1本目
Cさんとの9ボール50先。
今までCさんとの相撞きでマスワリを記録したことはありませんでした。10ボール50先をやった時も記録していません(そもそも記録するほど出ませんでしたけど)
今回の9ボール50先ではCさんの要望でマスワリを出したら記録していくことに。そうなりますと私は俄然マスワリを意識してしまいます。記録に残るとなると、どうしても意識する。
で、50先を終えて最終的に私の総マスワリ数が11でした。ほぼ2割。
50先終了後にオカワリの5先を1回やったら、そこでもマスワリが1回。2割。
昨日の終わりでも書きましたように、この2割という数値をどう評価して良いのかが分かりません。
また、皆々様が2割を高いと見るか低いと見るか、「そんなのは条件次第だから、実際に内容を見てみないと分からない」と考えるかも分かりません。2割ってどうなん?どれくらいの感じ?皆様はどれくらい???
それが目下の疑問点であります。
かつ、ただの2割じゃなくて「今回の私の条件での2割って、どうなん?」です。そんなん現場を見てないんだから誰も分かりませんよねww
私は、他のプレイヤーがどれくらいのマスワリ率なのか、具体的な数値としては知りません。そして私自身のマスワリ率も、今回初めてまともに数値として意識しました(もっとずっと短いゲームでのマスワリ率を考えたことはありますけども、5先を数回やった程度だと分母が小さすぎますからね)
また、昨日書いたボウラードの点数と同様に、コンディションやシチュエーションが変わればマスワリ率も大きく変わるはずですが、大きく変わるという想像は出来るのだけれど、じゃぁ数値として具体的にどれくらい変わるの??となると、全く分からない。自分のも他人のも。
50先で11回のマスワリを出したという私の報告を受けて、私の球を見たことが無い方々も何かしら感想を持ったんじゃないかと思うんですけど、その感想って、どういう根拠に基づいたもの??皆様は自分や他人のマスワリ率を把握してるの???根拠のない漠然としたイメージ?
また「絶好調で、コンディションもベストだったので11回マスワリ出来ました!」ってのと「絶不調でコンディションもメッチャ苦手だったけど、なんとか11回はマスワリ出せました」ってんじゃ、全然イメージが違うじゃないですか。そういう点を加味している?
ふと気になってマスワリ率について調べてみたら、ビリヤードKKさんがA級の試合の決勝戦の動画を300ラック以上みてマスワリ率を見てみた記事がヒット。
条件次第で5%から50%まで振れ幅があるということに。うむ。そりゃそうですよね。。。
多くの試合が5先6先程度でしょうから、その程度の短さとなるとたとえSAやプロであっても1回もマスワリが出ないことはザラにあるでしょう。逆に100%になることだってあるはずです。
条件次第でマスワリ率なんて0から100まで変わるんだから、「マスワリ率△割って、どうなの?」という話になっても「現場を見なきゃ分からん」としか言いようが無いですわな。現場を見たって分からないと思う。
「なんもいえねぇ」ってことで、1つ結論が出てしまったww
何も言えないのに、マスワリ率の話でずっと続きます。
2本目
ほんと、どういうテンションで書いたらいいのか分からないので、「2割は凄いぞ」と仮定したパターンと「2割は大したことが無い」と仮定したパターンと、2通りの観点で書くことにしてみます。
まずは「2割は凄いぞ」バージョンから。
11回のマスワリが出せたのには
- 台間が広めで、あまり周りを気にしなくて済む
- ポケットが甘いので、入れにはあまり苦労しない
- 体調は万全
- プレッシャーは少ない
- ラックが立てやすく、トラブルが出来にくい
- ちょうどいいメンタル
こういった好条件が関係していたと思います。
体調は本当に万全でした。在宅勤務が増えまして、体調管理はしやすくなりましたw
50先の始めから終わりまで、体に違和感を覚えたことはなかったし、どうしようもないほどの集中切れを起こすこともありませんでした。
後日詳細を書きますが、物凄く集中力を要するような重苦しい球を撞いていたにもかかわらず集中力切れを起こさなかった。ひとえに体調のおかげかなと思います。
もし体調が悪く集中力もなかったら、マスワリ0回も平気であり得ると思います。
台間の広さもやはり理由として大きい。もし全方位囲まれるようなテーブルだったら、マスワリの数は半減したんじゃないかな。
今回も1か所だけ隣のテーブルとカブる位置があり、そのせいでしっかりマスワリミスした、、、って話は後日。
ポケットが甘い。これは非常に分かりやすいマスワリが出しやすい条件です。もし今回のテーブルがトーナメントエディション程度のポケットだったらマスワリ数は半減していただろうし、もっと渋かったら0も普通にあり得る、、、
そしてまた、昨日書きましたが、物凄く転がるテーブルだったってのも調子が悪かった自分には幸いしました。コロコロっと転がすだけの撞き方で組み立てをすることが出来た。
転がり過ぎたがゆえのミスもありましたが、そのせいでのマスワリミスは2回程度のもんだったと思います。逆にもし重ためのコンディションだったら、マスワリ0もあったはず。それくらい影響は大きかったかなと思います。
そしてプレッシャーなどのメンタル面なんですけど、これも非常に適度で良かったと思います。
メンタルが整っていた理由として推測されるのが
・体調
・フォーマット
・対戦相手
です。
やはり体調が良ければ精神面も整いますし。
50先というロングゲームだったことで「さすがに長く撞いていれば、どっかで多少は良い球が撞けるだろう」という思いがあって、気持ちが楽でした。
1~2時間程度の球撞きだと、その時間内でなんとか良い球を撞かなきゃいけないと焦ってしまいがち。焦って空回りして不貞腐れて言い訳するという、どうしようもない循環に(;'∀')
50先ともなれば、「終始ダメダメってことはないだろう」という気持ちの余裕がありました。
そして対戦相手。
Cさんには申し訳ないけれど、Bクラスということで「下手な球を撞いたら負けてしまう」というプレッシャーはなく。
また、Cさんの人柄的に、私が陥りがちな「相手からこんな風に思われたら嫌だな」という思考の渦にハマらずに済むのであります。
少し時間をかけたい時とか、実用的ではあるのだけれど見栄えがあまり良くないショットをしたい時なんかに、相手の人柄が悪かったり人柄が分からない相手だったりした場合には「『撞くのがおせぇ!』と思われるかもしれない」「『かっこわるw』って思われるかもしれない」「しかもそれを噂されるかもしれない」などなど、色々気にしてしまう私。
Cさんの場合はその心配が必要ないお人柄なので、結果だけを気にした球が撞ける。メンタル的に余裕が出来ます。
(相手の気持ちに余裕が生まれてしまうという意味で、「人柄が良い人は損」と言われる案件ですね)
このメンタルに関しても、整わなかったらマスワリ0も平気であり得る。
ラックが立てやすくトラブルが出来にくいってのも、そりゃぁ影響は大きいです。
「シートの上に置けば立つ」というほどの立ちやすさではなかったですが、ほんのちょっとだけ気を遣えばしっかり立ってくれる。ラックを立てる作業で精神力を消耗することがなく。
「ブレイクは悪くなかったし、ラックもしっかり組んだつもりなのだけれど、立てづらいがゆえに配置が難しくなってしまった」ということがほとんどない。配置が悪かったら99%ブレイクのせい(笑)
11回のマスワリの中で「よく今の配置を取り切れたな」っていうマスワリは2回程度だったと思います。残りの9回はブレイク後の配置を見た瞬間に「こりゃマスワリしなきゃ駄目だ」って思うような配置でした。
ブレイク後の配置が常に難しかったら、今回の私の調子ではマスワリは0にもなっていたでしょう。
ってことで、これらの好条件があったことで11回はマスワリが出来たと思っております。
話を反転させまして、「11回というマスワリは大したことが無い」という視点から「これだけの好条件が揃いながら、なぜ11回しか出せなかったか」について推測してみます。
それはまた明日。