撞いてりゃ8割9割の成功率がある球を外してしまった。
というわけで、完遂出来ただけでもマスワリ率2割。未遂もどれもこれも紙一重のイージーミスであったがゆえに、条件さえそろえば未遂分も加えて20回マスワリが出来た気がするという皮算用。
「俺は4割でマスワリが出来る男だぞ!」っていう話がしたいんじゃないんです。そんな話じゃなく。
50先を終えてマスワリについて振り返ってみた時に私の頭に真っ先に浮かんだのが「条件が整った時の上級者の皆様は、一体どんだけのマスワリ率を出すんだ??」ということでした。
私でさえ、条件が整えば4割が出せそうな感触だった。
それこそもし
- ポケットは甘めで、手球コントロールはしやすい
- ボールは新品で、ラックは完璧に立つ
- 体調は完璧
- 球の調子は絶好調
- 適度な緊張感
- 自分と相手しか店におらず、集中しやすい
こんな条件が揃えば、本当に行けそうな気がしてます。今の気分的にはねw
以前にきっけー氏の所で10ラック撞いて6回マスワリをするというマスワリ6割を出しましたが、あれは試行回数が少なすぎる。50くらい撞くとさすがに6割は出せないと思いますが、4割なら行ける気分になっています。
今回の50先を始めるまでは「2割は『出来たら良いな』っていう数値」「4割なんて、トップアマやプロの数値」だと思っていたわけですが、数値や条件のイメージを変える必要があるなと思わされています。
私の今回の2割というのは「そこそこ良い条件が揃った時」です。4割出せそうっていう皮算用は「かなりの好条件が揃った時」です。
トップアマやプロの方々が4割台を出している時は、どの程度の条件なんだろうか。「普通」とか「悪い」とかなんじゃないだろうか。
もし彼らが「そこそこ良い条件」「かなりの好条件」で撞いたら、何割出るんだ??
それこそ100%完璧な舞台が整ったら、8割以上出すんじゃない??
そんな気がしてならないのであります。
マスワリ率なんてのは、条件次第で大きく変化する。それこそ0から100っていうくらい。
普段見かけるトップアマやプロのマスワリ率なんてのは「条件が悪い時」のマスワリ率なんじゃない?
「試合では条件が整うことなんてのはなく、悪い条件の中でどれだけ結果を出すかが問われるのだ!」っていう話が出そうですね。それは正論でありますが、今言いたいのはそういう話じゃなくて。
普段見かける上級者のマスワリ率は「条件が悪い時」
普段ボンヤリと頭に浮かべている自分自身のマスワリ率は「条件が良い時」
条件が違うのに数値だけを単純比較するのは駄目じゃない?ってことが言いたい。
「平場で見るプロは化物」なんて話が良く出ますけど、マスワリ率にしても、試合中と平場とではやっぱり段違いでしょうからね。
今回のネタを書くにあたってマスワリ率について調べていたらB.D.さんの過去記事がヒットしたんですけど、8年前の球聖位挑戦者決定戦のマスワリ率が2割前後だったみたいなんです。
じゃぁ私も同レベル!!??
んなわけあるかっ!!
コンディションが違うし、なにせプレッシャーが段違い。
もし私があの場に立ったら、2%出せる、、、、か??たぶん0ですよ。
というわけで、やたらと長々書いてきましたけど、マスワリ率なんて条件次第で思いっきり変わるのだから
ってのが今回言いたいことです。
2本目
日頃ボウラードの点数に関して「大事なのはMAXではなくアベレージだ」ってな主張をしている私ですが、今回のマスワリ率案件について頭を巡らせている中で「MAXの方が信用度は高いのかもしれない」と思っております。
というのも、アベレージを数値化するのは困難。ありとあらゆる条件下での点数を把握している人なんていないんじゃないでしょうか?
先日書いた私のボウラードアベのように「条件が一定以上に揃った中でのアベレージ」を自分のアベレージだと思ってしまっている人も多いんじゃないでしょうかね?
一方でMAXであれば「その人にとっての最高の条件で撞いた時」という意味で、条件が揃いますからね。
MAXがその人の実力だとは思いませんが、人によりけりの条件の差が出ることなく、ポテンシャルを見比べるという意味では、MAXの方が比較はしやすいかも??
というわけで、上級者の方々のマスワリ率MAXが知りたい今日この頃。
分母が小さいとそれこそ本当に100%ってことになりそうなので、最高の条件で50ラック撞いてみた時のマスワリ率、でしょうか。
3本目
前からやろうと思いつつ面倒くさくてやっていないのが、「ブレイク後にフリーボールから始める9ボールでの取り切り率を見る」という練習です。練習というか研究。
「マスワリはブレイクが大事」と言われますよね。それは紛れもない事実だと思います。
しかし、1本目で書きましたように、この度の50先で20回チャンスがあったのに11回しかマスワリが出来ませんでした。9回、プレイでのミスをしている。この9回はブレイクの問題ではありません。ブレイクの結果は文句なしだったのに、プレイで凡ミスをしているのです。
その9回のミスを減らしていくことも大事なわけですから、「ブレイクが大事」とだけも言っていられないわけであります。
ブレイク後にフリーボールから始めると言うのは、言い換えれば「完璧にブレイクが決まった状態からスタートする」です。マスワリからブレイクの難易度を取り除いた状態。
フリーボールからの取り切りで何割くらい取り切れれば「マスワリはブレイクが大事」と言えますでしょうかね?何割に満たなければ「ブレイク'も'大事」「ブレイクに重点を置くより、まずはプレイの練習をすべし」という話になるでしょうかね。
そしてまた、私自身が何割くらいで取り切れるのか。それが気になりもする。
今回の50先で改めて「フリーボールからだったらどれくらい取り切れるんだろ?」というのが気になったので研究してみたくはあるのですが、やるのが面倒くさいなぁ。。。
「50マスはやってみないと駄目だ」とか思っているから面倒なのかな。とりあえずは10マスくらいで様子見してみるかな、、、
土日を挟んで、50先の話は月曜日に続きます。
土日は50先とは全く関係のない、普段通りの四方山話。